Kickstarterでデジタル版の提供を約束した映画「Veronica Mars」、ストリーミング視聴しか提供できずに返金へ 20
ストーリー by headless
返金 部門より
返金 部門より
3月14日に米国で公開された映画「Veronica Mars」は、Kickstarterで資金を調達して制作されているが、35ドル以上の支援者に対しては映画のデジタル版を公開後数日以内に提供することが約束されていた。しかし、配給元のワーナーブラザーズが提供したのはUltravioletのストリーミング視聴用クーポンだったため支援者から不満が噴出。ワーナーでは不満のある支援者に対して返金することになったそうだ(People.comの記事、
The Guardianの記事、
本家/.)。
Veronica Marsのデジタル版はすでにiTunesやAmazonなどでダウンロード販売されており、Pirate Bayでもダウンロードできるという。しかし、支援者はストリーミング視聴する必要があるため、インターネット接続速度や地域によって視聴できないこともある。また、手元にデジタルコピーを残したいと考える支援者もいる。これについてプロデューサーのRob Thomas氏は、支援者が自分の好みのプラットフォームで視聴したいのは理解できるが、他の視聴オプションを提供することは困難だと説明。ただし、支援者が二重に代金を支払うことになるのは望まないとして、ストリーミング視聴に満足できない場合は別の解決法(返金)を提供すると述べている。
映画「Veronica Mars」は3シーズン放送された米テレビドラマシリーズの劇場版。Kickstarterの「The Veronica Mars Movie Project」では9万人以上の支援者を集め、計570万ドル以上の資金を調達しており、Kickstarterの映画カテゴリーでは史上最高額、支援者数は全カテゴリーで史上最多となるなど、さまざまな記録を残している。ちなみに、Kickstarterでの資金調達最高額は「Pebble: E-Paper Watch for iPhone and Android」で10,266,845ドル、2位は「OUYA: A New Kind of Video Game Console」の8,596,474ドルとなっている。
Veronica Marsのデジタル版はすでにiTunesやAmazonなどでダウンロード販売されており、Pirate Bayでもダウンロードできるという。しかし、支援者はストリーミング視聴する必要があるため、インターネット接続速度や地域によって視聴できないこともある。また、手元にデジタルコピーを残したいと考える支援者もいる。これについてプロデューサーのRob Thomas氏は、支援者が自分の好みのプラットフォームで視聴したいのは理解できるが、他の視聴オプションを提供することは困難だと説明。ただし、支援者が二重に代金を支払うことになるのは望まないとして、ストリーミング視聴に満足できない場合は別の解決法(返金)を提供すると述べている。
映画「Veronica Mars」は3シーズン放送された米テレビドラマシリーズの劇場版。Kickstarterの「The Veronica Mars Movie Project」では9万人以上の支援者を集め、計570万ドル以上の資金を調達しており、Kickstarterの映画カテゴリーでは史上最高額、支援者数は全カテゴリーで史上最多となるなど、さまざまな記録を残している。ちなみに、Kickstarterでの資金調達最高額は「Pebble: E-Paper Watch for iPhone and Android」で10,266,845ドル、2位は「OUYA: A New Kind of Video Game Console」の8,596,474ドルとなっている。
こういうのって (スコア:2)
単純な返金で終わらせてはクラウドファンディングのためにも良くないと思う。
ワーナーがそもそもダウンロードを提供「しない」と最初から決めていたら嘘をついた時点でお金を集めた時点で単純な詐欺なわけで。
なぜダウンロードを提供しなかったのか明確な説明と、弁護士(もしくは公認会計士あたり？)による事情の精査・監査の記録を公開すべき。
ワーナーは十分大きな企業なのだから、プロジェクト自体の体力不足でダウンロード提供できなかったわけでもあるまいし。
Re:こういうのって (スコア:1)
本文にも「デジタル版」とあるように、Kickstarterの説明文には"digital version"としか書いてません。
ダウンロード版がもらえるというのが、出資者の思い込みだったのでは？
Re:こういうのって (スコア:5, 参考になる)
少なくとも$50の特典には“digital download”に無いボーナスフィーチャーがあると書かれているし、
$150, $250, $450, $5,000, の特典にも「$100以下の特典全て」の内容として“digital download”が挙げられているし、
“Risks and challenges”の所にも“all your DVDs, digital downloads, and other goodies”との記述があるし、
FAQにも“How will I get my digital download?”という項目があり、Flixsterなどから提供される予定と答えている。
Re: (スコア:0)
まぁ誰も受け取り方法確認しなかったのかしら？と思いつつ。
確かに、$35 は receive a digital version としか書いてないんですよね。
$50 だと、追加でメイキング付きのDVDもらえるんすよね。
receive a physical DVD of the movie
物理的なものも含めて、全部 receive って表現してるから仮に出資者の誤解だとしても、誤解されやすい気もする。
ワーナーはいつデジタルバージョンの提供方法決めたんだろうか。
出資の締め切り前なら締め切り前に告知すべきだろうし、ぎりぎりまで提供方法決まってなかったなら、それはそれで事
Re: (スコア:0)
デジタル版を渡す・・・・・・！
渡すが・・・・・・今回 まだその種類と提供方法の指定まではしていない
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり・・・・我々がその気になればデジタル版の種類はストリーミング版DVD版ということも可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・！
Re: (スコア:0)
# 集まりすらしないなら作らなきゃいいわけだしノーリスクに見えるなぁ。
Re: (スコア:0)
> # 集まりすらしないなら作らなきゃいいわけだしノーリスク
集まったから作り始めたらちゃんと出来上がらなかった、
ってリスクはあるとおもうがそれは置いといて、
集まらなければ作らなきゃいいってことでリスクを減らすってことこそ
kickstarterの存在意義じゃないの?
Re: (スコア:0)
集まって作った上で、約束を果たさないのことをノーリスクと呼んでいるのです。
ダウンロードはできるが、専用アプリでないと再生できないし、上手くダウンロードできていない出資者も多い (スコア:2)
Kickstarterのコメント欄 [kickstarter.com]をざっと斜め読みしたところ、次のようなことがわかった。
Amazonでの価格は支援額以下 (スコア:1)
Amazonで価格を見たら、Blu-ray + UltraVioletで14.99ドル。定価でも29.98ドル。
35ドル以上の支援をしたのだから、それより安いモノを何で提供できないのかと考えてしまうよね。
新たな販売ルートと考えると、小売の側の不満があるのかな。完全に憶測。
レンタルじゃダメなんです (スコア:0)
とにかく自分に都合のいいタイミングで視聴権を奪えない方法を拒絶するんだな
いきなりオフトピで恐縮ですが (スコア:0)
そういやOUYA()って死んだの？
久々に名前を聞いた気がするわ。
Re: (スコア:0)
話題にならないだけで実機は手に入る
Re:いきなりオフトピで恐縮ですが (スコア:1, 荒らし)
Re: (スコア:0)
UltravioletのDRMはどんなOSで使える? (スコア:0)
論外でしょ?
ダウンロードの可否とDRM前提のストリーミングだったら。
それは、最初から詐欺目的だったと考えていいだろうし
投資の意味が大きく違ってくる。
Re:UltravioletのDRMはどんなOSで使える? (スコア:2)
Windows, Mac, iOS, Android, PS3, 4, Xbox one, 360, Wii U, Roku, ネットに繋いだBlu-rayプレイヤー、ネットに繋いだテレビなどで再生できるようです。 [srad.jp]
一方、専用アプリが必要で、デュアルスクリーンで問題があったり、ヨーロッパではAndroidアプリが提供されていないなどの問題があるようです。
Ultravioletなだけに (スコア:1)
その情報はあなたのセキュリティ・クリアランスには開示されていません。
Re: (スコア:0)
映画のクレジットに名前が載る権利だったら……… (スコア:0)
むかーーーーし見た、TRONの映画のエンドクレジットがすごかったよねぇ(アニメーター)
いまなら簡単にできる作業も、昔は人力だったよなぁ。