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かつて、マジコンに散々苦しめられた任天堂の故・岩田社長はこんなことを言ってました。
『ソフトウェアに対して対価を支払うことは無意味だ』という考えが広く広まりつつあることに対して恐怖を感じている
と発言してます。参考:ニンテンドー 3DS は 2D/3D 切り替え機能を搭載、海賊版対策も強化 [srad.jp]
これと同じことが今マンガ業界に起きてしまっている。一旦浸透してしまった海賊版サイトが一時的に閉鎖したからってすぐに売上が戻るかといわれると、おそらくそんなことはない。海賊版サイトがまずいのは「新作だろうと漫画はただで読める」という風潮が根付いてしまう
# 海賊版サイトに対しては、良い感情を持っていないです。あらかじめ。
ただ、マンガの海賊版騒動が起きるずっと前に、音楽で同じようなことが起きてはいるわけで。音楽は一時期、いくらでも海賊版が入手可能だった。そして、正規の音楽配信はDRMでガチガチに固められて、極めて使いづらかった。結果、「中高生はそういうサイトで音楽を無料取得するのが普通」でした。でも、それで誰も音楽にお金を払うことがなくなったかと言うと、そこまでは行ってない。Amazon MusicみたいにDRMが極めて緩いものや、月額固定の配信サイトが登場して、海賊版ではなく正規サイトを利用するようになった人も少なくないはずです。
マンガも、今後は似たような経緯をたどることになるんじゃなかろうか。電子書籍のDRM緩和とか、定額購読マンガサイトなどが増えてくれば、海賊版サイトの利用を少なくするよう誘導することは十分可能だと思います。
なんかこの辺の議論って雑なので、ちょっと認識を整理したほうが良いと思う。
漫画が、その辺のショップなどで有線等で勝手に流れていたかというとそうではない。漫画が、MDやCDなどのコピー作成のように私的コピーで大量流通していたかというとそうではない。雑誌・単行本の貸し借りは結構あったが、それらは単行本なら所有者に返還されたか、雑誌なら捨てられた。立ち読みも多かったが、本屋に行く必要があり、時間的に多くは無理だった
私的コピーやTVや町中で耳に入ってくる状況が多くてそもそも金払わなくてもそこそこ聞けるけどさらに金を払う層がいたのが音楽、
初期投資してる人が身近にいて有料であるのが感じられたのが漫画
この辺の扱いを雑に混同して音楽と同じ扱いを始めて、結果使いにくくなっているのがDRM漫画のような気がします。
# 主に雑誌で読む層を放置しすぎた# そうこうしているうちに別の娯楽との可処分時間の奪い合いが増す# 最終的にどう落ち着くのか・・・
マンガ雑誌は単行本の宣伝媒体(+読者の動向を探る実験媒体)で、広告費を込みでチャラで十分、儲けは単行本で・・・って感じだからねぇ
いまだと、音楽におけるYoutube、アニメにおけるTV放送・ネット配信と同じような立ち位置かなぁ
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
改造版サイトがまずいのは、正規購入者に理不尽な思いをさせること (スコア:1)
かつて、マジコンに散々苦しめられた任天堂の故・岩田社長はこんなことを言ってました。
と発言してます。
参考:ニンテンドー 3DS は 2D/3D 切り替え機能を搭載、海賊版対策も強化 [srad.jp]
これと同じことが今マンガ業界に起きてしまっている。
一旦浸透してしまった海賊版サイトが一時的に閉鎖したからってすぐに売上が戻るかといわれると、おそらくそんなことはない。
海賊版サイトがまずいのは「新作だろうと漫画はただで読める」という風潮が根付いてしまう
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
# 海賊版サイトに対しては、良い感情を持っていないです。あらかじめ。
ただ、マンガの海賊版騒動が起きるずっと前に、音楽で同じようなことが起きてはいるわけで。
音楽は一時期、いくらでも海賊版が入手可能だった。
そして、正規の音楽配信はDRMでガチガチに固められて、極めて使いづらかった。
結果、「中高生はそういうサイトで音楽を無料取得するのが普通」でした。
でも、それで誰も音楽にお金を払うことがなくなったかと言うと、そこまでは行ってない。
Amazon MusicみたいにDRMが極めて緩いものや、月額固定の配信サイトが登場して、海賊版ではなく正規サイトを利用するようになった人も少なくないはずです。
マンガも、今後は似たような経緯をたどることになるんじゃなかろうか。
電子書籍のDRM緩和とか、定額購読マンガサイトなどが増えてくれば、海賊版サイトの利用を少なくするよう誘導することは十分可能だと思います。
Re: (スコア:0)
なんかこの辺の議論って雑なので、ちょっと認識を整理したほうが良いと思う。
漫画が、その辺のショップなどで有線等で勝手に流れていたかというとそうではない。
漫画が、MDやCDなどのコピー作成のように私的コピーで大量流通していたかというとそうではない。
雑誌・単行本の貸し借りは結構あったが、
それらは単行本なら所有者に返還されたか、雑誌なら捨てられた。
立ち読みも多かったが、本屋に行く必要があり、時間的に多くは無理だった
私的コピーやTVや町中で耳に入ってくる状況が多くてそもそも金払わなくてもそこそこ聞けるけどさらに金を払う層がいたのが音楽、
初期投資してる人が身近にいて有料であるのが感じられたのが漫画
この辺の扱いを雑に混同して音楽と同じ扱いを始めて、
結果使いにくくなっているのがDRM漫画のような気がします。
# 主に雑誌で読む層を放置しすぎた
# そうこうしているうちに別の娯楽との可処分時間の奪い合いが増す
# 最終的にどう落ち着くのか・・・
Re:改造版サイトがまずいのは、正規購入者に理不尽な思いをさせること (スコア:0)
マンガ雑誌は単行本の宣伝媒体(+読者の動向を探る実験媒体)で、広告費を込みでチャラで十分、
儲けは単行本で・・・って感じだからねぇ
いまだと、音楽におけるYoutube、アニメにおけるTV放送・ネット配信と同じような立ち位置かなぁ