あるAnonymous Coward 曰く、

MozillaはAppleに対して、iOSユーザーの端末識別子として用意されているIDFA（Identification For Advertisers）を毎月ローテーションさせることを求めると発表した。IDFAは、広告での使用を目的としたIDで、ユーザーが任意でリセットしない限り、ID番号は永続的に変わらないものとなっている。今回、Mozillaがこの要求をした背景には、毎月IDを変更することにより、広告主が特定のiOSユーザーの個人情報を含むプロファイルを作成するのを防ぐことにある。

モバイル環境ではCookieの利用には問題があることから、iOS端末上ではIDFAがCookieの代わりに運用されているという。Mozilla FoundationのAshley Boyd氏は、ユーザーはIDFA識別子を無効にする機能の存在自体を知らないことが多い。Mozilla Foundationは4月15日、プライバシーを守るためIDFAを毎月、自動的に変更するよう求めたとしている（ZDNet、Slashdot）。

あるAnonymous Coward 曰く、

ウイルス対策会社のBitdefendeによると、中国国境付近でのみ流通していたマルウェア「Scranos」が、世界中に広まりつつあるという。Bitdefenderが4月16日に発表した報告によれば、Scranosはわずか数カ月前に出現したものだが、最初に発見された昨年11月以降、その感染数は急増しているという。Bitdefenderは、ビデオプレーヤーや電子書籍リーダーのような本物のアプリのようなふりをして、トロイの木馬化したマルウェアがダウンロードされ、拡散していることを発見したという。

BitdefenderとZDNetの記事によれば、Chromeなどのブラウザからクッキーを抽出し、ログイン認証情報を読み取る、Facebook、Amazon、Airbnbの各Webページからユーザーの支払いアカウントを盗み取る、Facebookアカウントから他のアカウントに友達リクエストを送信、Chromeを介してユーザーに広告やミュートされたYouTubeビデオをサイレント表示すると言った機能を持つものが存在するという（ZDNet、TechCrunch、Slashdot）。

maia 曰く、

4月16日、AppleとQualcomm間の特許紛争が全て和解した（アップルのプレスリリース）。合意にはAppleからQualcommへの支払いが含まれている。両社は2019年4月1日を発効日とする6年間の実施許諾合意に至り、2年間の延長オプションと複数年にわたるチップセット供給合意が含まれている。「5G」への移行に関して両社の和解は携帯産業全体から歓迎されている（マイナビニュース）。また同日、Intelは「5Gはクラウド化に向け新たな機会を創出することに期待している」としつつ、スマートフォン向け5Gモデムからの撤退（キャンセル）を発表した（PC Watch）。

あるAnonymous Coward 曰く、

https://www.ana.co.jp/be1/int/asr/
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP507907_X10C19A4000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43868020X10C19A4916M00/
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1180696.html
https://www.travelvoice.jp/20190417-129751

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あるAnonymous Coward 曰く、

世界の自動車評論家が優れた車を選ぶ「ワールド・カー・アワーズ」において、スズキの「ジムニー」が小型車向けの「ワールドアーバンカー」を受賞したという。 選出理由は「ジムニーはニューヨークのような混み合う都市の通りにぴったり」
http://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16333862/
https://srad.jp/story/18/06/21/0619207

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あるAnonymous Coward 曰く、

https://anond.hatelabo.jp/20190413114026
https://anond.hatelabo.jp/20190414151912
総評として、全称記号と任意記号の恣意的な混同によってデータを自分の都合のいいように改変して使用する、統計学ひいては学問を完全に馬鹿にした祝辞であったように思える。思想としてのフェミニズムであればこのような「過激な」スピーチにより注目を集めるのも一つの作戦なのだろうが、この人は「学問としてフェミニズムを修めている人間」として「これから学問を修める3000人の東京大学新入生」にスピーチしたわけで、その内容としては甚だ不適当だと言わざるを得ない。
はっきり言って、こんなものを褒めそやす人間は、たとえそれがどれだけメタ的な視点からの評価のつもりでも、科学の世界を脅かすありふれた権威主義の愚か者の集団に含まれる一人にすぎないと言えよう。

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あるAnonymous Coward 曰く、

https://www.xbox.com/en-us/xbox-one/consoles/xbox-one-s/all-digital-edition
https://www.4gamer.net/games/990/G999025/20190417002/
https://www.famitsu.com/news/201904/17174893.html
https://japanese.engadget.com/2019/04/17/xbox-one-s-2-6978-5-7/

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あるAnonymous Coward 曰く、

日経新聞の記事によれば、電極を含めほぼ全てを樹脂で形成する電池「全樹脂電池」が量産化されるそうだ。同電池は、容量密度を従来の2倍以上にできるのに加え、設備投資額を数十分の一に、材料コストは半減できるという。全樹脂電池は、一般的には金属を使う集電体にも高分子を適用するなど、その構造が既存の電池とは異なる。

基本的には、活物質の粉末を電解液に混ぜ込んだペースト状の材料を樹脂フィルムに塗って、そのフィルムを電池構成部材のセパレーターとともに重ねると電池になる。こうした構造上、工程が簡素で無駄な部材が不要なために低コスト化しやすいという。

当面の価格目標は1ワット時当たり15円。定置用蓄電池や電気自動車（EV）用2次電池の長期的な目標である1ワット時当たり10円も視野に入るとしている。また、安全性も高く、発火の原因となる短絡は、たとえくぎを打っても生じにくいとしている。

考案した慶応義塾大学特任教授の堀江英明氏と共同開発中の三洋化成工業は、低コストの大量生産技術を確立するための会社を設立。共同開発先の化学メーカーである三洋化成工業が子会社化し、同社自ら電池事業に取り組むとしている。

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あるAnonymous Coward 曰く、

フォルクスワーゲンの幹部は、中国のソフトウェア開発者を活用して、世界的な自律運転車アーキテクチャの設計を行うと発言した。世界各国の自動車メーカーは自律運転車の開発にしのぎを削っているが、必要なアルゴリズムを組むためのエンジニア獲得に悩まされている。そんな中フォルクスワーゲンは、中国にある五つの研究開発拠点に4,000人のエンジニアを抱えているという。しかも平均年齢は29歳と若い。

フォルクスワーゲン・チャイナの乗用車部門の最高責任者であるStephan Woellenstein氏は、「彼らは年間1500万から2000万行のコードを書き起こすでしょう」と述べた。中国はソフトウェアエンジニアの多さに加え、政府のコネクテッドカーや自律運転車のインフラ整備に対する意欲が強い。このことから、中国は自律運転車がいち早く受け入れられる市場の一つになるとしている。

そして、中国のサプライヤーはフォルクスワーゲングループが世界に展開する自律運転車のアーキテクチャ設計を手伝うことになるとろう、と語っている（Reuters、Slashdot）。

あるAnonymous Coward 曰く、

アメリカなどの研究グループが、死後4時間たったブタの脳に血液の代わりとなる液体を流し始めたところ、死後10時間の時点で海馬と呼ばれる部分など脳の一部で細胞が動き、酸素やぶどう糖を消費して神経の信号の伝達に関わる部分が働いていたのが観察されたという。とはいえ、意識や感覚など、脳の高度な機能は働いていないとのこと。

実験では32頭のブタの脳を集めた。研究グループは、血液の脈流を再現する特殊な装置と酸素を運ぶための合成血液、脳細胞の死を遅らせるための薬を含んだ特殊な液体を流したとしている。今回の実験で、死後も脳の一部が機能していたことで、何をもって死とするのか、その定義が変わることにつながる可能性もあるとしている（NHK、BBC、Slashdot）。

あるAnonymous Coward 曰く、

今月から「特定技能」の在留資格による外国人労働者の受け入れが開始されたことを受け、東京電力は福島第一原子力発電所での廃炉作業に、外国人労働者を受け入れる方針を明らかにした（NHK, 産経新聞, 朝日新聞）。

廃炉作業においては、建設業全体が人手不足であること、並びに一定の被曝線量を超えると作業が続けられないという事情から人材が不足しているとみられている。しかし、既存の技能実習生については、国際貢献という建前上、廃炉は母国で活用できる作業ではないとして法務省の許可が下りなかった。だが、新たに制定された「特定技能」の外国人労働者については、建設など14業種が許可されているため、これらの分野で日本人と区別なく就労可能だとして、今回の判断に至ったという。

ただし、東京電力側は「現状では廃炉作業にあたる人材が不足していると認識はしていないが、特定技能の外国人の雇用は、協力会社の判断だ」と説明しているという。一方で「（他の原発でも）特に差を設けることはない」とも述べており、今後再稼働を目指す柏崎刈羽原発などでも外国人労働者を受け入れていく考えを示している。

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