Facebookに「自分のアカウントの全データダウンロード」機能登場

あるAnonymous Coward 曰く、

Facebookは最近新たな機能群をロールアウトしたが、そのなかに「プロフィールダウンロード」機能が含まれているそうだ(本家/.記事)。 この機能を使えば、写真や投稿したメッセージ、動画、フレンドリストなど自身の Facebookの全情報をダウンロードできるとのこと。

説明動画によると「ダウンロード」メニューをクリックするとzipファイルが作られ、ダウンロード元のURLがメールで送られてくるという。このURLをクリックし、Facebookのパスワードを入力すれば zipファイルをローカルにダウンロードできるそうだ。

現在は段階的にロールアウトしているとのことで、全てのユーザにこの機能が提供されるのはもう少し先のようだ。

mixiにもこのような機能が登場しないだろうか。そうすれば気兼ねなく退会できるのだが……。

ダウンロードして、それから？

[Lafiell (6631)]

ダウンロードできるのは結構ですが、その後彼らが（元）ユーザーデータを消去する保障は無いのじゃ無いのかなあ。
#あとでFacebookの利用規約を見てみるか

などと考えながら本家を見に行くと、タレこみはこんな締めくくりでした。

Perhaps competitors like Diaspora [joindiaspora.com] would be interested in using this base information to germinate user seeds?"

ははぁ。別にFaceBookが意図したわけではなくても、SNSを乗り換える時に基本情報を再入力せずにすむ、という感じでしょうか。
ディアスポラ（離散）というと私にはユダヤ人のそれしか思い浮かばなかったのですが、単に「（情報を）分散する」という意味合いなんでしょうかね、この場合は。

で、そのDiasporaって何ぞ？

Facebookが全盛のアメリカで、「もっとプライバシーを大事にするSNS2件が必要だ！」とばかりに学生4人が立ち上がりました。そして作り始めたのが、Diasporaです。

Diasporaは、「プライバシーに配慮した、個人でコントロールできる、何でもできるオープンソースのソーシャルネットワーク」というコンセプトで作られています。そこでは、ユーザーは自分自身で決めたルールに基づいて情報共有ができます。全ユーザーが、暗号化され、カスタマイズ可能な「ノード」をDiasporaネットワーク上に持ち、個人情報はユーザーのコンピューターの中にとどまります。これは、Facebookなど多くのサービスでは個人情報をサーバー側に書き込むのとは対照的です。

ギズモード [gizmodo.jp]より。

なるほどねえ。自分自身の情報は自分で管理しろ（すべき）と。

Re:ダウンロードして、それから？

[Anonymous Coward]

データの消去は自分でやるんじゃない?
別に乗り換えの時だけやる作業じゃないでしょうし。
遊び半分でデータをダウンロードしたら消えてましたってのは怖いよ。

出て行くことをサポートする機能は良い

[Anonymous Coward]

出にくくするためにいろいろ仕掛けてくるようなサービスよりずっと好感を持てると思います。

だって嫌だと思ったらあっさり逃げられるんだもの。出にくくしてつなぎとめるより、逃げたくならないような魅力的なサービスを展開しますという意思表示にもとれるから。

出戻りの期待

[BIWYFI (11941)]

あと、出戻りユーザも期待出来ます。
きっちり運営を続けていれば、ポット出の新規サービスが「実は使えない」と判明したら、長期ユーザに戻ってくれる可能性がある訳です。
既にパイが飽和しているので、今後は「安定した長期サービス」が、一つのアピール点になります。

無事に運営を続けていられるかは、重要なポイントですが、クラウドを上手く使えば、過剰な設備投資無しで一時的に対応出来るようになったので、時代に合ってるかと。

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Re:

[Anonymous Coward]

退会するのに何度も何度も確認メッセージ表示したり
退会したあとも広告メールが送られ続けるあれですね。

どっかバグってると

[Anonymous Coward]

他人のデータが丸ごとzipでおｋ・・・