自炊代行業者、海賊版を販売した疑いで逮捕される 112
ストーリー by headless
逮捕 部門より
逮捕 部門より
insiderman 曰く、
デジタルデータ化したマンガを複製し、著作権者に無断で販売していた書籍電子化代行サービス業経営(自炊代行業者)の男性を、長崎県警が著作権法違反の疑いで逮捕したそうだ(ACCSの記事、 ITmediaの記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 日刊SPA!の記事)。
この男性が運営する「50SCANNER」というサービスでは、「会員登録すると無料で電子化されたマンガをプレゼント」というキャンペーンや、マンガのPDFデータを(紙の本の提供無しに)紙の書籍の半額程度の価格で販売する「大人買い電子化サービス」などを行っており、「紙書籍を仕入れてスキャン後破棄」を「代行」するのではなく、スキャンしたデータを不当に複製して販売していたのではないかと推測されるという。
もしそれが事実であれば、自炊代行業者の皮を被ったただの「海賊版販売業者」である。とはいえ、このような問題はほかの自炊代行業者でも発生する可能性がある。
悪い奴はどこにでも居る (スコア:2, 興味深い)
「悪い奴が居た、だから他の自炊代行業者も悪いことをする可能性がある」って、何が言いたいのか。
別に自炊代行そのものが悪いわけじゃないだろう。
現行法で対処できない悪事(それを悪事と呼ぶかは兎も角)をしているなら兎も角、海賊版行為は現行法で粛々と取り締まればいいだけ。
悪いことができるような業種そのものがイカン、というなら政治家や役人なんて業種は真っ先に廃止されるべきだし、あえて自炊代行業者のみを否定的な書き方をする根拠にはならんと思うのだが。
Re: (スコア:0)
「・・脱法商売やってるんだから・・仕方が無い」という論理は、自炊代行は脱法であるという認識を持っている人にはある程度の説得力はあると思うが、「自炊代行そのものが悪いわけじゃないだろう」と思っている人にはそうじゃないと思うので、どの辺が脱法商売なのかを説明していただけるとありがたい。
Re: (スコア:0)
著作権法30条1項
「著作権の目的となっている著作物(中略)は,個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という)を目的とするときは,次に掲げる場合を除き,その使用する者が複製することができる。(以下略)」
「その使用する者が複製する」の定義について、そのままの意味で解釈すれば「自炊代行」は違法。
現状そこに司法判断が下っていないとして「自炊代行」を行うことは「脱法商売」とされて仕方ない。
逆に、どの辺に「脱法商売ではない」とする根拠があるのか、説明よろしく。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
スキャン後廃棄するならば「複製」ではないということと思います。
少なくともこの条文を作ったときは、元の著作物は残すことが前提だったと思います。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
このあたりの規程は昭和45年で、オリジナルを捨てるということは想定外と思います。
複製はcopyの訳語です。自炊はmoveという解釈が可能と思います。
自炊業者はググればいっぱいでてくるのに、その可能性が否定できないから、
著作者側は騒いでいるだけで自炊業者を訴えないのだと思います。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
複製に相当しないと言っているので、根拠になる文書は必要としません。
中古ゲームが合法になるとき、家庭用ビデオでは頒布権が消尽することが決まったけれど、そんな文書が判決前にありましたか?
また、勝つ可能性はあるけれど訴えないことが、どちらかはっきりしていないという一番の証拠と思います。
法律で明文化することを考えているのではないでしょうか。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
ですから、判例が必要と思います。
中古ゲーム:平成14年04月25日 最高裁判所第一小法廷 判決
中古家庭用ビデオ:平成14年東京高等裁判所(ネ)第1351号
家庭用ビデオの件も、著作権法のどこにも「家庭用ビデオ」のことも「消尽」することも書いていませんが、
家庭用ビデオに関しては頒布権が消尽するとの判決が出ました。
決定した文書は判決文です。
勝てるならば出版社がやっていると思います。一度違法との判決が出ればもっと強い態度に出ることができます。
検索にかからないようにする。クレジットカード会社に契約を打ちきるように言うなどです。
現在は、勝てるかもしれないけれど、負けるかもしれないと思っている状態だと思います。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
合法なものに文書がいつもあるとは限りません。
何度も書きますが、「家庭用ビデオ」や「頒布権の消尽」も条文などに全くなかったけれど、
映画の著作権における頒布権は、映画館の上映のために作られたものであるから、
家庭用ビデオには当たらないと判断されたのです。
自炊も判例も文書もないけれど、条文を作ったときの複製の概念とは違うから、
「複製に当たらない」と判断される可能性があると言っています。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
お金の面が問題と書かれていましたので、それならば出版社が中心になって、資金を提供しつつ原告団を作ることぐらいはできるでしょう。
隣接権の訴訟に燗するメリットはスピーディに行うことができることだと書いてあります。
>著作権法は平易かつ分量も少ないんだから、ちゃんと理解してから議論に参加して欲しい。
条文が時代に追いついていないとき、条文にはない判断が下されることがありますので、簡単ではないとは思います。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
ごめんなさい。提訴したんですね。
調べてみると、2社が訴訟に応じるそうですので、これではっきりすると思います。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:2)
思うついでに言えば、著作者や出版社は廃棄するスキャン業者は認めておいた方が良いと思います。
もし、安価な家庭用のページめくりスキャナが開発されたら、ブックオフは儲けても、新しい本が売れなくなってしまいます。
禁止は、その開発圧力を強めることになります。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:1)
> 脱法・グレー・違法なのは 客観的に認定されるので
違法でなければ合法、なのでこれを言い換えると
「 合法・グレー・違法なのは 客観的に認定されるので」
となり客観的に認定されなくても当たり前。
Re: (スコア:0)
>違法でなければ合法
違うよ。
合法と主張しても損害賠償の対象になるからね。
Re: (スコア:0)
推定無罪の原則って知ってる?
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:1)
> 今は刑事の話をしてるんじゃないの?
> タイトルも逮捕される、だし。
ストーリーは、明らかに海賊行為をやっていて逮捕されたのだから刑事の話だけど、
いまこの流れで話題になっているのは、(十把一絡げに)規制するかどうかって話だから刑事ではない。
> 「脱法」て言葉は悪いよね、法的に許されていることに対しあたかもやってはいけないことのようにイメージ付けしている。基準が曖昧。
現時点では法的に許されているからこそ、規制する法律が必要かどうかという話をしている。
民主主義国家のメンバーなら、法律に盲目的に従うだけじゃだめ。
もちろん、「脱法」という言葉は、現時点では法的に許されているけど本来は許されないべき、
というニュアンスが含まれてる。それに反対したいなら、「現時点では法的に許されている」
という主張は反対意見になってないので別の根拠を主張すべき。
Re: (スコア:0)
脱法商売が悪いというなら、そこらへんのソーシャルカードゲームも脱法商売ですが…
業界団体はあっても、加盟してない事業者が圧倒的多数で、何の自浄作用もありませんし。
Re:悪い奴はどこにでも居る (スコア:1)
じゃ、法で縛れば良いだけですね。
自炊代行は全部潰しましょう。
Re: (スコア:0)
>業界団体はあっても、加盟してない事業者が圧倒的多数
シェアベースで?
Re: (スコア:0)
業界団体?
天下りさせろってこと?
Re: (スコア:0)
発想が貧困だな。
いいかげん業界団体が必要だね (スコア:2)
Myブック変換協議会のシンポジウム [itmedia.co.jp]でも言われてましたが、自炊代行業者はそろそろ業界団体を作って、悪質業者の駆逐にかからないと行けない時期に来ているのではないかと思います。
きちんとした業界団体を作って相互監視を行えば、スキャンデータを使い回したり、スキャンしたデータやスキャン後の書籍を転売するような悪質業者を素早く見つけ出して排除し、また悪質業者の出現自体を抑止出来るようになるはずです。
自炊代行問題は「違法で社会的にも問題あり」「公益性があるけど厳密には違法」「合法だけど社会的に問題(※)」という三種類の問題が入り交じっています。
違法だから訴訟で取り締まれば良いというスタンスだと「違法で社会的にも問題あり」は確かにつぶせるけど、残っていた方がありがたい「公益性があるけど厳密には違法」という側面を持つ業者もいっしょくたに駆逐される。
それだけならまあしょうがないで済むけど、「合法だけど社会的に問題」という一番手のつけられないところが残ってしまう。
※例えば、場所貸しで非破壊ブックスキャナを提供するような業者がブックオフの隣に出来たりすると、出版業界は大打撃ですが著作権法を改正しない限り取り締まりは不可能に近いです。非破壊ブックスキャナの個人向けレンタルサービスも、多少状況はましになりますがやっぱり問題になります。
なので、「公益性があるけど厳密には違法」という業者を集めて業界団体を作って権利者に許諾をもらって商売するという形に出来ませんか、という提案が一部の作家・出版社の側から行われているわけです。
具体的には、業界団体に入ったら、スキャンした原本は再利用できないように処分する、スキャンデータには流出元がわかるように依頼者のメタデータを埋め込む、売上の何パーセントかの許諾料を支払うなどの一定のルールが課される代わりに、許諾を得て堂々と商売が出来る。作家側はこのルールによって新古書店への書籍の流出が防止でき、業界団体に参加しない業者には個別許諾をしませんという意思表示をしておくだけで、誰かが警察に通報すれば即座に取り締まれる体制が作れるというWin-Winの関係が成立します。
また、そういった関係を作り上げてしまえば、ユーザーへ「違法で社会的にも問題あり」な業者はもちろん、「合法だけど社会的に問題」な業者も利用しないようにアピールすることも可能になります。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
出版社が自炊代行をやればいいのに (スコア:1)
依頼者しか読めないDRMを掛ければ流出などの問題は起きないだろうし、
スキャンデータの再利用も著作権者と話をつければ問題ない。
再版や電子書籍化のマーケティングにもなるだろうし、
色々とメリットがあると思うんだけどなぁ。
そういう正規のサービスが良貨が悪貨を駆逐するような流れにならないものかなぁ
Re:出版社が自炊代行をやればいいのに (スコア:1)
オフィシャルにやるなら電子出版してしまえばいいと思うんですけど、スキャン代行という形にこだわる理由はなんでしょう。スキャン代行だと本代に加えてデジタル化代になるんでビジネスにはなりそうにないですね。「自炊代行」は前者を多少なりとも略化できる (古本とか) し、私的複製をうたうことで権利者を無視するから成り立ちそうだっただけで。
それを出来ない・やる気が無いのが現状。Amazonが「Kindle化リクエスト」をしているけど、どこまで立ち入ってやってるんでしょう。
Re:出版社が自炊代行をやればいいのに (スコア:1)
個人的には、
「紙の本を新品で買ったら、電子書籍版が出たら安く(出来れば無料で)DLできる」サービスがほしいな。
紙の本が発売されてるのに電子書籍版がなかなか出なくて待ってる現状が悲しすぎる。
買う気はあるんだよと。
紙の本を残したまま電子書籍も読めればそれに越したことはない。
Re: (スコア:0)
依頼者しか読めないDRMを掛ければ流出などの問題は起きないだろうし、
スラド理論だと次は「DRMは利便性を損ねるからコピーフリーにしろ」となりますよねー。
Re: (スコア:0)
誰が購入したものか特定できるようにステガノグラフィを埋め込んでおいて、
不正にアップロードした奴を罰するんじゃダメなのかな。
なんで、わざわざDRMで正規ユーザーの利便性を損ねる方向に進みたがる……。
そもそも、自炊するのは自分の所有する任意のデバイスで
いつでも何処でも見たいために手間暇かけてでもやるわけで。
その需要を満たせるDRMフリーの電子書籍を紙の書籍と同じかそれより安く出版社が売ってくれるなら
アカウント作成時に銀行口座開設時並の本人確認をしてくれても良いんだけど。
Re: (スコア:0)
ステガノグラフィを埋め込んだところで、不正を実際に摘発しないと意味がありません。
1件あたりの損害額が低いので、不正を探し出して摘発することは、コスト的に割に合いません。
そういった状況では、抑止力としても働かなくなり、実際には不正やりたい放題になる可能性があります。
Re: (スコア:0)
今でも違法アップロードは普通に摘発されてるし
全件でないにしても逮捕のニュースは抑止力になってるけど、どこの世界に住んでるの?
Re: (スコア:0)
だから、確度の高い本人確認しても良いから、って書いたのです。
住所氏名が分かっていれば、摘発コストは激減するのでは?
公衆送信権の侵害は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその両方ですから、
摘発のリスクがより高くなればかなり強烈な抑止力として機能すると思います。
もちろん、ステガノグラフィを除去してまでアップロードしようとする気合いの入った輩もいるでしょうが、それはDRMでも同じ。
それなら、電子書籍の利便性が高くして、海賊版の需要を減らした方が有効ではないでしょうか?
ゲームなどでは、DRMが不便すぎるために、正規版を所持しながら海賊版を使用するユーザーもいたりするわけで。
Re: (スコア:0)
「物理的にはコピーできてしまうが、コピーがまぎれこんでしまうと後で大変なことになるので余計に気を遣わなければならないもの」
といえば、GPL汚染でしょう。
なまじソースコードが公開されているからこそ、逆に気を遣う必要があるよね。
プロプラなコードなら、そもそも公開されていないから、うっかりコピーしたり流用したりする可能性もないんですけどね。
ステガノグラフィは、GPL汚染と同じような状況になるかも知れません。
ステガノグラフィは、入っていることを意識せずに扱えてしまうので、うっかり他人に渡してしまおうものなら、あとで大変なことになりかねません。
ですから、逆に気を遣わないといけなくなります。
それくらいなら、いっそのこと、そもそもコピー操作ができないようなDRMのような仕掛けを作っておいてもらったほうが、扱いが楽かも知れないですよ。
もちろん、それで不便にはなるんですが。
Re: (スコア:0, 興味深い)
儲からないからでしょ。
普通に紙の本で読めばいいじゃん。バッテリー食わないし、タブレットより軽いし。要らなくなったら捨てればいい。
自由に複製と閲覧が出来ない電子データなんてゴミ、HDDもフラッシュメモリも本より耐久性ないよ。
Re:出版社が自炊代行をやればいいのに (スコア:1)
かさばるんですよね。
さらに今、腰を痛めてるのであまり重い本を持ちたくないです。
私の読んでる本、タブレットより重くて厚い物もあります。
参照するのに手元にある方が都合がいいこともあります。
需要はあるんですよ。
「普通に」とは乱暴な物言いかと。
Re: (スコア:0)
>普通に紙の本で読めばいいじゃん。バッテリー食わないし、タブレットより軽いし。要らなくなったら捨てればいい。
>自由に複製と閲覧が出来ない電子データなんてゴミ、HDDもフラッシュメモリも本より耐久性ないよ。
すまんが一部だけ反論。
>タブレットより軽いし
今使っている7インチタブレット(350g)より軽い本って、いわゆる「盆暮れの薄い本」しか私の蔵書にはないんだが・・・?
私がいわゆる自炊に走った理由のひとつが、ハードカバー本(上下分冊されているようなもの)が、片手で持てることなんです。
しかも、かばん内であまり大きな体積を占めない。通勤途中の読書とか天国になりましたよ。
>自由に複製と閲覧が出来ない電子データ
そう、だから「自炊」にこだわるのでは。アマゾンKindle・Google Books・楽天Koboあまたあれど、まだ自炊するのは
新サービスを「電子書籍元年」として10年くらい繰り返してはつぶれてきた過去があるからですね。
自炊したデータはクラッシュしない限り読める。
やっぱりね… (スコア:1)
どういった動機か知らないけど、こういう法律の穴を見つけたつもりになって暴走するバカが
どんなに法規制を強めようが必ず現れるから、どんどん規制がきつくなるって理解できないのかね?
自炊代行に対するストーリーには、自炊代行を認めろみたいなことを言う人が
少なからず現れるけど、明らかに違法なことをしてるバカをどうにか出来る手段を
あるいは法的抑制効果が期待できるほどの法改正を行ってからにして欲しい。
さもなければ、日本における電子出版物のDRMフリー化が行われないのは
言うに及ばず、更に強固な手段が課せられる可能性が高くなる。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
だから全部規制してしまえ (スコア:0)
歴史の教訓です
タイトルがおかしい (スコア:0, 既出)
誰も自炊を代行してないよ
Re:タイトルがおかしい (スコア:2)
サイト [fifsca.com]をご覧になりましたか? 自炊代行業者であることは間違いないと思いますが。
HIRATA Yasuyuki
Re:タイトルがおかしい (スコア:1)
自分でやらなかったら「自炊」じゃないだろう。
自炊代行は不可能だろ、
というツッコミなら分からないでもない。
Re: (スコア:0)
ああ、「スーパーで魚を買って三枚におろしてもらった」とか
「懇意の小料理屋に、釣った魚を持ち込んで調理してもらった」とかいう
行為に相当する言葉があればいいのか>「自炊代行」は「自炊」じゃない
Re:タイトルがおかしい (スコア:1)
Re: (スコア:0)
個人向け電子書籍化代行でいいんじゃね?
長ったらしいのがイヤなら、スキャン代行とか。
前も似たような案件があった (スコア:0)
自炊と称して実態はスキャンコピーの販売だったってのが捕まった
なんとなくパチンコの三点方式を思い出した (スコア:0)
景品を渡しているだけという建前は許されても、購入した書籍をスキャンしているだけという建前は許されなかったか。
海賊版販売で逮捕するのはいいけど、それならぜひパチンコも違法にしてほしいなあ。
半額で販売しても自炊業者が損を被っていない「疑い」をかけるなら、
景品交換所で換金してパチンコホールが損を被っている「疑い」もかけないと。
無いことを証明するよりも、有ることを証明するほうが簡単だろうに。
法の運用が公平でなく恣意的なのはおかしなことだよ。
Re: (スコア:0)
自炊代行業界が献金しないのが悪い。
Re:なんとなくパチンコの三点方式を思い出した (スコア:1)
Re:裁断済み中古書籍 (スコア:2)
新品でも本屋などで裁断サービスをすると、新たな需要につながるかもしれない。
スキャナーは自分でかけることになるけれど。
Re:裁断済み中古書籍 (スコア:1)
一度専用オークションサイトが開設されましたが、出品者に対して購入者が少なすぎて、マーケットとして成立していませんでした。
自炊作業=裁断・スキャンと考えがちですが、実際に大変になるのは、その後のチェックと調整の方なんですよね。
裁断は一冊20秒の作業、スキャンは全自動なのに対して、チェックと調整は人の目で一枚づつ確認…ということになるわけで。
他人の裁断した本はチェック工程の手間が増えてしまうので、裁断しなくていい。というメリットを相殺してしまう。
せめて出品者=裁断者で、あらかじめ裁断の質が判断できるなら利用方法もありますが…
裁断済み中古書籍市場では、明らかに 購入→スキャン→再出品 のサイクルが他より数段早いペースで回されるというのが問題ですね。
二次、三次、四次出品がほとんどになり、質の面で全く期待できなくなってしまうという。
マーケットとして成立させるには、何か画期的な質の保証方法が必要でしょうね。
どう考えてもセーフ (スコア:2)
現行法で禁止する規定が無い以上、適法と思われます。
HIRATA Yasuyuki
Re:裁断済み中古書籍 (スコア:1)
CDとかはそのサイクル確立してずいぶん経ちますが、まだ息の根は止まってないようです。
新曲出る→ツタヤ仕入れる→テープやCD-Rと一緒に販売(レンタル)→家で自分で複製/電子化→中古買取(返却)
消費者は売価の1割程度で新曲のデータを手に入れ、ツタヤは新曲を10札程度ストックしておく(各店に)
CD(レコード)レンタル業者も最初はさんざんすったもんだしたわけだから、
本も最終的に1冊貸し出すごとにx円著作権管理団体にバックするとかになって安定するのでは。
訴訟も含めノウハウあるJASRACに任せりゃいいんだよ。
Re:いつまで「自炊」と呼ぶのか (スコア:1)
炊き出しというのはどうですかね、後者は。