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Apple、プロセッサの特許侵害でウィスコンシン大学に敗訴」記事へのコメント

  • AppleのSoCってこんな内部動作の詳細まで公表されてんの?

    • 原告は該当すると思ったら訴訟起こせばよくて、被告側に詳細の説明が要求されるのでは。
      法廷内にいる人はNDAに合意したものとするのか自然に公開情報になってしまうのかはわかりませんけど。

      • by Anonymous Coward on 2015年10月17日 15時48分 (#2901689)

        え、それは正反対では?
        訴訟では、訴えた側が相手側が特許侵害していることを証明する必要があります。
        だからこそ、外部から特許侵害を確認することが容易な特許が強い特許とされるわけで。
        今居る会社でも特許出願する際には、どういった形で侵害を確認できるかが、会社の特許に対する評価項目になってます。

        親コメント
        • by igrs (23684) on 2015年10月17日 21時56分 (#2901843)
          > なんでバレたんだ?

          WARFは、A7チップのメモリ制御信号をロジックアナライザーなどで解析したのではないでしょうか?

          特許となった回路が効果を発揮するようなプログラムを実行して、想定されたメモリアクセスとなるようならば、特許を侵害している可能性が高いですよね。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            投機的メモリアクセスに関するものだそうですから、チップ外に出てこない可能性も高いです

            • by Anonymous Coward

              投機的メモリアクセスなら、外部から観測可能ですね。
              モバイルCPUのようにメモリも同一パッケージになっていても、内部のボンディングワイヤ部分だけ溶かしたり削って、外部から観測できるようにします。

              • by Anonymous Coward

                いえ、投機的メモリアクセスはストアバッファやキャッシュどまりのものが多いです
                いちいち主記憶まで行ってしまうとペナルティが馬鹿になりません

              • by Anonymous Coward

                そのペナルティを隠すための投機的メモリアクセスなんですが…
                主記憶にアクセスしないなら、そもそも投機的なアクセス自体が不要。
                確率が低いことを言ってるのかもしれないけど、そんなのは投機的であろうと無かろうと関係ない話で、キャッシュがある限りそういう物ですね。
                まぁキャッシュ無効にして確認すればいいだけの話ではありますが。

              • by Anonymous Coward

                ぜんぜんわかっていませんね
                ペナルティというのはレイテンシではなく予測ミスによるペナルティのことです
                あなたのおっしゃるのは特別にプリフェッチと呼ぶことがほとんどです

                アウトオブオーダー実行において、分岐の予測やメモリデータ(非)依存性を予測したをパスに沿って投機的にメモリアクセスをするのが典型的です
                分岐予測が失敗、あるいは投機実行したメモリアクセスが先行するストアに依存していた場合、投機実行はキャンセルしてやりやおしです
                こんなところでいちいち主記憶までアクセスしたりはしません

        • by Anonymous Coward

          証明する責任は原告側にあっても、そのためのデータは召喚できます。
          外部から侵害を確認できるのが重要なのは、訴訟を起こすだけですぐに何億円とかかかるからです。

          • by Anonymous Coward

            召喚…って誰が誰からどのようにデータを得るのですか?
            原告側が要求したら被告側が自社製品の内部情報を提供するとでもいうのでしょうか。

            被告側が情報を出すのは、原告側から具体的な侵害内容が出てきた後です。
            原告側から具体的な侵害の指摘があって、それを否定する際にのみ被告側がその部分だけに関する情報を出します。

            • by Anonymous Coward on 2015年10月18日 10時16分 (#2901996)

              アメリカの裁判には、ディスカバリーという手続きがありまして、
              原告が、被告のデータが必要だといえば、基本的に(弁護士は)確認できます。

              逆に、被告が原告のデータを見ることもできます。

              もし、データを出さなければ、アメリカの特許侵害訴訟は陪審員裁判ですので、
              意図的に秘匿したということで、ほぼ自動的に負けます。

              日本の訴訟では、出訴時に請求金額を決めて裁判しますが、
              アメリカの裁判では。ディスカバリーを通じて請求金額を決定します。

              だから、現時点のアメリカの裁判制度では、「ある程度の疑わしさ」があれば
              裁判を起こすことができます。

              着手金なし、費用請求なし、成功報酬のみで特許訴訟を起こす弁護士がいると
              問題になっているようです。

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                なるほど。アメリカでの訴訟に関しては、確かに広い範囲での情報を得ることが出来ますね。
                ただ、証言や証拠の開示を要求できる制度があっても、それは訴訟が始まってからの話です。
                「ある程度の疑わしさ」があれば裁判を起こせると言いますが、その「疑わしさ」を見つける手段として、外部から侵害を確認できる特許が強いのです。
                さすがに、何の特許を侵害しているか分からない状態で訴訟を起こし、情報の開示を要求することは出来ません。

              • by Anonymous Coward

                こういうのって、今度のTPPで、だんだん日本にも押しつけられたりしないんだろうか。

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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