青森県での新型コロナ感染者のカルテ流出、流出元は感染症病棟の看護師 61
色々リテラシが足りてない 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Anonymous Coward曰く、
Twitterは6年前、同社が政府から受け取った「監視要求数」を公表すべく米国政府に対し裁判を起こしていたが、これに対し米連邦地裁は「公表を認めない」という判断を下した。
米連邦地裁のYvonne Gonzalez Rogers裁判官は、Twitterが各四半期ごとに受け取った監視要求数を明らかにした場合、「国家安全保障に重大または差し迫った害を及ぼす可能性が高い」と結論付けた。Twitterは判決の出た翌日、「我々は裁判所の決定に失望しているが、透明性のために今後とも戦い続ける」とする声明を出した。
Twitterは訴訟当時、「政府からの制限はユーザーのプライバシーに不当な影響を与えるだけでなく、表現の自由や政府の問題についてのオープンな議論をするためのアメリカ合衆国憲法修正第1条の権利を侵害するものだと考えている」と主張。6年後の今も「政府との関係性を示すために透明性が依然として重要である」と述べている(CNET、Slashdot)。
Anonymous Coward曰く、
新型コロナウイルス感染者の行動追跡のため、世界各国でさまざまな手法が導入されている(過去記事)。その1つとして追跡機能を備えたウェアラブルデバイスの配布があり、例えば香港ではGPSを内蔵したリストバンドが導入されている(Beyond Health)。韓国も同様のリストバンド導入を導入する方針だが、これに対し賛否両論が寄せられているようだ(日経新聞、Yahoo!ニュース、朝鮮日報)。
韓国が導入するのは携帯電話と連動するもので、携帯電話から一定距離を離れたり、バンドを切ったりするとそのことが管理者に送信されるというもの。なお、韓国では感染者の無断外出が発覚すれば1年以下の懲役もしくは1000万ウォン(約89万円)の罰金となるという。ただ、韓国では性犯罪者などに対し位置追跡機能を備えた「足輪」の装着を義務付ける法律が2008年より施行されており、今回のリストバンドはこの足輪を連想させることから、批判的な声も出ているという。
昨今では、YouTuberなどに「絵本の読み聞かせ動画」が多く投稿されているそうだ。これらの動画は個人がアップしているものが多いようだが、そのほとんどは著作権者の許諾を得ておらず、著作権を侵害するものとなっている。これらに対し、絵本の著作権者も苦慮しているようだ(BuzzFeed)。
また、絵本のキャラクターを勝手に使って個人が作成したようなグッズがメルカリなどの個人間取引サイトで多数取引されている、という問題もある。こういったグッズの販売も著作権侵害に当たるが、個人間取引サイトではこうした「海賊版」グッズの取引差し止めを要請する際の手続きに手間がかかるため、現状では有効な対策があまり取れていないようだ。
Cloudflareがスマートフォン向けに提供していたVPNサービス「WARP」が、WindowsおよびmacOSでも利用できるようになった(Cloudflareの発表)。
WARPはCloudflareがiOSおよびAndroid向けに提供するアプリ「1.1.1.1」から利用できるが、このたびWindowsおよびmacOS向けアプリのベータ版がリリースされた。これらプラットフォームにおいても、WARPは無料で利用できる。また、現在Linux版のクライアントも開発中だという。
なお、このベータ版は招待制での提供となっており、まずはWARPの有料サービスである「WARP+」の利用者に向けて提供するとのこと。
米国でも新型コロナウイルスの感染拡大によって学校や図書館の閉鎖が続いているそうだ。そのため、米Internet Archiveが電子書籍の貸し出しを行う電子図書館サービスを開始したのだが、これに対し著作権者から著作権侵害であるとして反対の声が上がっている(HON.jp)。
「National Emergency Library」と名付けられたこの電子図書館では、約140万冊の書籍が電子化されて提供されており、ユーザーは1人10冊までこれらの電子書籍を借りて読むことができるという。これに対し出版社の団体であるAssociation of American Publishersは、この電子図書館は非合法であり、著作権者や出版社の権利に対する攻撃だとする声明を出している。
3月31日、プログラミング関連情報共有サイト「Qiita」を運営するIncrementsが、「ユーザー情報の取り扱い不備」について謝罪した。
Qiitaは3月25日、ユーザーが閲覧したQiita上の記事のタグを「読んだ記事」として誰もが閲覧できるQiitaのユーザーページに表示するように仕様を変更した。しかし、事前予告なしでこの変更が行われ、かつデフォルトではこの表示機能がオンになっていたことから批判を浴びることとなった。
さらに、同社が運営する転職支援サービス「Qiita Jobs」でも、Qiitaユーザーがよく閲覧していたタグ情報および「関心ワード」、IPアドレスから推定した地域という情報を、ユーザーに無断でこのサービスを利用する企業へ開示していたという。
Anonymous Coward曰く、
シンガポールの医師が新型コロナ感染の接触者追跡に近距離のBluetoothが利用できるのでは?と発案し、それを元に接触者追跡を簡単にできるアプリ「TraceTogether」が3月20日に開発されました(CNBC)。
個人情報の懸念を少なくBluetoothを利用して接触者同士の情報だけを保存して、追跡をしやすくというアプリです。また、この技術はオープンソース化してシンガポール以外でも利用できるようにする方針だそうですが、今のところ他に使う国や地域はなさそうです。
この追跡技術は「BlueTrace」と名付けられており、Bluetoohを使って近隣にいるユーザーを検知し、その情報を収集・保存する。位置データの収集は行わないという。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー