taraiok 曰く、EUは11日、域内での単一特許制度を導入することを議決した。これまではEU内では欧州特許庁(EPO)から特許を取得し、さらに域内の各国ごとに翻訳や必要な行政手続きをする必要があったという。導入により特許取得手続きが簡略化され、特許取得のコストが80%ほど削減できる見込み(ITWORLD、日経新聞、本家/.)。新制度の導入は2014年1月1日から適用されるから行われる予定で、企業や個人が英語、フランス語、ドイツ語のいずれかで申請すれば、ほかの国でも特許を認めるとのこと。ただし、イタリアとスペインは自国言語での申請ができないことから導入せず、当面はこの2カ国を除いた25カ国でスタートする。
ドイツ語も入ったのね (スコア:1)
普通というか国際規格のIECなどは、英語版とフランス語版が採用言語で、
ドイツ語や日本語はローカルな規格(例えば日本はJIS)になったときに訳されてた
意外だけど、各国の思惑が出てきて面白い
Re: (スコア:0)
ドイツが世界大戦以来の差別から復権しているということではないですか。英語版とフランス語版が採用言語になっていたのは、米英仏が戦勝国で政治的にイニシアティブを持っていたからにすぎない。
Re:ドイツ語も入ったのね (スコア:4, 興味深い)
フランス語は早くからアカデミーを設立して辞書を用意し文法を決定し
方言がほぼない統一言語に国家事業として整備したので、
WWI/WWII以前から国際語として定着してましたよ。
(WWI以前の国際条約はフランス語で書かれることが多かった)
英語は仰るようにWWI/WWIIの勝者(としての戦後の覇権国)の影響が大でしょうが。
Re: (スコア:0)
あ、「方言がない」は言い過ぎた(スイスのフランス語話者なんかは従ってない)。
他の言語には「正しい○○語の使い方」ってのがない時代に、
「正しいフランス語」ってのを政府が決めたのが唯一フランス国のフランス語。
だから国際関係なんかで使うには便利(解釈の違いとかが比較的生じにくい)だった。
もちろん、フランス国内で訛ったフランス語(正統的でない文法やアクセント)を話す話者はいるが、
「それは正しくない」と指摘できた。
どこの国の方言が正しいとか言えなかったのが他の言語。
適用されるから行われる (スコア:0)
しぶしぶやります感がすごい