上海万博PR曲に盗作騒ぎ、原曲作者の許諾を正式に受けることで解決へ 69
ストーリー by hylom
お国を越えて 部門より
お国を越えて 部門より
oguma 曰く、
来る5月1日より開催される上海万博のPR曲であった「2010等你来」に対し岡本真夜さんの「そのままの君でいて」の盗作ではないかとの疑惑が持ち上がり、最終的に岡本さん側が使用許諾を出すという形で解決されるという事件が発生した。AメロからBメロ、サビまでかなり似ており、「盗作ではない」との主張はかなり難しいと思われていたため、中国側の対応が注目されていた。
朝日新聞によると、この問題について19日、上海万博実行委員会から岡本さん側に楽曲の使用申請があり、岡本さん側はこれを快諾したとのこと。通常の楽曲利用であれば、日中間の著作権処理はJASRACとMCSC(中国音楽著作権協会)の間の協定に基づいて行われるが、今回は単なる曲の使用ではなく歌詞(と曲名)を変えての翻案となるため、著作者の許諾が別途必要になる。
曲が盗作であったことは残念な出来事だったが、その後の処理が法的枠組みにおいて行われたことは、中国における著作権保護の取り組みの進展と看做して良いのではなかろうか。
中国成長したっ! (スコア:5, すばらしい洞察)
居直らないだなんて凄い成長じゃないか!
Re:中国成長したっ! (スコア:1, すばらしい洞察)
「開催期間中の全権利よこせ」とか居直りとしか思えませんが。
それに楽曲の使用に関して要請があっただけで盗作の件に関しては一切公式に声明を出してませんよ。
このまま「利用許可貰ったから問題はない」とするだけでしょう。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
「はいはい、万引きした分のお金払えばいいんでしょ払えば!」
どこぞの脱税首相みたいなモンです
Re:中国成長したっ! (スコア:4, すばらしい洞察)
むしろ今回の件では上海万博実行委員会は被害者に近いような。
曲はオリジナル曲を対象とした公募によって選ばれたもの(参考 [srad.jp])で、選定したときに気づかなかったのか、というのは些か酷かと。
万博実行委が盗作に気づいたのが4月14日頃とすれば、事態発覚後に曲の使用を中止し、本来の著作者に許諾の申し込みをしたということですから、責任に見合う程度の行動はしているかと思います。
万博実行委が、たとえば昨年の段階で盗作に気づいていた、などの事実がない限りは、これ以上の責任は追及し得ないかと。
作曲家の繆森の責任は別途追及されねばなりませんが、中国の著作権法 [wikisource.org]には著作権侵害の量刑が書いてないので、もしかして裁判所の裁量なんだろうかとちょっと気になるところ。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re: (スコア:0)
> 量刑が書いてないので、もしかして裁判所の裁量なんだろうか
中国は罪刑法定主義じゃないんでしょうか。
いや実態がそうじゃないということは分かり切ってますが、建て前すらも。
Re:中国成長したっ! (スコア:1)
違うようです。
法に量刑が書かれている場合もありますが、全人代常務委員会や党の決定がそれをオーバーライドすることもできるそうで……。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:中国成長したっ! (スコア:1, 参考になる)
>勝手に作ったパチモンを著作者の作品として認めろ、と要求したわけですよね?
>今回は著作者が飲んだようですが、まともな人間のすることではないと思います。
「聖母たちのララバイ」や「パープルタウン」の作曲者にも言ってくださいね。
Re: (スコア:0)
窃盗したもののお金を賠償したのかはわかりませんが、
今までなら踏み倒していたものを賠償するようになったということで、
これは「成長」とは言わず「更生中」という感じでしょう。
つまり、いまだに刑務所の中なり。
売上補完計画 (スコア:0)
「シナリオ通りだ」
「しかしあっさり認めたな」
「礼ははずんだからな」
もっと自由に (スコア:3, 興味深い)
つよがらないで、そのままのきみでいいじゃない、と原作者は言ったわけですな。
#しかし当局は許すだろうか。作曲者を...
Re:もっと自由に (スコア:2, 参考になる)
ジャッキー・チェン(成龍)やアンディ・ラウ(劉徳華)も歌っているが、彼らからのコメントは報道されていない。
上海万博事務局は、当初、第三者の権利を侵害しないオリジナル作品部門で応募された曲で、正式の契約を結んだから、権利侵害は無いとの発表だったが、後日、「そのままの君でいて」使用申請を出しており、著作権問題は一段落したようだ。
作曲者の繆森(敬称略)は、上海音楽学院指揮部作曲科を卒業後、音楽プロデューサーとなり、SONYとも契約して中国人歌手に楽曲を提供しているプロの作曲家で、上海では名前の知られた作曲家です。過去に韓国の曲のパクリ疑惑がありました。
万博事務局の審査能力の低さを嘆く声は無く、全責任を繆森(敬称略)に押し付ける形の中国blogが多いです。一部のネットメディアや通俗誌を除き、新聞など大手メディアはパクリ疑惑そのものを無視した形になっています。
繆森(敬称略)は、自宅にいますが、電話がつながらないマネするなど“失踪”した形になっています。
Re: (スコア:0)
>万博事務局の審査能力の低さを嘆く声は無く
いや、それはさすがに難しいんじゃないかな。
聞いて「これ、日本の岡本さんのじゃね?」とか突っ込み入ったら
どんだけ海外の楽曲に詳しいんだとビビりますわ。
Re: (スコア:0)
こうなったら、上海万博のEDテーマ曲として、岡本さんの 「tomorrow」 [goo.ne.jp]を採用すべきですね。
「許諾を受けたい」っていう問い合わせのコトか~
対外的なメ
10年後には (スコア:2)
原曲は中国で、パクったのは日本
と言うことに成っていると思う。
#友人が旅先で
#ビートルズの曲を中国の曲として紹介されて
#腰を抜かしていた。
#中国語の歌詞が付いているらしい。
上海万博? (スコア:1)
どうも (スコア:1, すばらしい洞察)
それとも、タダで許諾したの?
Re: (スコア:0)
確かに分からない。
著作権者に聞いてください。
甘い! (スコア:0, フレームのもと)
中国は、根っからのコピー大国であることを証明しただけ。
中国共産党も、どっかのコピーで、
そのうち、コピー元に著作権料を払うさ。
Re:甘い! (スコア:1, すばらしい洞察)
「知的所有権」云々は、資本主義国の身勝手な言い分、
貿易等の力関係があるので、しぶしぶ払っているだけ。
Re:甘い! (スコア:3, 参考になる)
世間知らずもほどほどにしないとダメだと思うんです。
資本論を読めとまではいいません。ここ [jcp.or.jp]とかここ [jcp.or.jp]などの解説では満足しませんか?
#ただのネガキャンだとは思いますが
少し…頭冷やそうか…
Re: (スコア:0)
資本論の議論では「著作権」っていうのはまさに社会的共有すべき「生産手段」に属するものだと思いますが…
# 資本論の2巻以降はエンゲルスがっせdrftgyふじこlp
Re:甘い! (スコア:1)
中国もベルヌ条約と万国著作権条約を結んでいる以上、正しく行動しないと他の国々から突っ込がみ入ると思いますよ。特に万博ともなると、世界中が注目してますから。
Re: (スコア:0)
> そもそも私有財産を認めないのが共産主義ですから。
あんたねぇ、中国が改革開放路線に進路を修正して何年経ってると思うのよ?
> しぶしぶ払っているだけ。
いや、資本主義国での支払いでもしぶしぶ払う人は多いと思うよ。
Re: (スコア:0)
> そのうち、コピー元に著作権料を払うさ。
もうコピー元は消滅していますが……
Re: (スコア:0)
> もうコピー元は消滅
ソ連共産党の後継であるロシア連邦共産党 [kprf.ru]はまだ存在してます [wikipedia.org]が何か?
Re: (スコア:0)
元が消滅しているなら、それはコピーではない。
と弾言。
Re: (スコア:0)
つまりムーブだったと。ダビング10じゃなくてよかった・・・?
たまには (スコア:0, おもしろおかしい)
Re:たまには (スコア:1)
JASRACは今回の件に関して、何もアクションをとってはいませんし、とれません。ノータッチです。理由はタレコミにある通りです。
ほえほえ
Re: (スコア:0)
上海万博を救ったようには見えるが
権利者をちゃんと守ったのか疑問。
冒頭だけ聴いて (スコア:0)
Re:冒頭だけ聴いて (スコア:1)
Re:冒頭だけ聴いて (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
大滝詠一と小西康陽が恐怖に打ち震えている姿が見えるようだぜぇ!!
Re:冒頭だけ聴いて (スコア:1)
>>大滝詠一と小西康陽が恐怖に打ち震えている姿が見えるようだぜぇ!!
パクリ元を発掘してるうちに洗脳されそうな気がしますが…
#大瀧さんの場合、かなりDJ的な作曲してますし、
#著作権管理団体の職員に同情したくなります。
で、 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
だれも作曲者に取材しようとしないのかな?
どう言い訳してるのか聞きたいものだ。
Re:で、 (スコア:1)
リンク先のYouTube動画は著作権侵害 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それがあなたの「著作権保護」の精神ですか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
法律の話なのに、なんでいきなり精神論になるんだ?
著作権侵害を判断できるのは権利者だけであり、それは精神がどうこうという問題じゃない。
Re: (スコア:0)
権利者に無断でYouTubeにアップロードするのは著作権侵害行為ですよ。
それに対して、民事的請求を行うかどうか、刑事で著作権侵害罪を申告するかどうかは
権利者の判断だけど、著作権侵害であるという事実に変わりはありません。
あなたの論理では、著作物を無断コピーしても権利者にバレなければ著作権侵害ではないと言っていることになりますよ。
シュレディンガーの某 (スコア:0)
著作権者が告発し、裁判所が最終的にそれを認めたとき確定する。
それまでは著作権侵害かもしれないし、侵害じゃないかもしれない。
Re: (スコア:0)
まさに元コメがそいつなの。そんな煽り書く必要ないよ。冷静に自首を勧めればいいだけ。
Re: (スコア:0)
分かんない人だな。
著作権侵害は親告罪であり、権利者からの告訴がないと捜査に着手することすらできない。法に定められた「著作権侵害行為」を認定しうるのは権利者だけ。“著作権侵害であるという事実”の認定が、既に権利者の判断に委ねられてるんだよ。
権利者が言い立ててない以上は、侵害であるかもしれないし、侵害ではないかもしれなくて、それを第三者が判断することはできない。
# 技術的保護手段の回避などの一部例外を除く。
Re:リンク先のYouTube動画は著作権侵害 (スコア:1, すばらしい洞察)
全然違う。
とりあえず著作権法ぐらい読もうな
第百十三条に著作権法に定められた権利を侵害する行為として規定されていて、
著作権侵害行為自体は、著作者が認識しようがしまいが、訴えようが訴えなかろうが、
事象として存在する。
次に、「権利者からの告訴がないと捜査に着手することすらできない」も大嘘。
法に抵触している疑いがあれば捜査することは問題ない。
最終的に告訴がなければ、公訴を提起できないだけ。
まあ、そんな捜査にどれだけ労力を割くかと考えれば、
実質的には「権利者からの告訴がないとほとんど捜査しない」のではあるが。
で、「“著作権侵害であるという事実”の認定が、既に権利者の判断に委ねられてるんだよ。」については、
侵害しているのではないかと尋ねられた時に「許諾した」と言ってしまえば
侵害されていないことにできるという点においては「権利者の判断に委ねられてる」と言えなくもないが、
その時点の事実としては権利者の判断は関係なく事実は事実として存在する。
そして、「権利者が言い立ててない以上は、侵害であるかもしれないし、侵害ではないかもしれなくて」は正しい。
許諾を得ているか得ていないかは第三者が簡単に認識できる事象ではない。
#(#1752111)みたいな阿呆はなんとかならんのかねぇ……
Re:上海万博の編曲の方が (スコア:1, すばらしい洞察)
何で編曲の善し悪しを批評するのに、作曲家に謝るのですか?
編曲者の十川知司に謝るなら分かりますけど。
#13年前のアレンジと今のアレンジを比較したら、そりゃ今の方が見栄えは、ね。