米連邦地裁判事、観客をだますような映画の予告編を虚偽の広告として訴えることが可能だと判断 82
虚偽 部門より
この訴訟は 2019 年の映画「イエスタデイ」について、予告編にのみ登場するアナ・デ・アルマスのファン 2 名が映画スタジオ Universal City Studios を訴えたものだ。デ・アルマスは予告編でジェームズ・コーデンのトークショーゲストとして主人公と共演し、(劇中では主人公だけが存在を知る) ビートルズの「サムシング」を歌う主人公に感激して抱きしめるシーンを演じている。しかし、脚本家によれば主人公の心が恋人から他の女性に揺れ動くことに対する観客の受けが悪く、残念ながらカットすることになったという。
一方、予告編を観た 2 人の原告はデ・アルマスの出演に期待し、それぞれ Amazon Prime で 3.99 ドルを支払って映画をレンタルしたが、映画を最後まで観てデ・アルマスが一切登場しないことを知る。そのため、予告編が虚偽の広告に当たるなどとしてクラスアクション訴訟を提起した。