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人間に限らず動物でも権利を認めて欲しいってのは、日本でもイリオモテヤマネコを原告にした裁判とかあったね。 http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-119001.html [ryukyushimpo.jp] このへんの動物や自然にも権利があるって概念はWikipediaの「自然の権利」ってのに簡単なまとめが載ってる。 https://ja.wikipedia.org/wiki [wikipedia.org]
つか、シャッターを切ったということだが、そもそもそのようなハプニング込みで機材を仕込みプリントもその人がやっているのだからサル側に著作権はどうかなって思うんだよ。
サルにも肖像権を認めろくらいなら何ら問題はないのかもしれないが、
「猫がピアノの鍵盤の上を歩いた結果発生した雑音は著作物か?」みたいな感じがする。観光客に頼まれて偶然その場にいあわせた俺がシャッターボタンおしただけの記念写真にも著作権が発生して、その記念写真を他人に配ることについて云々みたいな面倒なことにもなりかねん。
ある程度訓練をうけた象が「鼻にくくりつけた筆で書いた、高い芸術性を持つ風景画」とかなら、著作権が認められてもいいのかもしれない。
猿や猫の場合と「観光客に頼まれて偶然その場にいあわせた俺がシャッターボタンおしただけ」ってのは同列じゃない。#あなたが猿や猫なら同列だが
著作物は「創作的に表現したもの」であり、著作者は「著作物を創作する者」であるから、その創作的な表現への寄与度が反映されるべきだ。ただし、猿や猫には著作権は認められない。
「観光客に頼まれてシャッターボタンおしただけ」の場合、観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが、同時に、あなたは何も見ずに押したわけでなく、アングルの調整やタイミングを図るなどしており、あなたによる寄与は小さくない。ただ、同時にシチュエーションから、あなたはその観光客に著作権のほとんど全てを譲渡してるかそれと等しい扱いを許容しているとみなせるのではないだろうか。しかし、著作者人格権のうち、得に氏名表示権については、例えばその撮影した写真が何かの芸術的な賞を得た時、そこにあなたの名前がなく、別人の名前があることを当然であると思えるだろうか。それが人格権があり別扱いな理由と思う。#公表権は著作権譲渡時の規定がある。同一性保持権は……しらんw
>「観光客に頼まれてシャッターボタンおしただけ」の場合、観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが
ウソを付け。誤:観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが正:観光客は撮影を依頼しているが(アングルを依頼するとは限らない)
むしろアングルを指示したことの方が珍しい気がする。まあ世の中には図々しい客というのもいるかもしれないし、その辺は文化にも依存するのだろうけども。
観光客にシャッターを押してくれと頼まれる場合、大抵「このあたりから撮ってください」のようにカメラを渡して、自分は映りたい位置に移動するだろう? その場合、その観光客をフレームに入れずに写真を撮るか?
観光客は写真を撮影したい場所で頼んで自分が映りたい場所に移動することで「そこからこっちにいる私がフレームに入るように写真を撮ってください」と指示しているんだよ。これを「大まかなアングルを指示している」以外の何者だと言うんだ?
その通り。さらに言えば、多くは「指示」というほど明確に示さないから「提示」とした。そして蛇足かと書かなかったが、中には自分でフレームを確認してこんな感じでと指示する人もいるし、逆に、写す側が単純に真ん中に写すのではなく背景や余白を考えて写す事もあれば、「もう少し右」など立ち位置を指示することもあるし、自らもう一枚別アングルを提案する事もある。単なる通りすがりではなく、ガイドさんなどだとなれているので、そういう傾向も大きいと思う。もっと言うと、ツアーの集合写真などでは、当然それで飯を食っているプロが様々なセッティングを行って撮影するのだが、その際に客のカメラでも撮ってあげるサービスが行われる事もある。その場合、客の寄与は皆無で著作権を持つとは考えられないが、世の中は問題なく回っている。
著作権は複数で持つ事が出来る。ただ、映画などでは監督やカメラマン個々人としてではなく、職務著作として団体として持つのが通常だろう。だが、例えば友人二人が監督・カメラマンとなって撮影したものの著作権が、監督役一人のものでカメラマン役にはないという話で納得できるの?さらにいうと、これは監督・カメラマンといった役職名で決まるものではなく、あくまで作品への寄与度で決まることであって、監督とは名ばかりで何にもしてなければ監督役のものが著作者となるのはおかしいし、カメラマンといっても監督の決めたアングルにカメラ固定で撮影の開始停止をしてるだけならカメラマンは著作者たりえないでしょう。#さらに映画では編集もある
職務著作のくだりは間違いでしたね。映画は職務著作でなくても制作会社など団体が持つのが普通でした。チャップリンのは旧法の、しかも存続期間の話なのでそのへん誤解を生みそうです。#現法の著作権存続期間はどうなるんでしたっけ?ただ、書かれているように、著作権表示やファインダーを覗いたかどうかといった形式的な事で著作者が決まらないというのは現法も旧法も変わりなくその通りですね。
観光客に頼まれて偶然その場に痛くなってる猿がシャッターを押すと
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
いろんな主義主張 (スコア:1)
人間に限らず動物でも権利を認めて欲しいってのは、日本でもイリオモテヤマネコを原告にした裁判とかあったね。
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-119001.html [ryukyushimpo.jp]
このへんの動物や自然にも権利があるって概念はWikipediaの「自然の権利」ってのに簡単なまとめが載ってる。
https://ja.wikipedia.org/wiki [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
つか、シャッターを切ったということだが、そもそもそのようなハプニング込みで機材を仕込み
プリントもその人がやっているのだからサル側に著作権はどうかなって思うんだよ。
サルにも肖像権を認めろくらいなら何ら問題はないのかもしれないが、
Re: (スコア:0)
「猫がピアノの鍵盤の上を歩いた結果発生した雑音は著作物か?」みたいな感じがする。
観光客に頼まれて偶然その場にいあわせた俺がシャッターボタンおしただけの記念写真にも著作権が
発生して、その記念写真を他人に配ることについて云々みたいな面倒なことにもなりかねん。
ある程度訓練をうけた象が「鼻にくくりつけた筆で書いた、高い芸術性を持つ風景画」とかなら、
著作権が認められてもいいのかもしれない。
Re:いろんな主義主張 (スコア:0)
猿や猫の場合と「観光客に頼まれて偶然その場にいあわせた俺がシャッターボタンおしただけ」ってのは同列じゃない。
#あなたが猿や猫なら同列だが
著作物は「創作的に表現したもの」であり、著作者は「著作物を創作する者」であるから、その創作的な表現への寄与度が反映されるべきだ。
ただし、猿や猫には著作権は認められない。
「観光客に頼まれてシャッターボタンおしただけ」の場合、観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが、同時に、あなたは何も見ずに押したわけでなく、アングルの調整やタイミングを図るなどしており、あなたによる寄与は小さくない。
ただ、同時にシチュエーションから、あなたはその観光客に著作権のほとんど全てを譲渡してるかそれと等しい扱いを許容しているとみなせるのではないだろうか。
しかし、著作者人格権のうち、得に氏名表示権については、例えばその撮影した写真が何かの芸術的な賞を得た時、そこにあなたの名前がなく、別人の名前があることを当然であると思えるだろうか。
それが人格権があり別扱いな理由と思う。
#公表権は著作権譲渡時の規定がある。同一性保持権は……しらんw
Re: (スコア:0)
>「観光客に頼まれてシャッターボタンおしただけ」の場合、観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが
ウソを付け。
誤:観光客はおおまかなアングルを提示するなどしているが
正:観光客は撮影を依頼しているが(アングルを依頼するとは限らない)
むしろアングルを指示したことの方が珍しい気がする。
まあ世の中には図々しい客というのもいるかもしれないし、その辺は文化にも依存するのだろうけども。
Re: (スコア:0)
観光客にシャッターを押してくれと頼まれる場合、大抵「このあたりから撮ってください」のようにカメラを渡して、
自分は映りたい位置に移動するだろう? その場合、その観光客をフレームに入れずに写真を撮るか?
観光客は写真を撮影したい場所で頼んで自分が映りたい場所に移動することで
「そこからこっちにいる私がフレームに入るように写真を撮ってください」と指示しているんだよ。
これを「大まかなアングルを指示している」以外の何者だと言うんだ?
Re: (スコア:0)
その通り。
さらに言えば、多くは「指示」というほど明確に示さないから「提示」とした。
そして蛇足かと書かなかったが、中には自分でフレームを確認してこんな感じでと指示する人もいるし、
逆に、写す側が単純に真ん中に写すのではなく背景や余白を考えて写す事もあれば、「もう少し右」など立ち位置を指示することもあるし、自らもう一枚別アングルを提案する事もある。
単なる通りすがりではなく、ガイドさんなどだとなれているので、そういう傾向も大きいと思う。
もっと言うと、ツアーの集合写真などでは、当然それで飯を食っているプロが様々なセッティングを行って撮影するのだが、その際に客のカメラでも撮ってあげるサービスが行われる事もある。その場合、客の寄与は皆無で著作権を持つとは考えられないが、世の中は問題なく回っている。
Re: (スコア:0)
にわかには納得しがたいですな
Re: (スコア:0)
著作権は複数で持つ事が出来る。
ただ、映画などでは監督やカメラマン個々人としてではなく、職務著作として団体として持つのが通常だろう。
だが、例えば友人二人が監督・カメラマンとなって撮影したものの著作権が、監督役一人のものでカメラマン役にはないという話で納得できるの?
さらにいうと、これは監督・カメラマンといった役職名で決まるものではなく、あくまで作品への寄与度で決まることであって、監督とは名ばかりで何にもしてなければ監督役のものが著作者となるのはおかしいし、カメラマンといっても監督の決めたアングルにカメラ固定で撮影の開始停止をしてるだけならカメラマンは著作者たりえないでしょう。
#さらに映画では編集もある
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
職務著作のくだりは間違いでしたね。映画は職務著作でなくても制作会社など団体が持つのが普通でした。
チャップリンのは旧法の、しかも存続期間の話なのでそのへん誤解を生みそうです。
#現法の著作権存続期間はどうなるんでしたっけ?
ただ、書かれているように、著作権表示やファインダーを覗いたかどうかといった形式的な事で著作者が決まらないというのは現法も旧法も変わりなくその通りですね。
Re: (スコア:0)
観光客に頼まれて偶然その場に痛くなってる猿がシャッターを押すと