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お金

権利団体「Culture First」、複製機能を持つすべての製品/サービスについて補償金を求める方針へ 136

ストーリー by hylom
文化というよりビジネスですよね 部門より

音楽や映像などの権利者団体によって構成される組織「Culture First」が、「私的複製に供される複製機能」に対し補償金を支払うよう提言している(NHKニュースINTERNET Watch)。

テレビのデジタル化や記録メディア内蔵型デジタルオーディオプレイヤーの普及にともない、私的録音録画補償金による収入が激減していることを受けての提言と思われる。新たに権利者団体側が打ち出してきたのが、『機器や媒体、サービスの別を問わず、私的複製に供される「複製機能」』をターゲットにすること、そして機器や媒体の販売やサービスを行う事業者に対し補償金を求める、という方針だ。

権利者側の主張は、「ユーザーは著作物の私的複製によって権利者への対価の支払いなしに文化的諸活動を行っている」「複製手段の提供者は私的複製を前提として大きな利益を得ている」とというもの(発表スライド)。とはいえ、法律的には「私的複製は著作権者にさほど経済的損失を与えない」という前提で私的複製が認められているため、法的な根拠は微妙なところだ。そのため、現時点では「提言」として議論を進めたいという段階だ。

また、権利者団体側は「私的複製に供される複製機能のあるものはすべて、ということがスタート点」と述べている。発表スライドでは、問題点として「デジタルオーディオプレーヤー」「外付けハードディスク」が具体的に挙げられている。

しかし、近年では「複製機能を持つ」という製品やサービスは無数にある。PCやスマートフォン、タブレットは言うまでも無いが、この定義だとたとえばICレコーダーやビデオカメラ、サービスで言えばオンラインストレージやWebメール、レンタルサーバーサービスやクラウドサービスなどもカバーされてしまう。また、私的録音録画補償金制度には対象機器を購入したユーザーが録音録画に使用していないことを示して請求を行えば補償金が返還される制度があったが、これについてどうするかについても言及されていない。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by eukare (2230) on 2013年11月15日 18時40分 (#2496201) ホームページ 日記

    当然、その複製機能が制限されずに使えることを認めるわけですよね?
    まさか「複製はさせない、でも複製した扱い換算で金は払え」なんて言いませんよねえ?

    --
    ぽぇんぷしゅう。
  • ×権利団体 (スコア:5, おもしろおかしい)

    by duenmynoth (34577) on 2013年11月15日 19時10分 (#2496219) 日記
    ×権利団体
    ○利権団体

    #文化を早く潰すことが目的の団体なのかと
  • 全ての複製に補償金を支払え、というなら、全ての著作物に補償金からの還元を認めろ、というのも同時に進めるべきですよね。

    たとえばJASRAC等に依託している曲をHDDにリッピングするのに補償金を、というならは理解できますが、依託していないインディーズや同人などの曲もリッピングするのに補償金を支払う必要が出てくるのであれば、それにより徴収された補償金は、そのインディーズや同人の著作者に支払われるべきですから。
    また、音楽をリッピングする目的でないHDDを購入した時に、その分の補償金の返還が行われるべきですが、そのコストを一般消費者に支払わせるのも合理的ではありません。特に「複製機能を持つサービス全て」などと拡大するなら。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 17時46分 (#2496167)

    Pay Firstな主張がステキ

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 17時49分 (#2496169)

    ここまで広範囲に、それも無理に徴収するならばいっそのこと税方式にしてはどうか。
    音楽映像消費税という形で、最終的には消費者が支払う。

    ただ特定品目に消費税のような形で課税すると、課税事務が煩雑になりすぎてしまうので、消費税と同じように業者から徴収して、業者はそれを商品価格に転嫁する形をとる。

    と言うわけで、音楽作家や各演奏家、俳優、コンテンツ制作関係者が、自分の出演料や著作権料に対して音楽映像消費税を加えてそれが使用される範囲に合わせて請求を行い代理で税を納めるという

    ・・・アレ?

    • by Anonymous Coward

      この記事のようなことを言うなら、もうそれしかないし彼等もそれを狙っていたりして。
      極論すれば紙と鉛筆だって歌詞のコピーに使えるし、サツマイモだって歌詞を彫り込んで芋版作れば複製に使えるし、どうやっても複製に使用することが不可能な商品って殆ど無いだろうし。

      • by Anonymous Coward

        わかりにくくてすいません
        元コメは「そんな運動する前に、クリエイタに回るギャラを上げる運動でもしたらどうか。コンテンツファーストとやらが本とならその分価格を上げてもかまわんはずだろ。その努力をせずにお上に頼るとか、中間搾取者が笑わせんな」と言う皮肉のつもりでした。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 18時13分 (#2496187)

    もうCDやDVDや書籍とか、物質的なものじゃなく、「楽しむ権利」を売ってほしい。
    その権利を購入すれば、どんな形で保持・使用しようと追加費用はなし。もちろん、個人の私的利用の範囲で。
    補償金とかそういうもんじゃなく、最初から販売価格に入れておけば良い。

    あと海賊版が不安なら違法アップロードをしっかり取り締まってがっぽり賠償金を得れば良い。ある程度の収益の柱にもなるだろう。専任担当者を置いても十分黒字になるはず。司法がまともな賠償額を認めればね。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 22時08分 (#2496314)

     現行の「私的録音録画補償金制度」は、デジタル録音・録画による複製によって、権利者が被る経済的不利益を補償する目的で、録音・録画機器やCD-Rのような媒体などに補償金を課し、権利者に還元する制度。対象となる機器や媒体を販売するメーカーが、補償金分を価格に上乗せする形で消費者に支払ってもらい、補償金の管理団体を通じて権利者に分配される仕組みとなっている。

     この補償金制度に対し、2009年に東芝が「アナログチューナー非搭載のDVDレコーダーは制度の対象外だ」として補償金の支払いを拒否。管理団体の私的録画補償金管理協会(SARVH)は東芝に対して支払いを求める訴訟を提起したが、最高裁判所は2012年11月、アナログチューナー非搭載のDVDレコーダーは補償金の対象機器には該当しないとする知的財産高等裁判所の判決を支持し、判決が確定した。

     この判決に加え、現行販売されている機器もデジタル放送専用機に移行したことから、以前には最大で年間25億円程度あった私的録画補償金の徴収額は、2013年上半期には0円になったという。また、私的録音補償金についても、音楽用CD-Rなどからの補償金があるものの、2013年上半期では9400万円と、ピーク時の4~5%程度に激減しているという。

    自由にコピーできなくした
    →じゃあ、コピーされることを前提とした補償金は払う必要はない
    →裁判所も支持
    →収入(!?)が激減
    →それじゃ困るので…

    ということなのかな。

    • Re:お金の問題 (スコア:5, すばらしい洞察)

      by ncaq (46027) <ncaq@ncaq.net> on 2013年11月15日 22時55分 (#2496332) ホームページ

      普通はそこで,「もうここの団体の役割は終わった,解散しよう」となるはずですよね

      親コメント
      • Re:お金の問題 (スコア:3, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2013年11月15日 23時11分 (#2496344)

        環境汚染を理由として缶ジュースのプルタブを集めていた団体が、缶とプルタブが一体化してゴミが出なくなったのに、わざわざ引きちぎって集めているような話だなあ…

        親コメント
    • by muumatch (16737) on 2013年11月16日 2時01分 (#2496402)
      まあ文化の発展がどうこうより、お金目当てと思う人の方が多いですよねこれじゃ。
      そもそも簡単に複製できるからこそ商売になってるものを、
      他の人は絶対に複製するなとか、複製するなら金払えとか、
      いくらがんばっても無理してる感が拭えない。
      行き着く先は、こうした組織に依らず娯楽を発信/享受しようという動きになるのでは。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 18時11分 (#2496186)

    外国の話かと思ったら日本ですか。
    消費者は相手にしていない団体なのかな?

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 18時31分 (#2496193)

    下にディズニーの広告が出てきたのか。

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 18時39分 (#2496200)

    >(左から)JASRAC理事長の菅原端夫氏、日本芸能実演家団体協議会常務理事の椎名和夫氏、日本レコード協会理事の畑陽一郎氏

    罵詈雑言はこちらへ

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 19時07分 (#2496217)
    私的複製でも金払えってこと?
  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 19時20分 (#2496225)

    勝手に子孫を増やしやがって!
    複製料金よこせ!

  • by Anonymous Coward on 2013年11月15日 19時58分 (#2496245)

    > また、私的録音録画補償金制度には対象機器を購入したユーザーが録音録画に使用していないことを示して請求を行えば
    > 補償金が返還される制度があったが、

    録音録画していないこと示すには、CD/DVD自体を送るぐらいしかない訳で、
    実質、書き込み失敗したCD/DVDぐらいしか返還請求できないという・・・

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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