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2019年10月30日のYRO記事一覧(全2件)
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プライバシ

政府・知的財産戦略本部の有識者会議で導入された発言者の匿名化ルール、ひとまずは使われず 33

ストーリー by hylom
去年揉めたからにしか見えない 部門より

政府・知的財産戦略本部の有識者会議で、傍聴者に対し発言者の匿名化を求めるルールが導入された(朝日新聞)。

導入されたルールは、傍聴者(委員や取材者を含む)が会議の内容を発信する際に、発言者の所属や氏名を「特定しないよう求めることができる」というもの。また、傍聴者による会議内容の録音・録画も禁じるという。しかし、参加者の間でもこのルールに対する姿勢は異なり、28日に行われた会議では座長が匿名化を求めないことを決めている(朝日新聞の続報)。

知的財産戦略本部での議論に関しては、海賊版対策に関する会議に出席した委員の一部が出版業界や特定の出版社の利益を守るために発言を行ったのではないかとの批判も出ていた(2018年9月19日付けの山本一郎氏による指摘記事)。

14035103 story
アメリカ合衆国

任天堂に訴えられた違法ROM配信サイト、購入者によるアップロードは著作権侵害ではないと主張 18

ストーリー by hylom
さすがにこの主張は通らないでしょう 部門より

headless曰く、

違法ROM配信サイトとしてNintendo of America(NOA) に訴えられRomUniverse(ndsuniverse.com/romuniverse.com)の管理者Matthew Storman氏が10月21日、訴えに根拠がないとして棄却を請求する文書を米カリフォルニア中部地区連邦地裁に提出した(TorrentFreakの記事裁判所文書PDF)。

NOAはRomUniverseが「任天堂ビデオゲーム海賊版のハブ」になっていると主張し、著作権侵害1件当たり15万ドル、商標権侵害1件当たり最大200万ドルの損害賠償や、侵害行為に対する差止命令を求めている。

文書は弁護士を通さずにStorman氏の名前で提出されたものだ。Storman氏の主な主張は、RomUniverseが米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)のセーフハーバー条項で保護されるサービスプロバイダーであること、著作物の複製がエンドユーザーに販売された時点で頒布権や商標権が消尽していること、の2点。まず、DMCAセーフハーバー条項により、ユーザーが著作権侵害コンテンツをアップロードしても、RomUniverseが権利者の要請に従って削除すれば金銭的な賠償責任を負うことはない。実際にこれまで任天堂からの削除要請があれば削除を行っているとのこと。次に、複製物に対する任天堂側の権利の消尽により、購入者がそれを自由に処分できることから、RomUniverseへのアップロードは著作権侵害にあたらないと主張する。また、任天堂側がDMCAに従った適切な手続きを取っていないとも主張している。

ただし、RomUniverseのユーザーは購入した複製物をさらに複製しなければアップロードできないことや、アップロードした複製は購入本数よりも多くのユーザーがダウンロードする可能性もあることから、権利の消尽は認められない可能性が高い。中古音楽ファイルの売買サービスを提供するReDigiをCapitol Recordsが訴えた過去の裁判では、ファイルを移動する行為が複製にあたり、頒布権の消尽は認められないとの判断が示されている。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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