パスワードを忘れた? アカウント作成
274011 story
アメリカ合衆国

11 月 24 日、透視されることを拒絶する日 35

ストーリー by reo
そもそも服を着なけりゃいいのよ 部門より

danceman 曰く、

航空機の搭乗前に「全身透視スキャナー」で検査されることに反発する米国の活動家らは、11 月 24 日を「(裸にされることを) 拒絶する日」としたとのこと (Wired.com の記事本家 /. 記事より) 。

活動の発起人 Brian Sodegren 氏は OptOutDay.com で、「この『拒絶する日』の目的、国会議員達に検査方法の変更を求める我々のメッセージを届けることである」と述べ、米運輸保安局 (TSA) による「透視技術で裸にされる」検査を断るように、そして同検査を断らせないために一層執拗になった「体を撫で回して行う身体検査」も同様に断るよう呼びかけている。

米国エアラインパイロット協会及び他のパイロット団体も、メンバーに全身透視スキャンを避けるように促しており、「体を撫で回して行う身体検査」も侮辱的であると抗議の声を上げている。また、乗客の前で「体を撫で回して行う身体検査」を受けることに気恥ずかしさを覚える場合は、個室に移動することを要求するよう助言し、また「体を撫で回して行う検査」に居心地の悪さを感じた場合は病欠もいとわないとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 12時40分 (#1859571)

    撫で回す人を選べれば・・・

  • 密室で撫で回し? (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年11月16日 11時41分 (#1859506)

    個室に移動することを要求する

    ごめん、そんなことをしたらあーんなことやこーんなこと(ry で、 もっとヤバイ感じがするんだけどエロビデオの見すぎですか、そうですか…

    TSA職員は「(乗客が嫌がるように)執拗に股の間を探る」などが元々ガイドライン化されてるわけですし。

    そもそも関連ストーリーに 米国、触診検査をより不快にすることで全身スキャンによる身体検査を奨励 [srad.jp]が 入っていないのは手抜きにもほどが…

  • 安全性と権利と (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年11月16日 11時48分 (#1859511)

    9.11事件で飛行機によるテロが乗客の生命のみならず、その他大勢の生命や財産を奪うことは疑いないことが証明されています。(念のため書いておくと、被害の度合いについてはテロがアルカイダ以外の犯行であろうが米国の陰謀であろうが関係ないです)
    そういう「危険なもの」を運用する以上、ある一定以上のセキュリティーが要求されるのは当然であって、それを拒むなら飛行機になど乗らない(パイロットなら操縦しない)ようにすればいいのです。

    「体を撫で回して行う身体検査」も侮辱的である

    といいますが、現実的に「透視する」「物理的に接触する」以外の方法で身体検査をすることは困難でしょう。

    個室に移動することを要求する

    のも、個室に移動すれば身体検査がなくなるわけではありませんし、航空会社等が負担するコストが上がるので、その分は航空運賃の値上げやパイロットの給与削減に繋がると思うのですが、それは許容できるんでしょうかね。

    結局のところ、コスト的に問題ない範囲での「体を撫で回し」たり「透視する」以外のセキュリティチェックの方法を提案できないのなら、「~の日」なんてつけて人権擁護活動をきどっても、ただのワガママにしかなっていないと思うのです。

    --
    少なくとも世の中の大多数は、飛行機に乗るときにボディチェックを受ける嫌悪感よりも、自分が乗った飛行機がハイジャックされたり、自分が居るビルに飛行機が突っ込んでくることのほうが嫌だと思うのですよ。

    • by Anonymous Coward

      米国メディアの関連ニュース記事では既に指摘されてますが、機内に爆発物を持ち込むには直腸あるいは膣腔に隠すだけでいいんです。

      スキャンも身体検査も役に立ちません。

      それについてはどう思います?

      • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 15時27分 (#1859720)

        既存の検査で迂回できる不正あるからといって、既存の検査を否定する根拠にはならないのでは。
        犯罪を犯しても捕まらない犯人が居るから警察は不要だ、という理屈は成り立ちませんよね?

        もちろん、もっと良い保安検査の方法があればそれを適用すべきですが。

        --
        犯罪を「完全に防ぐ」方法がないから、せめて犯罪を行う「ハードルをあげる」というのは、決して間違ったことじゃないと思うのです。

        親コメント
        • Re:安全性と権利と (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2010年11月16日 23時47分 (#1860019)

          裸にさせて直腸あるいは膣腔に内視鏡突っ込めばいいんじゃない。
          担当官一人専門でつければいいだけだからコストもそれ程かからないし、それを拒むなら飛行機になど乗らない(パイロットなら操縦しない)ようにすればいいのでは?
          現実的に「直腸あるいは膣腔を直接調べる」以外の方法で身体検査をすることは困難だし。
          コスト的に問題ない範囲での「直腸あるいは膣腔を調べる」以外のセキュリティチェックの方法を提案できないのなら、人権擁護活動をきどっても、ただのワガママにしかなっていないと思うのです。

          元コメの言い分はこれと同じだ、肌を触らせるのは許容できて裸にさせるのは許容できないってラインはどうやってつけられる?
          要は程度問題で程度の差は人によって違いがあるものだってことがいいたいのでは?

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          >犯罪を犯しても捕まらない犯人が居るから警察は不要だ、という理屈は成り立ちませんよね?

          今の話の場合、テロリストは100%爆弾を見つからないように隠すでしょうから、正しい例えは、「犯人をまったく捕まえられない警察は不要だ」ということになりますよ。つまり、不正は全て検査を迂回できるのです。

          • by Anonymous Coward

            結局そこなんですよ。テロリストはどんな手段を考えてでもアメリカを攻撃したいし、攻撃するんです。空港のセキュリティいくら強化したって抜け道考えてきますし、飛行機を狙うのがもうコスト的に見合わないとなれば違うターゲットを考えます。

            だから結局「誰もアメリカを攻撃したいと思わない」そんな世界から尊敬される国にしていくべきだと、その手の活動をする人たちは思っているはずです。
            # もし国を挙げて敵を作らないような政策をとっていくなら、その時のお手本はきっと日本になる。

          • by Anonymous Coward
            実際にテロ攻撃が行われた際に、現実的に可能な限りの予防対策をしてきましたが力及ばずでした、と言うアリバイ作りなんですよ。
            どうせ本気でテロ攻撃をやろうという相手には無力だからといってノーガードでいれば、激しく責任を追及されますからね。
    • by Anonymous Coward
      安全性とのトレードオフであることは恐らく皆が理解していることなのです。
      しかし、多くの人命を守るためという大義があるにもかかわらず、「侮辱的」だとか「不快」といった気分的な観点での反発が生まれています。
      論理的にその意義を問うわけでも否定するのでもなく、「もうこんなのヤだ!」という率直な気持ちとしての反発です。
      それは、テロ抑止や撲滅のための施策に対する不満や不信が根底にあるからではないでしょうか。

      確かに水際、瀬戸際で防ぐための手段としては、「透視する」「物理的に接触する」以外の方法で身体検査をすることは困難でしょう。
      しかし、政府のテロ対策が国民に見える形で成果を上げている中での水際対策と、何の成果もなく撤退に向かう軍事介入などの無策の中での水際対策とでは、国民の意識が違ってくるのもしょうがないと思います。視野狭窄と言われるかもしれませんが・・・・・

      国民社会の疲弊というのはこういう形で表面化してくるのでしょう。
      • by Anonymous Coward

        > 安全性とのトレードオフである

        「不信が」っていう話もあるけど、結局この手の対策を強化して
        テロをすべて防げるのかというとたぶん難しい。
        (気軽に犯罪を起こすようなチンピラはともかくとして)
        特に「本気でテロ」な方面は、現状規制を調べて、別なことをすればいいだけなので
        現状のルールを厳しくしていっても改善効果は限られると予想されるでしょう

        で今度の透視スキャナーにしたって「何を見つけるの?」というのは
        あまり明確ではないから、空港職員側も「不審っぽい何か」を当てもなく
        探しているわけですよね。
        一般人が携帯電話

    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward

      そうだ!もし体の中に埋め込む、X線等では検知できないテロが流行ったら
      その場で全員を解体するべきだ!
      規則に従え!わがままだ!

      もちろん、私は乗りませんけどね。

      #え?それなんて屠殺場?

  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 17時02分 (#1859785)

    搭乗口に番台を設置して解決!

    #手ぬぐいは別料金

    • by digoh (17917) on 2010年11月16日 18時34分 (#1859823) 日記

      マーダーライセンス牙方式ですね。
      いや手ぬぐいは無かったかと思いますが。

      「APECを横浜なんて面倒なトコじゃなくて絶海の孤島でやればいいのに」って話を最近されたのですが、
      なるほど。
      APEC専用ヌーディストビーチを作ってしまえばテロはしづらいですね。
      要人も通訳もSPも丸腰だ!

      #落下物に無防備なのは秘密だ

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        >APEC専用ヌーディストビーチを作ってしまえばテロはしづらいですね。

        テロは難しくなるかもしれないけど
        エロは(以下略

        ----
        上司「12インチ以上の物は持ち込み禁止だ、取り締まれ」
        部下「オバマ大統領らが入島できなくて困ってますが」

        #洋ピンの観過ぎ

  • > 「体を撫で回して行う身体検査」も侮辱的であると抗議の声を上げている

    むしろ公衆の見守る中身体を撫で回され、
    「いや〜ん。ばか〜ん」と艶めかしい声を大音量で響かせ、
    検査員を羞恥プレイに。と言うか検査員にセクハラ疑惑を。

    --
    TomOne
  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 11時56分 (#1859517)

    確か微弱なX線(詳細は機密らしい)なのでアルミコーティングとか蒸着の
    類の布で出来た下着とか上着とかで防げるものなのでは?

    • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 12時20分 (#1859535)
      蒸着…ギャバンの格好で飛行機乗ってみるか…
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      でもそれだと、「見えない」→「何か隠しているかもしれない」ってことで詳細な身体検査(それこそ撫で回されるような検査?)を受ける羽目になるような気がする。

    • by Anonymous Coward
      確実に行くなら鉛やタングステンのワイヤーで作られた
      生地でできた服とかで・・・

      (重さで動けるかどうかは別にして)
      • by Anonymous Coward

        スキャンの前に金属探知機でかかっちゃいます!

        • by Anonymous Coward

          アルミは金属探知機にひっかからないだろうと思ったら
          ひっかかるとの指摘多数。
          ポテチの袋も同様とのこと。

          ところがヘリウムガスの風船は引っかからないとのこと。

          薄すぎる(少なすぎる)と引っかからないということか?

      • by Anonymous Coward

        昔有ったフィルム保護袋の生地を使えば。

        でもアレも、「場所によっては『見えない』ってので透過するまで出力を上げられるから意味ない」って話が。
        #で、手荷物検査時は透明袋に入れて検査官に手渡しが一番良いと。

        • by Anonymous Coward
          最近はデジカメ主流だから既に過去の話になりつつありますが…

          #で、手荷物検査時は透明袋に入れて検査官に手渡しが一番良いと。

          結局「フィルムも大丈夫だ!」と言われて検査マシンに放り込まれてしまう 確率80%ってところじゃないですかねぇ。

  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 12時14分 (#1859528)
    正当な理由があって行われていることであっても、あえて、それに反発する活動家って、いるんですよね。マスコミに大きく取り上げられたり、関係ない人を巻き込んで迷惑をかけたりすることで、自己主張する人たちは、迷惑以外の何者でもない。話題にするだけ、活動たちを喜ばせるだけな様な気がする。
    • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 15時00分 (#1859704)

      いったいどこまであなたは奴隷なんですか?

      次に政府は飛行機に乗る前に全裸になって身体検査を受けろと言ってきますよ。
      そして次にはあなたの銀行口座を調べさせろと言ってくるでしょう。
      しまいにはテロリストでない証明のためにあなたの自宅内を監視するようになるかもしれません。

      それは政府に言わせればすべて「正当な理由」があって行うことです。

      国民個人の自由よりも公共の安全のほうが重視されるべきという政府のスタンスをそのまま受け入れるのはそういった事態を招来させかねません。
      あなたはあなたが個人の自由を享受できていることに対して、政府にいちいちたてついてその権利を守ってくれている彼らに感謝しなければなりませんよ。

      「一時的な安全のために根本的自由を放棄するものは安全にも自由にも値しない」トマス・ジェファーソン

      親コメント
    • この手の話は、結局は各人の感性・習慣・経験etc.で閾値(どこまで許せるか)が変わってくる話ですよね
      #実際、9.11以前は「ここまで必要ない」ってことだったんでしょうし

      ですから、閾値が世間一般のコンセンサスとは異なっていて「俺は違う」と主張するのは別にかまわないんじゃないんでしょうか。
      #それが認められるかどうかはまた別の話。

      そういう意味ではこういう主張をする人がいなくなる(すべての人が同じような閾値になる)ほうが怖いような気がします

  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 12時34分 (#1859561)

    クルーの組合が主導してるように読み取れる点が心配。
    客はともかく、国際線に乗るクルーは仕事なので最低数日に一回はこのスキャンを通過する必要があると。しょっちゅう通るとなれば同じ担当者に複数回当たることもあるわけですし。そしてこれをかなり負担だと感じていると組合が把握しているのでしょう。

    よその国では知りませんが、かつて日本では客室にしろ操縦にしろ飛行機に乗るのは花形職業だったようです。でも少なくともアメリカでこれからなり手がいなくなりそうな、そんな将来の不安があったりしますよ。

  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 14時38分 (#1859690)

    11/14は「いい透視」の日としよう

  • by Anonymous Coward on 2010年11月16日 14時39分 (#1859691)

    主張の内容はともかくとして、なんで11/24にしたんでしょう?
    なんかの語呂合わせ?
    #って米国に語呂合わせがあるのかどうか知らんが

    • by aspenleafjp (36074) on 2010年11月16日 15時37分 (#1859726)

      想像ですけど,Thanksgiving前日だからじゃないですか.
      アメリカ版「盆と正月」なので,多くの人が飛行機で移動する時期です.
      普段あまり飛行機に乗らない人も,こういうセキュリティチェックがあるんだ
      ということに気付く時期でもありますね.

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        そうみたいだけど、混乱によって迷惑を受けた旅客から反発を食らって逆効果じゃないかという指摘も英文記事にはあるね。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...