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DRM

アメリカで農業用トラクターにカスタムファームウェアをインストールするのが流行 30

ストーリー by hylom
修理・改造する権利を制限するとこうなる 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米国で農業用トラクターのハッキングが流行しているそうだ(MOTHERBOARDPopularMechanicsギズモード・ジャパンWIREDSlashdot)。

米大手農業機械メーカーディア・アンド・カンパニー(ブランド名:ジョン・ディア)では、昨年の10月に制限的なライセンス協定を設定することにより、純正サポート以外のほぼすべての修理や修正を禁止した。このライセンス協定はキーを回すか、専用ソフトウェアを起動した時点で適用される模様。その結果、農家は自分でできそうな調整レベルの修理でさえできなくなったという。

純正サポートを受けるにも、メーカー拠点が遠い場所にあることがあり、また技術費用も高いことも問題になっている。この結果、ウクライナなど東ヨーロッパ諸国でクラックされたジョン・ディア用の海賊版ファームウェアが出回るようになったという。このファームウェアは三つのプログラムから構成されており、エンジンからキャブレターまでいろいろな部分をカスタマイズできるとしている。海賊版ファームウェアは招待制のフォーラムで販売されている模様。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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