オライリー・ジャパンのEbookがDRM Freeへ 38
ストーリー by headless
DRMトピックのアイコンが 部門より
DRMトピックのアイコンが 部門より
tarxz 曰く、
オライリー・ジャパンは、同社が販売するEbookを5月からDRM Free化する(お知らせ、 ITmediaの記事)。
対象は今後発売されるタイトルおよび発売済のタイトルで、「著作権者の了解が得られたもの」となっている。時期は未定だが、 購入済みのEbookに関しても、アップデートにより対応する予定とのこと。DRM Free化にあたってサーバー上のプログラムを変更するため、5月23日にEbook Storeを一時休止してメンテナンスを行う。
DRM Freeとなれば、印刷、テキストのコピー、注釈やしおりの追加等が自由に行えるようになるということで、技術者には朗報だろう。
今年になってから一タイトルも出ていないのですが… (スコア:3, 興味深い)
http://www.oreilly.co.jp/ebook/#new_titles [oreilly.co.jp]
もう撤退の準備でもしているのかと思っていました。
これでまた新タイトルがでるのでしょうか?
--- 駆り立てるのは納期と仕様変更。横たわるのはPGとSE。
Re: (スコア:0)
まさに撤退の準備なのでは?
DRM掛けたまま撤退したら「これだから電子書籍は…」となるわけで、良心的なほうですね。
同期とバックアップ (スコア:1)
Kindle版だと複数のKindle間でのブックマークやコメントの同期(及びサーバへのバックアップ)
ができるんだけど、PDF版だとやっぱり難しいのだろうか。
あと印刷用がメインのPDFだとWYSIWYGなせいで、電子端末だとかえって使いにくいんだが、
これもレイアウト可変なフォーマットで提供してくれないものだろうか。
Re: (スコア:0)
O'Reillyってたしか本家ではEPUBでも出していましたよね。日本語版でも縦書きとかルビが不要ならできそうなものですが。
Re:同期とバックアップ (スコア:2, すばらしい洞察)
の
著作権は守られても利益は守られないって一体・・・ (スコア:1)
結局、共同購入してコピーされるのではあるまいか。
Re:著作権は守られても利益は守られないって一体・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
オライリー的には仲間内で買って電子回し読みする程度なら許せるって判断じゃないですかね。
もちろんやっては欲しくはないけど、そのために利便性を失ってまで締め付けるほどではないというか。
あと、オライリーのPDFは全部のページに購入者のメルアドが埋め込まれているから
コピーしたファイルが無制限にネットで配布されるようになることもあんまりないんじゃないかと。
ワザワザメルアドを消すような加工をしたらもちろん無効ですけど、
そこまで必死になって、自分や仲間が高いカネ出して買ったものを無償配布するような奇人はどれほどいますかね。
Re:著作権は守られても利益は守られないって一体・・・ (スコア:1)
> オライリーのPDFは全部のページに購入者のメルアドが埋め込まれているから
これも無くなると聞いています。
Re: (スコア:0)
Re:著作権は守られても利益は守られないって体・・・ (スコア:1)
便利になるなら、紙本の代わりに買いなおしてもいいカナーとおもいますけどね
紙本なら、部署ごとに1冊置いておけば、みんなで読みまわすのはありますし。
それよりも、持ち歩く本の重量が減るほうが助かる
震災のときの処理遅延が理由? (スコア:1, 興味深い)
震災のチャリティ [srad.jp]のときに、たぶんそのために処理が追いつかなくなった(埋め込みしなければメール飛ばすだけだし余裕だよね?)ことを反省したんじゃないですかね?
あと、Ebookなんて違法コピーが横行するだけじゃないかと思いきや、価格さえ手ごろならみんなお金出して買ってくれる!という事実に気づいたとか。
これだけ買ってくれるなら、多少違法コピーの危険性があっても、ユーザーフレンドリーにした方がいいだろうとか。
# 全部推測ですけど、そんな風に電子書籍市場がWin-Winの関係で回りだしたらな嬉しいです。
Re:著作権は守られても利益は守られないって一体・・・ (スコア:1)
早速、一冊購入してみました。事前のアナウンス通り、本文のコピペ・印刷可
メールアドレスの埋め込み無しという仕様でした。
Re: (スコア:0)
DRM版、DRMフリー版を同時に販売する。
DRMフリーは基本割高で、かつ不正使用その他の状況から随時価格変動、とかどうですかね。
DRM版でも最低限の需要には応えられるし、オライリーの利益に背く使い方が世に憚れば
DRMフリー版は値上げするよ、終いにゃ止めるよ、とすれば、批判の矛先が正しい方向に向くのでは。
電子書籍の使い勝手の悪さ (スコア:1)
一度買ったら書き込もうがひっちゃぶこうが好きにできる紙の本に比べると、
電子書籍はアレは駄目、これはできないってのが多すぎる。
Re:電子書籍の使い勝手の悪さ (スコア:1)
一方で、紙の本はちょっとしたミスで劣化するし、重いし、場所取るし、etc.
結局、それぞれの媒体にメリットとデメリットがあるってだけの話ですよね。
紙の使い勝手の悪さ (スコア:1)
全文検索もできないし、書き込みやマークを消すのが難しいし。
(鉛筆で書いた物を消しゴムで消すと紙が傷む。摩擦熱で消せる
マーカーやボールペンを使えるようになったのは最近の話。)
特に重い上に場所を取るのが致命傷ですよね。
自宅にそれだけのスペースが確保できなくなってきてる。
それに会社と自宅で同じ本を二つ用意すると倍の金かかるし、
引っ越しとかも大変だし。出張となると論外だし……。
専門性が高くなればなるほど必要とされる書籍の量もうなぎ登りで、
常時数十冊の本を携帯するとなると、電子書籍でないと不可能です。
Re:紙の使い勝手の悪さ (スコア:1)
ぼくの部屋には1万冊くらいの本があるけど、少し古い本になると探し出せない。
かといって、今ある本を電子化するなんて時間がかかりすぎて無理だし。
それでも、現状ではまだ紙の本が使いやすいと思う。網羅性や一覧性から言って。
それに、常時数十冊の本を携帯することなんてありますかね?
Re:紙の使い勝手の悪さ (スコア:1, すばらしい洞察)
>それに、常時数十冊の本を携帯することなんてありますかね?
D&Dというゲームがありましてね……(GURPSでも可)
Re:紙の使い勝手の悪さ (スコア:1)
>常時数十冊の本を携帯することなんてありますかね?
なかったよ。
それは不可能だったから。
必要ならある。
必要とされる専門書をあわせればそのくらいにはなる。
今までもそのニーズは痛いほど感じていたが、しかたないので
「会社に戻ってから調べます」のような形で妥協する他なかった。
Kindleが登場して、初めてそれが可能になった。
Re:紙の使い勝手の悪さ (スコア:1)
15年ぐらい前までは, メインフレームやUNIXサーバをサポートするSEだと, よくやってましたよ. 2重にした紙袋に詰め込んで両手にぶら下げていくとか, 段ボール箱に詰め込んでキャリーカートに乗せて引っ張っていくとか.
Re: (スコア:0)
> 電子書籍はアレは駄目、これはできないってのが多すぎる。
・自炊できない
・本琴 [youtube.com]もできない
ダメダメですな。
Re: (スコア:0)
Kindleとかの電子ペーパー端末と、フラットヘッドスキャナとの組み合わせなら自炊できる。
本琴だって、まだ端末の種類が少ないから多少音階の制約があるだけ。
むしろアルミやカーボンの響きという新たな可能性を切り開いてさえいる。
問題ないんじゃね?
Re: (スコア:0)
なので初回購入特典として電子書籍を買った人に抱き枕プレゼントとかないかな?
Link Freeから類推 (スコア:0)
モバイルユーザーをターゲットに (スコア:0)
母艦とモバイルデバイスで両方で使ってもらおう
ということで売上げを期待しているのだろう
電子書籍を盗め (スコア:0)
engadget日本版にも記事が出ていますね [engadget.com]。こちらではフォーブスの「Steal This E-Book」(電子書籍を盗め)と題されたティム・オライリーへのインタビュー記事 [forbes.com](fladdictによる日本語訳 [fladdict.net]もあり)にも言及しています。
結局紙版に比べて使いづらい (スコア:0)
ジャンプができず、ものすごくストレスたまります。紙版のほうが100倍使いやすいというか、
紙版で買いなおしたものもある。
やっぱ技術書は紙でないとダメだなあ。
電子書籍でいいのはシーケンシャルに読んでいく、何度も読まないが手元にはおいておきたい、
類のもので、漫画だけは電子版のほうがいいと思った。が、種類が少ない。
Re:結局紙版に比べて使いづらい (スコア:3, 参考になる)
EPUB版もPDF版も確認しました。
当然本文中のハイパーリンクも機能します。
さらに目次はメタデータとしても入れられていて、ボタン1つで専用インターフェースを表示できます。
その他しおりも入れられますし、全文検索もできますし、EPUB版であれば辞書も引けます。
O'Reilly以外ではiPad版Kindleでも各種ハイパーリンク、しおり、全文検索、辞書が使えます。
オーム社の電子書籍(PDF)もちゃんと目次や索引にはハイパーリンクが貼ってあります。
日本のオライリーの本は試していません。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
老害の脳内ではもう未来永劫電子書籍は紙に劣った不便なものなんだからわざわざ親切に説明しても無駄。
デジタルネイティブ世代に入れ替わるのを待つしかない。
Re:結局紙版に比べて使いづらい (スコア:1)
出版社のビジネスの側面、文化の側面から言って、何千年も続いている紙の本は
そう簡単には電子本に変わらないと思う。
アメリカだって、アマゾンはビジネス上必死に煽ってはいるけど、まだ大多数は紙の本だし。
電子本に移行しやすいのは、マニュアル本、ハウツー本、自己啓発本、ライトノベル、マンガなどかな。
要するに実用性の高いものと消耗品としての性質を持つものだと思うな。それと情報提供が目的の雑誌。
専門書や思想書やノンフィクションは、資料として何年も保存しておきたいから、紙の本の方が向いてると思う。
デジタルの規格は10年後あるいは50年後に確実に読めるという保証は今のところない。
これさえ保証してくれれば、ぼくも電子書籍にいきますけどね。
Re:結局紙版に比べて使いづらい (スコア:2, 興味深い)
> そう簡単には電子本に変わらないと思う。
確かに紙とかパピルスが発明されてから数千年とはいえますが、
現在の出版業が確立したのは、グーテンベルグ以降だからたかだか600年くらいですよ。
まして現行の著作権の概念に至っては、さらにその後400年くらいですかね。
紙の本が出版されつづけるかどうかとなると、多数の書籍・雑誌がどんどん電子化していくと
紙の本の市場は縮小します。そのため、紙で出版するのはさらにコストパフォーマンスが
悪くなり、紙で保存しておきたいと思わせるものでも、あきらめざるを得ない場合が増えるんじゃ
ないでしょうか。もちろん、オンデマンド印刷技術でいつでも紙の本に出力できるでしょうが
それをする人は少数ではないですかね。
Re: (スコア:0)
デジタル化に完全に移行するか/完全に移行しないか、の2択ではなく一部移行する事だって可能ですよ。
と言うか、MSDNなどの開発者向けドキュメントやデジタルガジェットのマニュアルなんて、紙のものの方が少ないですよね?
デジタルの規格の永続性が心配なら、永続性を求めないコンテンツに利用すれば良いだけ。
#青空文庫の中には、古本でしか流通していない書籍があるんじゃないかな。
#選択肢は多いほうが良いよね?
Re: (スコア:0)
Re:結局紙版に比べて使いづらい (スコア:2)
>紙版のほうが100倍使いやすいというか、
いやそれはオライリージャパン(のPDF版?)限定の話では?
>目次も索引もないのでジャンプができず、ものすごくストレスたまります。
たしかにそういう電子書籍は評判が悪いですね。他にソースコードが画像になってる奴も、
ソースがテキストになってる本に比べて使い勝手はワンランク下がります。
(画像ソース部分が検索できない、マークできない、コピペできない等)
でもそういうのは電子書籍の中では少数派では。
たとえば同じO’Reillyでも、洋書のKindle版だと目次はもちろん索引もあって、
ソースもテキストなのが多いんですけどね。おかげでO’Reillyだと安心して
購入できます。
最近出たばかりのNetwork Warrior 2ndも、目次有り、索引有り、
ソースコード(というか出力結果?)がテキスト、の三拍子揃ってました。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
やった! さすがオライリー・ジャパン様! 俺たちに出来ないことを(略) (スコア:0)
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/2011/05/ann-ebook-drm-free.html [oreilly.co.jp]
http://srad.jp/article.pl?sid=11/03/25/0929243 [srad.jp]
オライリー・ジャパン、被災者支援として電子書籍半額キャンペーンを実施中
の時に3万円分も寄進した甲斐があったぜ!
Re: (スコア:0)
3月のキャンペーンで買い損なった者です。
本棚はオライリーだけでかなりの容積なのでそろそろ自炊するかと思ってたけど、またキャンペーンやってくれるといいなあ。