
米共和党の党員集会、著作権保護法改革メモを巡り Derek Khanna 氏の退会を決定 8
ストーリー by reo
絞れる果実を捨てる愚 部門より
絞れる果実を捨てる愚 部門より
eggy 曰く、
先月、米共和党保守派 160 名から成る党員集会「Republic Study Committee (RSC)」が、行き過ぎた著作権保護法の改革を求めるメモを公開した。その後メモはすぐに撤回されたものの、このメモを巡って IT 業界からは支持の声が寄せられ、若い世代の票集めに効果的であると見られていた。だが一方で著作権保護を求めるロビイストからの強い圧力を受けることとなり、RSC は Derek Khanna 共和党員の退会を来年 1 月付けで決定したとのこと (Ars Technica の記事、本家 /. 記事より) 。
同メモは、著作権保護に関する現政策が著作権所有者らの利権を守ることに偏りすぎて公共の利益になっていないとし、著作権保護期間の短縮や、著作権侵害における損害賠償額が 150,000 ドル以下となるよう適性な限度額を設けることを求めていた。
ネズミに舟を沈められたか…… (スコア:2)
本当に、あの国は資本主義を真面目に実装している国ですね……
Re:ネズミに舟を沈められたか…… (スコア:3, おもしろおかしい)
Derek Khanna 氏の残した手記はこう終わっている。
「いや、そんな! あの黒い耳は何だ! 窓に! 窓に!」
Re:ネズミに舟を沈められたか…… (スコア:1)
鼠は壁の中じゃないかな?
そしてDerek Khanna 氏は自分でも気付かぬうちに著作権保護法の強化に動いていると。
らじゃったのだ
何がびっくりしたって (スコア:0)
共和党がこういうのやってたってことにいちばんびっくりした。
印象的には既得権益を必死で守り、規制はガチガチにかける守旧派の固まりだとおもったのに。
Re:何がびっくりしたって (スコア:2, 参考になる)
誤解されがちだけど、アメリカの共和党支持保守の理想ってのは、少なくとも経済関係については本来「政府の規制を嫌う極端なまでの自由放任主義」だったんだよ
小さな政府論というのもそこから出てきたもの。
もっとも、宗教原理主義や今回のような大企業の意向が入り込みすぎたせいで、その理想も最近ではかなり怪しくなっている感があるけれど。
Re: (スコア:0)
共和党あるいはその支持者がオバマケア(公的保険制度)に反対するのも、政府の役割が大きくなることへの反発ですしね。
さすが米国は格が違った (スコア:0)
先日のカナダのストーリー [srad.jp]。
「最大で 5,000 ドルの損害賠償」でカナダ人戦々恐々。
政府も「どっかの国みたいに青天井じゃなくてリミット付けてますよ、それに実際は数百ドルが多いと思いますよ」と必死に解説。
一方、アメリカではその30倍くらいで勘弁してやろうじゃないか、と言った党員がハブられていた。
# 関係あるかよくわからないけどTPP怖いよね
Re:さすが米国は格が違った (スコア:1)
TPPは多国間協定だからそんな無茶は通りませんよ。
仮に、日米FTAなんかを結んだりすると酷いと思いますが。