Kickass Torrentsの所有者とみられる人物がポーランドで逮捕、サイトはダウン 7
逮捕 部門より
米司法省は20日、Kickass Torrents(KAT)の所有者とされる「tirm」ことウクライナ出身のArtem Vaulin氏を著作権侵害など4件の容疑で刑事告発(PDF)し、関連するドメインの差し押さえを行ったと発表した(プレスリリース[1]、 [2]、 TorrentFreakの記事[1]、 [2]、 TechCrunch Japanの記事)。
KATは月間のユニークビジターが5,000万人を超える世界最大級のBitTorrentトラッカーサイト。告発容疑は著作権侵害の共謀1件、資金洗浄の共謀1件、著作権侵害2件となっている。シカゴの連邦地裁では、KATに関連するドメイン7件のほか、銀行口座1件の差し押さえを命じている。
Vaulin氏は同日、ポーランドの当局により逮捕されており、米政府は身柄の引き渡しを求める予定だ。身柄引き渡しが実現すれば、米国で逮捕・起訴され、裁判が行われることになる。
KATは世界各地にサーバーを置き、ドメイン差し押さえや民事訴訟などを理由としてドメインを繰り返し移転してきた。告発状を書いた米国土安全保障省の特別捜査官は2010年から捜査を進めており、Vaulin氏のApple IDでiTunesにアクセスしたのと同じIPアドレスからKATのFacebookアカウントにログインしたことがAppleの情報開示により確認されている。また、KATの銀行口座に関する情報は、広告主を装って潜入捜査を行った米内国歳入庁(IRS)の特別捜査官が取得したものだという。
なお、KATのメインサイト「kat.cr」やステータスページ「kastatus.com」はアクセスできない状態になっているが、以前のメインサイトだった「kickasstorrents.com」や「kickass.to」などでは差し押さえられた旨が表示される。また、KATのミラー/プロキシサイトが次々に出現し、中には新たな移転先であるかのようにミスリードするサイトもあるようだ。ただし、多くはキャッシュをコピーしただけのものであり、本物のユーザーデータベースのバックアップを保持しているサイトが見つかる可能性よりも、パスワードを盗まれる可能性が高いとしてTorrentFreakが注意喚起している。
思ったより捜査が地道というか地味なのね (スコア:1)
いやまあむしろ当たり前なんだけど,地味というか,普通に正統派な捜査によって犯人特定に至ったわけね.
もうちょっと IT 時代の飛び道具的な派手な方法論が有るのかなとか思ってたんだけど,う~ん.
# 2010年から捜査しているとは,捜査側の根気もなかなか大したもんだなあ.
Re: (スコア:0)
ここに来る人達は割れずにコンテンツにお金払いましょう派が主流のイメージ
割れるやつでもどうせ日本のアニメとかマンガが目当てだろうし、そうなるとKATとかTPBにはあまり縁がないわな
Re: (スコア:0)
となると、NTが閉鎖した日にゃ阿鼻叫喚か
Re: (スコア:0)
日本中で「ニャァアー」という断末魔の叫びが
Re: (スコア:0)
箱のふたを開けて生死を確定しちゃったんですか?
Re: (スコア:0)
ここに来る人達は割れずにコンテンツにお金払いましょう派が主流のイメージ
割れの語源はwarez(wares)で転じてワレズ→割れずなので、割れずと書かれてしまうと違法コピーにお金を払うと書いているみたいで違和感大。