4月1日よりBlu-ray Disc対応録画機とディスクに私的録画補償金の課金開始 97
ストーリー by hylom
たかが数円、されど数円、 部門より
たかが数円、されど数円、 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
文化庁がBlu-ray Discレコーダーおよびディスクについて、4月1日より私的録画補償金の課金を行う方針を決めた(日経IT-PLUS)。
いままで私的録音録画補償金制度の対象となっていたメディアはDAT/DCC/MDおよびD-VHS、CD-R/RW、DVD-R/RW/RAMなどで、Blu-ray Discは含まれていなかった。しかし昨年6月17日、ダビング10の開始に向けてBlu-ray Discを課金対象とすることに文部科学省と経済産業省が同意、さまざまな団体から非難を受けていた。
なお、機器メーカー各社などは課金に難色を示しているとのことで、4月から本当に課金が実施されるかどうかはまだ不透明とのことだ。なお、課金額についてはレコーダーの場合数百円、ディスクで数円程度とのこと。
なんでダビング10が関係あるの? (スコア:5, すばらしい洞察)
> ダビング10の開始に向けてBlu-ray Discを課金対象とすることに文部科学省と経済産業省が同意、
デジタル放送は技術的保護手段がかけられていますから、Blu-rayディスクへの録画はそもそも私的複製ではないはずなのですが。
Re:なんでダビング10が関係あるの? (スコア:2, 参考になる)
と言う話だったはずなのに、いつの間にか両方とも導入されるのですね。
消費者の意見は無視で、消費者だけが損をする結果となったのは、この国らしい
決着の付け方だと思いましたよ。まったく。
Re:民主主義の欠陥をようやく理解したのかね? (スコア:1, 興味深い)
欠陥の原因は主義そのものではなくて実装でっせ
Re:民主主義の欠陥をようやく理解したのかね? (スコア:1)
しかし実装の実現性を考えずに政治的主義を唱えても無駄だろう。
fjの教祖様
Re:民主主義の欠陥をようやく理解したのかね? (スコア:1, おもしろおかしい)
いや、実行しているハードウェアの不具合でしょう
Re:なんでダビング10が関係あるの? (スコア:3, すばらしい洞察)
コピーワンスでも補償金はとられていました。
CPRM対応のDVD-RAM/RW/Rとか。
録画用のDVDには補償金がかけられているのに、BDやHD DVDなど
新しく登場した機器・メディアにはかけられておらず、不公平が
生じている、というのが権利者側の主張です。
権利者側はコピーワンスなら補償金はいらないなんて言ってなかったと
思いますよ。
補償金を認めなければダビング10への移行は認めない、とは言っていましたが、
それはコピーワンスなら補償金はいらないということではありません。
JEITA側は、コピーワンスにせよダビング10にせよコンテンツ保護が
かかっているのなら補償金は無しで、という主張でした。
そもそもダビング10にせよ補償金にせよ、権利者とJEITAの話し合いになっていて、
消費者の影がどこにも見えなかったのが不満。
補償金は建前上消費者から取るもののはずなのに、なんでJEITAとばかり
話しているんだ?と疑問に思っていました。
Re:なんでダビング10が関係あるの? (スコア:1, 興味深い)
何度コピーしても同じ品質のものが作れるから、メディアに対して
補償金をとることにより、著作権所有者に利益を還元しようと言う
建前で作られた制度なの。
だから、コピー回数に制限のあるワンスコピーやダビング10で
補償金をとると言うのは矛盾しているわけ。
これは制度で作ったものではあるけど、正当なものではない証拠。
さらに、なぜだか家庭用ビデオカメラ用のテープやDVDメディア、
そしてBDメディアからも補償金を取ろうとしていることなんて、
これはもう詐欺でしかないと思うね。
詐欺と言うのは、人を意図的に騙して金品を取る犯罪なんだけど、
騙して補償金を取ってるんだから、詐欺だよね。
請求したら返すとは言うものの、返してもらう費用のほうが高い
というのも詐欺だよ。
勝手に不当に徴収されたものなんだから、返す費用は徴収した
ほうが負担して返すのが正しいよね。
でも、ワンスコピーやダビング10が完全に廃止されるのなら、
補償金制度を誰が掠め取っていようとも、反対はしないよ。
この国は民主主義ではなくて、官僚主義国家だから、官僚が
天下り先を次々と作り、そこにお金を流し込む仕組みを作るためなら
国民を騙してでも実現するんだよね。
お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:5, 興味深い)
どうしても必要というのならちゃんとお金の管理して透明化してほしいね。
今月は各メディアから幾らづつのお金が入って、それらがどのような根拠でどのような流れでどのように分配されたのか。
著作者(著作「権」者ではない)を守るためという名目なのだから、ちゃんと著作者にお金行ってるなら結構みんな納得すると思うよ。
せめて制作会社(「出版」社とかではない)までのお金の流れは明確化しようよ。
それこそ、NTTが「管理がえらいめんどくさい。ないほうがマシじゃね?」としかめっ面しているユニバーサルサービス料金みたいにさ~。
#メディアの種類まで管理したら製造会社や流通にも負担が出てメディア単価が
#跳ね上がること間違いなしだろうけどね。
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:2, 興味深い)
もうひとつ。
課金されている商品ごとに目立つよう、誰にいくら支払われているか明記して欲しいです。なぜ支払わなくてはならないかも。
で、メーカーの裁量で
「権利者は消費者を泥棒と思っているので課金することになりました」
という意味の言葉を1/10くらい無難な表現に薄めたものを明記すると。
これはぜひやって欲しいなあ。課金に抵抗するというならぜひとも。
逆に (スコア:1)
まったく同じ制度を消費者に一切知らせずにやってたら、発覚した時点で
「業界の癒着、著作権団体が恫喝的に利益を徴収」
みたいな話に・・・できた・・・。妄想か。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:1)
>「権利者は消費者を泥棒と思っているので課金することになりました」
補償金に関しては、消費者を泥棒だとは思ってないし、泥棒扱いもしてない。
法で許されてる無許可で行える私的複製の範囲を超えた分は有料だけど、個別に契約するのは権利者も消費者も双方にとって面倒なので、簡略化しましょうという話。
泥棒じゃなく、強制的にお客さん扱いしてるだけ。
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:1, すばらしい洞察)
その論理はおかしいです。
それならばこの「補償金」とは私的複製の範囲を超えた複製に対する対価になってしまいます。であれば補償金が課金されたメディアを使っている限りは私的複製の範囲を超えて無制限に複製しても構わないということになります。それが客扱いするということです。
でも実際にはそうなっていません。補償金を負担していても私的複製の範囲を超えて複製してはいけないですよね。
それともやっていいんですかね。
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:1)
>であれば補償金が課金されたメディアを使っている限りは私的複製の範囲を超えて無制限に複製しても構わないということになります。
なりません。
まず、私的複製であれば無断複製が許可されているという訳ではありません。
私的複製のうち、特定の条件を満たしていれば権利者の許諾を得ずに複製してよいというのが現行の法律です。
そのうえで、例外として補償金を払えば複製をしてよいという条件が存在しているのです。
つまり、対価無しで無許可に複製してよい範囲には入ってないが、補償金を払えば無許可で複製してよい範囲というものが規定されているのです。
ですから、強制的にお客さん扱いしてるという理屈で合ってます。
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:1)
たぶん、言ってる事は、あなたと同じだと思います。
>まず、(法律で認められている範囲内で)複製してよい。
> 私的複製のうち、特定の条件を満たしていれば権利者の許諾を得ずに複製してよいというのが現行の法律です。
ここまでは、間違いなく同じ事ですよね。
そして、特定の複製に対しての例外が規定されている。
>次に、その複製によって生じる損害を補償するために補償金を徴収する。
> そのうえで、例外として補償金を払えば複製をしてよいという条件が存在しているのです。
「複製した場合は金を払う必要がある」というのと、「金を払えば複製して良い」ってのは同じ事です。
>補償金の徴収の対象に"まだ"指定されていないメディアであっても、法律で認められている範囲の複製は合法です。
その通りです。
「まだ指定されてないメディアに対する複製」が違法か合法って話は誰もしてないと思います。
補償金ってのはどういう意味を持っているのかって話ですから、blu-rayの事じゃなく、現行のDVD-RやCD-Rでの話しだと思ってください。
Re:お金の流れの透明化を義務化しようよ~ (スコア:1)
えーと、先の説明を読み直してみて、ちょっと判りにくいと思ったのでもう少し簡略化。
私的複製はいくつかの種類に分けられる。
一つは、権利者に許可を得る必要も、対価を払う必要も無いもの。
これだけを「私的複製」だと思ってる人も多く、その勘違いのせいで誤解も多い。
本当は、私的複製というだけでは無許可の条件を満たさない。
二つ目は、権利者に許可を得る必要は無いが、補償金という形で複製の対価を払うもの。
これは、デジタルによる複製に対するものなので、良くある冗談の「脳に課金」ってのは、残念ながら電脳化でもしないかぎり不可能です。
三つ目は、私的複製だが、権利者の許可が必要なもの。
これは、一つ目と二つ目の条件に当てはまらないものって事になります。
という事なので、補償金は複製の対価という考え方で間違い有りません。
また、補償金を払っても、私的複製の範囲を超えての複製はできません。
いつになったら縮小するの? (スコア:3, すばらしい洞察)
まあ、権利者側にも言い分はあるのだろうけど、結果だけを見ると課金範囲は拡大の一途をたどっているようにしか見えない。
iPod課金「現時点では見送るべき」~文化審議会の専門委員会が結論 [impress.co.jp]
これが2005年でのまとめ。
実際2007~2008年にかけて議論して出てきた結論はダウンロード違法化 [srad.jp]という状況。そしてここにきてBDメディアも追加ですか。
ちなみに、2007年の議論のまとめでも、私的録音録画小委員会:「DRMが普及すれば補償金縮小」で合意へ [itmedia.co.jp]、なんてことを言ってたりします。
こういうの、やるやる詐欺って言うんじゃないですかね。メーカーが嫌がるのも当然でしょう。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:いつになったら縮小するの? (スコア:4, 参考になる)
2007年の議論のまとめでも、私的録音録画小委員会:「DRMが普及すれば補償金縮小」で合意
これは権利者側が態度を変えたんじゃなくて、お互いに自分が都合のいいように解釈してる状態で「合意」としちゃったんですよ。
権利者側は「権利者の望むDRMが十分に普及した後でなら補償金を段階的に縮小してもいい」ということに合意したつもりです。
(ダビング10はあくまで妥協点で、権利者の望むDRMには該当しない)
それに対してメーカー側はたぶん「DRMつきで補償金なしの機器やメディアに置き換えることで段階的に縮小していく」と受け取った。
文化庁の提案がちょっと抽象的で解釈の余地がいろいろとあるものだったのに、そこを詰めずに「合意」という結果を早く出そうとしたのが食い違いの原因。
権利者側の要求自体には同意できないけど、2007年の合意内容については誤解してる人が多すぎる気がします。
うじゃうじゃ
二重課金じゃないの? (スコア:3, すばらしい洞察)
レコーダに課金してメディアにも課金?こういうのは二重課金にならないの?
Re:二重課金じゃないの? (スコア:1)
まともな制度とは思いませんが、ここの部分の考え方は少しはまともかもな気もします。
Re:二重課金じゃないの? (スコア:3, 興味深い)
バンドで自作の曲をDATに録音した。テープ1本。
補償金の返還を申請しようと電話したが、申請書のフォーマット(記入式伝票)がないのでフリーフォーマットで書いてくれと言われる。
申請書を適当に書いて郵送した。
後日、請求書が送られてきた。補償金 ○円、事務手数料○○○円。合計マイナス○○○円。何日以内に納付せよ、と。
Re:二重課金じゃないの? (スコア:1)
「使わなくなった」ではダメですね。
「今まで使ったことが無く」「これからも使わない」と証明できないと無理だと思う。
CD-RとかDVD-Rの場合、一度しか書き込みできないから、他人の著作物が「今までも」「これからも」複製されない事を示すことが出来る。
そういう意味では、HDDは「今まで使ったことが無い」事の証明が難しいですね。
Re: (スコア:0)
固定金額的な部分と従量課金な部分とが組み合わさっている、というだけで、
構造的には、特殊な問題があるとは思いませんが。
自動車税とガソリン税も二重課金だって話がありましたっけねえ。
課金自体の是非がどうとかは別として。
Re:二重課金じゃないの? (スコア:1)
「消費税」+「自動車税」or「揮発油税」のことだと思うよ。
Re:二重課金じゃないの? (スコア:1, 参考になる)
出光系のスタンドだと、そういう伝票が出ることがあると聞いた事があります。
消費者に「(場合によっては)ガソリン本体よりも高い税金を払っているのですよ」ということを気付かせたいのでしょうか。
でも、
これは無いでしょう。
ガソリン代とガソリン税の合計に消費税がかかっているはずです。
二重課税問題に対する政府の見解は「ガソリンという製品を作っているのは精油所であって、ガソリン税はそこで課税されるもの。製品価格(=小売店でのガソリン価格)には製造原価としてガソリン税分が転嫁されているだけなので、小売店でのガソリン価格全体への消費税の課税は二重課税にはならない」というものだったはず。
ルール上、小売店が仕入れ価格をガソリン本体と税部分に分けられない以上、消費税の課税は全体に対して行われるはずですよ。
ディーゼル(軽油)なら、軽油本体の価格にのみ消費税が掛かる(ガソリン税に相当する軽油取引税には消費税が掛からない)のですが...。
# ま、どっちにしても暫定税率をそのままにして一般財源化なんて無茶な事をやろうとする政府ですからね。
# どうせなら消費税も暫定税率ってことで数十年間突っ張ってみたらいいのに(笑)。
# オフトピなのでACで
Re:二重課金じゃないの? (スコア:2, 参考になる)
ちょうどさっき出光でガソリン入れてきたのでレシート見直してみました。
上から順に
--------------------------------
18.44L @113.0 2084円
(内、ガソリン税 @53.80 992円)
値引 37円
合計 2047円
(内、消費税等(5.00%) 97円
**ガソリン税に消費税は加算されます**
--------------------------------
と書かれています。
Re:二重課金じゃないの? (スコア:1)
それなら、公共交通で済む地域と、代替がなかなか効き辛い地域で、課税金額を大きく変えないと。
1を聞いて0を知れ!
レコーダーについては既に課金済みです (スコア:2, 参考になる)
Blu-rayレコーダーはDVDレコーダーも兼ねているため、DVD録画機器に対してかけられる
保証金制度が既に適用されています。そのため、今回は実質メディアのみの適用です。
誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:0, フレームのもと)
番組はHDDに録りためて見たら消す。
アニメやドキュメンタリーなどほしいものは製品版を買うか、オンラインで視聴。
自分の場合は多分こうなるんですけど、誰が録画用Blue-Rayメディアを買うのでしょう?
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:3, すばらしい洞察)
> 誰が録画用Blue-Rayメディアを買うのでしょう?
日本橋でも秋葉原でも一日巡ってみなさいよ。きっとメディアを買う人を目撃できるから直接インタビューすればいい。
っていうか、
自分はこういう使いかたをするから○○は使わない。
ここまではいい。しかし、だからといって
○○を買うのは誰?
だなんて、疑問を持つのが不自然なくらい売れてるよ。いくら理屈が立派で一見正しそうに見えてもその理屈で出来事を説明できなかったら、逆切れするんじゃなくって自説に対して反省すべきじゃないですかね。Blue-Rayメディアの売上の伸びを確認されたら、君が把握できないほど大人数がメディアを買っていることがわかると思います。
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1)
放送コンテンツ全てが製品になったりオンラインで再配信されるわけではないですから。
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1)
また見たいって思ったらBlu-Ray DISCに保存してます。
見るのが間に合わなくて保存することもあります。
自分が録画するスペシャル番組はたいていセル版が出ないです。
オンラインでも違法ものならあると思いますが合法的なのは見つけられたことがありません。
#当然見て消しもあります。
「DVDは出るだろうけどBlu-Rayでは出そうも無いからDISCに保存してる」って言う人も
現時点ではそこそこいると思います。
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1)
今のうちに買いだめしておくかねぇw
# BD-BOXは高くてとても買えないの・・・
# IDでいいやw
Re: (スコア:0)
中国のぱちもん屋で売ってそうなメディアですね。
Re: (スコア:0, オフトピック)
中国なら赤いはずです。多分。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1, 参考になる)
「中国、次世代DVD規格「レッドレイ」を発売-ブルーレイに対抗」
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=5631 [ipnext.jp]
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1212826.html [livedoor.jp]
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1)
東芝のHD-DVDの技術が使われている奴ですよね。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
とりあえず、家電量販店の録画用メディア売り場を見に行ったほうがいい。BD-RとBD-REを合わせたら、既にDVD-RAMやDVD-RWより占有面積広いと思うぞ。
まぁ、実際には「店やメーカー側が売りたいから面積を広く取っている」ということであって、必ずしも「売れている」に直結するわけではない。でも、売れてないなら置く必要も無いわけで。
Re:誰がメディアを買うの?(Re:レコーダーについては既に課金済みです) (スコア:1)
ねえ、DVD+RW は? DVD+RW DLはどこに売ってるの?
そんで (スコア:1, 参考になる)
いつになったら補償金が課金されているレコーダとメディアを使って録画して世代間バックアップなどができるようになるんですか?
未だに「10回もコピーできれば十分でしょ」としか考えてないわけ?
Q 10回もコピーできればじゅうぶんじゃね?
A この緩和案が問題なのは回数の問題じゃなくて世代の問題です。
子以降はムーヴすら不能だから10回コピーできてもあんまりありがたく無いのです。
オリジナルから10回もコピーすることはほとんどないが、メディアの経年変化等で
DVDからHDD等にコピーして再度DVD等にコピーし直す必要が出てくるケースは多いのです。
オ リ ジ ナ ル
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
子 子 子 子 子 子 子 子 子
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
禁 禁 禁 禁 禁 禁 禁 禁 禁
止 止 止 止 止 止 止 止 止
可
┌──→ DVD
HDD ─→ DVD
└──→ DVD
不可
HDD → DVD → BD → 次世代ディスク → 次々世代ディスク
使途不明金 (スコア:1)
DVDもそうなのですが、手段と目的が曖昧になっていると思います
他の方も書かれているユニバーサルサービス料の話と同じで
せっかく民間主導で進めているのに金の話の時だけ政府が口出し、もとい関与してきて
迷惑千万な事ばかりするのは彼らの言う「文化を守る」ためなのでしょうか?
その文化とやらが文化庁そのものでないと良いのですが…
よくわからんのだけど (スコア:0)
DVD-RAMだとデータ用より録画用の方が安いんだよな…。
録画用? (スコア:0)
データ用と中身はいっしょなので。
文化庁様 (スコア:0, フレームのもと)
毎度毎度思うことではあるけど。
遺跡触らせりゃ壁腐らせて、著作権触らせれば癒着しまくりと。
文化庁って能なしか詐欺師しかいないのかね。
マスコミ様が味方だと、この国じゃ何やっても自由だね。
Re: (スコア:0)
ついでに言うと官僚は選挙で選ばれてるわけじゃない。勝手に決められて唯々諾々と従う以外にないのが現状。
Re:職業選択の自由 (スコア:1, すばらしい洞察)
勝負ってのは、やりたかったら相手を引きずりこむか、相手のところに乗り込んでいくものですよ。
わざわざ招待状を送ってくれると思ってるの?
Re:職業選択の自由 (スコア:1)
そういう「俺は解ってるぜ」みたいな物言いが日本で消費者保護がなかなか根付かない原因だと思うけどな。
やたらと「権利」「利権」「既得権益」に噛みついたりとかね。
×保証 ○補償 (スコア:0)
×私的録画保証金
○私的録画補償金
Re:めんどくせぇ (スコア:2, 参考になる)
ええっと…どこから突っ込んでいいものやら…(返還請求を勧めた元ACです)
自分が権利を持つ著作物は、複製にあたっても当然(自分が権利者であるので)許諾済の複製となります。
他のコメントでも既に挙げられてますが、当の私的録画補償金管理協会自身の説明 [sarvh.or.jp]にあるとおり、「複製することについて、あらかじめ著作権者等から許諾を得ている場合」は補償金の対象(=私的録画)にはあたりません。
どうやら条文の構成を思いっきり勘違いされているようですが、
まず先に「許諾済の複製か未許諾の複製か」という分岐があって
次に、「未許諾の場合は私的複製にあてはまるかどうか」という判定があるのですよ。
いいですか?「著作権法第三十条にそんな例外規定はない!」のではないのです。著作権法第三十条そのものが「私的複製の場合は別途複製を認める」という例外規定なんですよ。
当然、家族写真の複製は「許諾済の複製」ですので、「『私的録音及び私的録画』にあたるかどうか」という判定ロジック以前の問題なんです。わかりますか?
つーか、そもそも当の当事者にしっかり説明されていることをいきなり全否定して
なんて威張られても(><)
Re:めんどくせぇ (スコア:1, すばらしい洞察)
自身に対し複製の許諾を明示的に行ったことを証明できますか? できないならば、自分の著作物を自身に許諾せずに複製したという事実のみが残るだけです。
AAを使うのは好ましく無いけれども、私もこの下りは理解不能。
著作者人格権ってのは誰もが持っている権利なんですけれどね。
普通にしてれば著作権は著作者のものです。決して、どこか特定の団体に自動的に移動させられる権利では無いのですけれども…。
そもそも、これはどういう時にそうなるのさ?
私が自分でお絵かきした完全一次創作作品を何らかのメディアに複製したら著作権侵害?製作が進むごとに名前変えて新規保存したらどこからオリジナルでどこからが複製になるのかな?w
「自身に対し複製の許諾を明示的にする」ことなんて簡単でしょ。「許可した」と一言宣言すりゃいい話。そもそも著作権保持者の複製は私的複製じゃないし。個人が行う複製は全て私的複製とか勘違いしていませんか?もう一度言いますが、著作権は創作者ならば誰でも持つことができる権利です。
違法複製が親告罪でなくなった場合には、この様なケースは全て著作権者自らによる著作権侵害として逮捕されることになるでしょう。
JASRACに委託しているアーティストが自分の曲勝手に使ったら著作権侵害ってのとごっちゃにしているのかな?確かに、著作権の管理を完全に任せた以上、著作者であっても容易に複製の許可は得ることができませんね。
これは著作権委託の問題であって、自分で著作権を管理している著作者には起こりえない話ですよね。てか、そういう自分で著作権を管理している人は何を以て逮捕されると言うのだろう?誰が誰の権利を侵害したってことになるの?「俺の著作物が俺に侵害された」?民事と刑事は別だって言っても警察そんな暇じゃないってば。
もう、最初言ったことの辻褄合わせするためにメチャクチャ言って破綻していますよ…。
Re:めんどくせぇ (スコア:1, 興味深い)
勘違いしていませんか?もなにも、彼の主張の根幹がそこですね。
・条文を厳密に解釈すると権利者であろうがなかろうが私的複製は私的複製である
・私的録画保証金の返還請求ができるのは、私的複製以外のケースである
・よって、個人が利用している以上、自身が権利者であろうが返還請求はできない
・「返還請求ができる」としている私的録画補償金管理協会(や文化庁や弁護士やその他)は条文解釈を間違っている
・全ての人間はヴァカだ。俺が正しい
彼のこの無制限の自信はいったいどこから出てくるのか…