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ハルク・ホーガン対Gawker Mediaの訴訟、和解に達する 15

ストーリー by headless
場外 部門より
ハルク・ホーガン対Gawker Mediaの訴訟が和解に達したそうだ(ニック・デントン氏のブログ記事The Vergeの記事The Registerの記事)。

この訴訟はハルク・ホーガンことテリー・ボレア氏のセックステープをめぐる報道についてボレア氏がGawker Mediaや編集者、ジャーナリストを訴えていたもの。一審のフロリダ州中部地区連邦地裁ではボレア氏の主張を認め、Gawker側に合計1億4千万ドルの賠償を命じた。Gawker Mediaは6月に破産を申請しており、控訴に必要な資金をまなかうため、GizmodoやKotakuなど7サイトを含む資産を米Univisionに売却している。

和解内容はGawker側がボレア氏に3,100万ドルを支払い、該当記事を削除するというものだ。Gawker Media創立者で元CEOのニック・デントン氏は訴訟の継続をあきらめた理由として、ピーター・シール氏が原告を資金援助する訴訟は費用が掛かりすぎ、あまりにも多くの人を傷つけるうえ、まったく先が見えないことを挙げている。また、ボレア氏と同じ弁護士事務所が原告側代理人を務め、Gawker Mediaを訴えている2件の訴訟も和解に達している。和解により、訴訟のターゲットとなった編集者やジャーナリストも再び自由な報道活動ができるようになるとのことだ。
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  • これまでの経緯 (スコア:5, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2016年11月06日 15時26分 (#3109546)

    ストーリーだけ読んでも何の話だかぼんやりとしかわからないのはどうなんでしょ。
    (関連リンクとそのリンク先を丁寧に読んでいけばわからないでもないけど)

    この件については ITmedia の『大物IT起業家がハルク・ホーガンを利用してメディアを潰しにかかったワケ [itmedia.co.jp]』がよくまとまっていてわかりやすいです。
    ぶっちゃけ登場人物の誰ひとりとして共感できる人間が出てこないひどい話なんですが、
    裁判に死ぬほど金がかかることを利用して気に食わない相手をつぶせてしまう米国の制度はちょっとどうかと。

    • by Anonymous Coward on 2016年11月06日 17時32分 (#3109581)

      こういうケースで、問題のディテールを恣意的なやり方でそぎ落として、さも一般化したかのように表現し
      (「金持ちが私怨で言論の自由をつぶす」など)、その俺ルールで一般化された命題に対して
      「良くない。だから本件も良くない」という論理で語る人が出てくるが、それもどうかと思う。

      この件でゴーカーは賠償命令が下りた金額分の「それだけの悪さ」をやっていると裁判によって法の下公平に裁かれている。
      どれだけ金を積んだところで、無理がある論理は裁判では通るまいし、不当に高い賠償金も課せられないだろう。
      裁判では言論の自由を圧迫することになるのかどうかは当然議論されただろう。そのうえで判決が下された。

      「金で自由をつぶす」というのとは違うと思うが。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ゴシップは金になるからそういったメディアは記事を掲載してるわけで、
      金持ちが裁判を支援したところで永遠のモグラ叩きになるんじゃ無いのかねえ。
      やりすぎたメディアが潰されるのも一つの浄化現象の感じあるし。

    • by Anonymous Coward

      確かに制度には問題ありますが
      全く同じことがメディアvs個人についても言えるんで
      好きなだけなぐり合ってっ感じ。
      言論の自由とか報道の自由
      (都合のいい事だけ選んで都合の悪い事は報道しない自由)
      を謳ってやりたい放題だからいい気味。

    • by Anonymous Coward

      これで金持ちがメディアを潰しにかかったって、どういう理屈なんだ?
      金持ちじゃなければ、メディアに対して泣き寝入りしておけとでも言うんだろうか。

      • by Anonymous Coward

        金持ちでなければ弁護費用を払えないので泣き寝入りするしかない。

        • by Anonymous Coward

          金持ちも貧乏人と同じように泣き寝入りするべきだ、それが有名税ってもんだってことですね。

    • by Anonymous Coward

      > ぶっちゃけ登場人物の誰ひとりとして共感できる人間が出てこないひどい話なんですが、

        ITmediaの記事を読んだが、ジェフ・ベゾスが株を上げる内容になっていたのに驚いた。

  • by Anonymous Coward on 2016年11月06日 15時57分 (#3109551)

    そんな誤読するわけもなく。
    # まだガウォーク(Gerwalk)のほうが近…くないですすみません

  • by Anonymous Coward on 2016年11月06日 15時09分 (#3109539)

    負けた側が控訴(上告?)しなかったので敗訴しているのでは?
    よくある *実質的な〜* とかではなく、紛れもない勝訴(敗訴)な気がする。

    法廷での決着でどういう表現が適切なのか詳しい人教えて!

    • by Anonymous Coward on 2016年11月06日 17時23分 (#3109579)

      一審で敗訴したが控訴前に和解した、というのが正確な表現。敗訴もしてるし、和解もしてる。和解した、というのが最新のニュースなので、見出しとしては「和解に達した」という表現で問題ない。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        なるほど、てっきり和解or勝訴(敗訴)みたいな、
        両立しないものだと思ってました。

        ここまでボロクソに負けて、
        一審の判決で決着する場合でも
        和解と言うソフトな表現を
        取れるケースがあるんですね。

        勉強になりました。

        #3109567の方もコメント
        ありがとうございました。

        • by Anonymous Coward

          いや『一審の判決では』決着していませんがな。
          決着していたら指定された賠償金を支払わなければいけない。

    • by Anonymous Coward

      民事で最後まで行かないのは和解したからでしょう。裁判所が控訴を認めないとなると話が変わってくるが。
      和解には双方の歩み寄りが必要。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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