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2018年12月18日のYRO記事一覧(全2件)
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オーストラリア

オーストラリアで「反暗号化法」が成立 72

ストーリー by hylom
何が起こるのか 部門より

オーストラリアで、法執行機関が暗号化されている通信を傍受することを可能にする法案が可決した(COMPUTERWORLDASCII.jpMIT Technology RebiewGIGAZINEZDNet。)。

この法案は、当局が企業に対しユーザー情報などの引き渡しを求めることができるもので、具体的には次の3つの命令/要求を出すことができるようになった。

  • Technical Assistance Notices(TAN):コミュニケーションプロバイダが所有している暗号傍受のための情報や技術を当局に提供することを求める命令
  • Technical Capability Notices(TCN):コミュニケーションプロバイダがその傍受手段を所有していない暗号通信について、その傍受を行う手段を構築するために必要な情報や技術の提出を求める命令
  • Technical Assistance Requests(TAR):コミュニケーションプロバイダに対し暗号通信の傍受に必要な技術の提供を自発的に求める要求

TAN/TCNはコミュニケーションプロバイダに対し対応を強制できる「命令」で、TARは「自発的に求める要求」で対応しなくとも罰則はないがTAN/TCNよりも広範囲な要求が行えるという。

これに対し批判の声は多数出ていたものの、最終的に法案は可決する事態となった。

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パテント

あのLyeeがウイルス無力化方法として復活 36

ストーリー by hylom
謎技術 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2001年に『革命的ソフトウェア開発手法』などと話題になった「Lyee」が、ひっそりと復活しているようだ(IT疑似科学? “Lyee”の現在(前編)IT疑似科学? “Lyee”の現在(後編)

「コーディング不要でかつウイルス無力化機能を内包するプログラム自動生成ツールの試作開発」として、昨年中小企業庁から500万円の補助金が支出されていた。一部は「ウィルス侵入検知及び無力化方法」の特許使用料に支出されており、2015年に「ウィルス侵入検知及び無力化方法」というLyee関連の特許が新たに認められたことが背景にあるようだ。

Lyeeと言えば、かつてあまりのトンデモぶりで話題となり、そして、事業化を試みたカテナは一度も利益を出せずに撤退した。今回の「ウィルス侵入検知及び無力化方法」のトンデモぶりも、特許情報を見て頂ければ説明不要だろう。

どうやってウイルスを無力化するかというと、同じデータを二重に持っておき、比較して一致しなければウイルスに侵入されたと判断するようである。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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