FTCとクアルコムの独禁法違反判決、クアルコムが逆転勝訴へ 5
ストーリー by nagazou
とりあえず決着 部門より
とりあえず決着 部門より
米サンフランシスコ連邦控訴裁判所は8月11日、Qualcommが反競争行為を行っていたとして、米連邦取引委員会(FTC)が同社を訴えていた訴訟で、昨年5月の米カリフォルニア州地方裁判所が独占禁止法に違反したとする判決を覆した。これによりQualcommが逆転勝訴した(The NewYork Times、日経新聞、CNET)。
FTCはQualcommが求めるライセンス料を支払わないスマートフォンメーカーに対して、半導体を供給しないのは優越的地位の乱用だと主張していた。控訴裁は今回、ライセンス料を払わない企業に、チップを供給しないというQualcommの方針は、市場の競争を妨げるものではないと判断したという。今回、裁判官は「反競争的な行為は独占禁止法に違反するものだが、企業間における強い競争行為はそれに当たらない」と述べている。
なおFTCは最高裁に上訴するかどうかは検討中だとしている。
FTCはQualcommが求めるライセンス料を支払わないスマートフォンメーカーに対して、半導体を供給しないのは優越的地位の乱用だと主張していた。控訴裁は今回、ライセンス料を払わない企業に、チップを供給しないというQualcommの方針は、市場の競争を妨げるものではないと判断したという。今回、裁判官は「反競争的な行為は独占禁止法に違反するものだが、企業間における強い競争行為はそれに当たらない」と述べている。
なおFTCは最高裁に上訴するかどうかは検討中だとしている。
難しい、、、 (スコア:0)
素人には難しい。
ライセンス契約とチップともに買わないといけない?ライセンスだけの契約はできない?
CALを別に買えって言われた時みたいな驚き。
Re: (スコア:0)
自分も理解不十分なんで解説はできませんが、リンク先の日経記事とすらどの過去記事(コメント含む)読めば理解が進むと思います。
Re: (スコア:0)
本件の詳細はよく理解していませんが、日経の記事だと、下記をどう判断するかですよね。
>地裁は「ノーライセンス、ノーチップ(ライセンス料を払わなければ半導体も売らない)」というクアルコムの姿勢を問題視したが、控訴裁は市場の競争を妨げるものではないとの見解を示した。
恐らく、「ノーライセンス」の中身が問われるんだろうな。
(1)ライセンス料を支払う気がない ⇒ これはさすがにない?
(2)ライセンス料が折り合わないので交渉(数年~払う側が納得するまで長期戦う前提)する間、売ってもらえない。
(3)ライセンス料が折り合わないので交渉(短期見込みまたは、暫定で一部支払い)する間、売ってもらえない。
(3)については、先日のHuaweiでは、暫定合意額は払って使っていたみたいな話はあるので、(2)みたいなケースが取りざたされたのかな、という気が。
半導体の売り値を (スコア:0)
ライセンス料を含めた値段にしておけば、ややこしい問題も不払いも起きなかったろうに。
Re: (スコア:0)
「ライセンス料=関連特許の使用権への課金」をロハにして自社製チップを値上げしたら、
他社がライセンス不要な模倣品を作りまくって乗っ取られるだけだろうよ。
…確かに、ややこしい問題も不払いもなくなるけどな!
会社組織じゃなくてボランティア組織になってしまうという、
ちっともややこしくない問題に置き換わる。
#タレコミ記事に「特許」の言葉が抜けているのは親コメのようなミスリードを誘うためなのかね。