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著作権

猿が撮影した写真の著作権をめぐり写真家がWikimedia財団を提訴 136

ストーリー by hylom
リモート操作で自分でシャッターを切れるようにすればよかったのに 部門より
take-ash 曰く、

以前、野生動植物写真家David Slater氏が「猿が撮影した写真の著作権は自分にある」として写真を掲載したニュースサイトに削除を求めるという話題があったが(猿が撮影した写真、著作権は誰に?)、このSlater氏がWikimedia Commonsからの写真削除をWikimedia財団に求めたところ、財団側はカメラのシャッターを押したのはスレーター氏本人ではなく、1匹のクロザルであり、該当の写真は『パブリックドメイン』であるとしてこれを拒否。そのため、裁判にて決着を付けることとなった(TelegraphGIGAZINEWIRED.jpNHKニュース

Slater氏は、氏が多額のコストをかけて準備をしたおかげでこの写真は撮影できたと主張、無料でこれを使われることは収入源を脅かすことだと述べている。

一方のWikimedia財団側はSlater氏に著作権が属することについて同意せず、また、人間以外が撮影した写真に対し自動的に著作権が与えられることはないと主張。今回の写真について著作権を保有する者は存在していないと述べている。

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  • by Wingard (37819) on 2014年08月12日 17時43分 (#2655446)

    猿に主体としての権利がない以上、猿の行動も含めてそれは「自然現象」であって、
    「自然現象をトリガーにして撮影する仕組み」を構築しても著作権がないとするのなら、
    例えば日光で感光するピンホールカメラや、
    動物が前を通った瞬間にシャッターが下りるモーションセンサーカメラであっても、
    それを設置した人には著作権がないということになってしまう気がする。

    • by Anonymous Coward

      表現が含まれているとすれば「そこに設置した意図と。必ずはいるであろう背景(フレーム)」じゃないですかね。
      サルが撮影した場合は、そこの表現が入り込む余地すらない…のかなぁ。

    • by Anonymous Coward

      今回の場合はそういう仕組みを意図的に構築したのではなく偶然撮れたものなので
      話が変わってくる可能性はある。

      • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 18時33分 (#2655483)

        であればカメラの所有者が
        「これは偶然性によって得られる映像に美を見出した芸術作品で狙ってしまっては意味が無い」と言い張ればいいだけ。
        それを嘘だなんて証明できないんだから。
        どう倒れたって財団の負けでしょ。
        カメラマンが負ける可能性があるとしたら猿に人格権を認めるっていう状況でしかありえない。
        動物愛護団体が舌なめずりしそうなネタではある。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        でもシャッターを押せば画像が撮れるという仕組みは構築されているのであって、それは意図されているといって良いのではなかろうか?

  • by hinatan (24342) on 2014年08月12日 17時13分 (#2655428)
    日本の著作権法の場合なら、作者に創作する気持ちがなければいけないんじゃ。
    「こんな風に撮るとウケそうだなぁ。面白いなぁ」って。

    猿に写真を撮らせるのは簡単なことではなく、カメラマンに何らかの報酬があっていいと思いますが、
    今ある法律にそって判断した場合はカメラマンが負けそう。
    • 日本の法律だとサルは生き"物"だから、
      撮影の特殊な器材となって撮影者(人)が権利者なんじゃないかと。
      海外でも同じ気がしますが、被写体の動物に肖像権があるぐらいの国もありそうだな。
      ペットの猿にカメラを持たせて撮った別の人に飼われている猿の映像に色々な権利が絡みそう。

      親コメント
      • by gesaku (7381) on 2014年08月12日 20時58分 (#2655580)

        日本ではむしろ動物の愛護及び管理に関する法律に基づき
        「動物に無理やりカメラを持たせるなどとは虐待であり言語道断」とかいう話には・・・・ならないかな。

        あと一般的にペットが行った行為についてはその所有者が責任を取るので、
        写真の著作権はこの猿の所有者に帰属するのが妥当かと。
        んが、国立公園に生息する(野生の?)猿なので、国立公園の管理者=国ってことで
        この写真も国の物?

        #うーん余計わからなくなってきたgesaku

        親コメント
        • by Y-taro (38255) on 2014年08月12日 21時36分 (#2655605)

          ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。
          あくまで、ペットの管理を怠ったという過失。

          これは、ペット(管理下の動物)じゃなくても変わらないと思います。
          仮に、猿が奪ったのがカメラではなく銃で、そして猿による発砲で人が殺傷されたら、銃の管理に不備があったとして、銃所有者の過失責任が問われうるように思います。

          ただ、動物の行為について、犯罪や不法行為の責任を負うということと、権利を受けるということとは、同一視されるべきものなのかという疑問があります。

          また、過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないかという疑問があります。

          親コメント
          • by gesaku (7381) on 2014年08月12日 22時31分 (#2655643)

            >ペットが(おそらく)故意に他人に噛み付いたとして、飼い主の故意が認定されるわけではないですよね。

            飼い犬が歩行者にかみついた事故で飼い主が傷害罪に問われたケースがあります。

            銃の例示がありましたが、日本では銃刀法によって所持が厳しく規制されていますので、
            銃の管理責任を問われるのは当然でしょう。
            ではアメリカなどではどうなのでしょう? 私はわかりません。

            >過失責任と同一視する場合、当事者の意図しない結果である過失と、当事者の思想・感情を創作的に表現する著作物とは、相反するのではないか

            シャッターを押す、という行為をどうとらえるかだと思いますが、
            シャッターに(自然現象によって)なにかが当たって押された、ということと、
            猿が(シャッターという認識は無くても)能動的に押した、ということは分けてもいいのではないでしょうか。

            #ますますわからなくなってきたgesaku

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        サルが権利者だ、って話じゃなく、偶然に撮れたものなので個人の創作物ではない、という理屈。
        撮影者というか写真の第一所有者(?)が彼なのは誰も疑わないが、その写真はどう扱ってもいいよね、って感じ。
        「飼ってるサルに意図的にカメラを持たせて撮影させた」だったら話が変わってくる。

    • 「サルに撮らせるよう仕組んだ」のではなく「サルに奪われ、偶然撮れた」ということなのですよね。
      で、状況をカメラマンに不利に見たら「奪われた後はカメラマンの創作物とは認めない」となり、
      有利に見たら「撮影するためにサルの場所に行ったのだから、経緯はどうあれカメラマンの創作努力によるものだ」となるわけで。

      …個人的には、カメラに写ったものは原則としてカメラの所有者の著作物と”みなし”ておく方が好みなのですが。
      (その上で、写ったモノの創作性が薄いから却下、写ったモノが他人の権利物だから云々、となっていく)
      勝手に写ったものだからパブリックドメインだもん!とか言うと、なんかそのカメラの持ち主の権利が弱すぎる気がする。

      #それはそれとして、この話題自体は古いものですよね。長年何度もやりとりしてる話。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        今頃「偶然猿が撮ったなんて話題性目当てで話を膨らまさなきゃよかった」と後悔してたりして。

    • by Anonymous Coward
      猿というリモートレリーズを使ったと言えばいいのでは?
    • by Anonymous Coward

      面白い形の大根だろうが流木だろうが、猿が触ってたカメラに保存されていた画像であろうが、
      できあがったものに芸術性を見いだしてそれらしい曰くを付与した上で、人間社会に紹介した人の手柄(著作物)で良いと思う。

  • by Y-taro (38255) on 2014年08月12日 20時53分 (#2655576)

    著作権の基準として法規定がなければ、作成に要した労力は、著作権の有無には影響しないでしょう。
    しかし、仮に、この労力に基づく利益には法的保護が与えられるべきだとするなら、それが著作権である必要はないんじゃないですかね。

    日本では、
    見出し無断配信裁判、知財高裁で賠償命令、著作権は認めず | スラッシュドット・ジャパン [srad.jp]
    があって、著作権は否定しつつも、「法的保護に値する利益を侵害」については認められている。

    仮に、動物が撮影した写真について著作権が認められなかったとしても、同じように、法的保護に値する利益と、その侵害を認定することは、可能なんじゃないでしょうかね。

  • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 17時28分 (#2655432)

    タレこみでは正しい写真へのリンク
    https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Macaca_nigra_self-portrait_(ro... [wikimedia.org]
    の括弧が全角化されてて
    「この名前のファイルは存在しませんが、アップロードできます。」

  • 今回は猿が勝手に撮ったというものですが、これだって猿が適当にとってもちゃんとピントが合って見れるものになるという技術の進歩があっての話。

    写真に限らず、こういった技術の進歩で、これまで芸術性を持たせるための技術だったものが誰にでも作れてしまうようになったとき、技術だけでどうにかできるものに創造性が認められるのか、という命題が出てくる気がします。
    例えば、今でもランダム作曲プログラムなんかがあるわけですが、プログラム実行したら作詞編曲済みのマスタ音源が出力されます、というところまで進んでしまうとその楽曲に果たして創造性は認められるのか……。

    技術も才能も必要なくできてしまうレベルの作品(例えば、猿でも撮れる写真とか)に対して声高に著作権を主張するのは、長い目で見ると著作権という権利の価値をおとしめる結果になるのではないかという気がします。

    著作権のような完全なコントロール権を廃して、報酬請求権のような制限の緩い形に権利形態を変化させていくべきなのかも。

  • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 17時31分 (#2655434)

    襲ったのは犬なのだから、飼い主はただの監督不注意ですってか

  • セルフタイマーやオートフォーカス機能を使って撮った写真は、パブリックドメインもしくはその機能を搭載したメーカーのものだろうか?
    IDEで自動補完されたソースコードのその部分は、パブリックドメインもしくはその機能を搭載したメーカーのものだろうか?

    • by Anonymous Coward

      セルフタイマーやオートフォーカス機能を使って撮った写真は、

      セルフタイマーなら時間を設定し、開始の操作をした人物ということでしょうね。

      • by Anonymous Coward

        確実に動作するピタゴラスイッチでシャッターを押したなら,ピタゴラスイッチを準備した人が権利をもちそう.
        今回の場合,稀にしか成功しないピタゴラスイッチでシャッターが押された,みたいな?

  • とか、「サルにシャッターを押させるための扇動をした」とか言わないと。

    そういえば、「昆虫交尾図鑑」は後日談ない?
    『昆虫交尾図鑑』トレース疑惑、「担当不在」繰り返す飛鳥新社と「企画協力者」の不可解 [biz-journal.jp]これぐらいかなあ?

  • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 17時38分 (#2655443)

    PDである根拠はどこにあるのかな?

    • by Anonymous Coward

      せめて、黒ザルから許諾をとってくるべきだろうな。

    • by Anonymous Coward

      シャッターを押した人物こそ著作権を得るにふさわしいというならサルが該当であろうになぜPDに。

      # あちらじゃどうせ動物はこういう場合も人間に近い扱いはされず、天然の「物」であるのだろうけれど

      • by Anonymous Coward

        「あちらじゃどうせ」も何も、どこの国だろうと著作権は人間以外には認められてませんよ。

        • by shinshimashima (9763) on 2014年08月12日 20時23分 (#2655558) 日記

          普通の国では法人にも認められてないか?

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 18時10分 (#2655463)

    お約束としてリンク [wikimedia.org]が間違っている。
    カッコが全角になっているんだけど、URLを手打ち入力したのでしょうか?

  • by Anonymous Coward on 2014年08月12日 19時30分 (#2655524)

    欧米人は往々にして、こういったゴネ得狙いの主張をする。
    「私の代わりに猿がこんな写真を撮ってくれたんです」くらい言えないのかね。
    小さいヤツ。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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