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自分の著作物をどういう条件で許諾しようと著作者の自由だよね?一体どの立場から反対できるんだ?
本人も優れていると認めてるんだから問題ないように見えるけど。
それこそ彼(赤松氏)の求めてるカオスな状態は、はっきり言って売り上げを見込めないような玉石混合のニッチジャンルで形作ってるものであって本来この件で対象となるのは流行ジャンルにたかって儲ける同人ゴロとかのいわゆるイナゴ系の大規模サークルなわけでしょ。
確かに10万くらいだと売上予定額のボーダー付近の中堅か大規模一歩手前くらいのところは確かに委縮する可能性が無くはないけど、じゃあいくらで区切るのが妥当なのかは結局やってみないとわからんでしょ。
そうともいえないと思うよ。同人誌が全部ガロみたいになることが、漫画(あえて漫画に絞るが)の業界全体にとって必ずしも良いこととは言えない。
同人誌は商業誌をベースに作られていて、しかも、同人誌は商業誌に対して人材を供給する、というエコシステムが既に成立している。もし、同人誌の経済規模が半分になったら、その時は、おそらく同人作家の数自体が半分とはいわないまでも、数割は減少する。商業誌は、同人誌が抱える人材のうち一番いいところだけをカスって人材を回しているから、例えば、同人誌から経済的に弾き出された人が商業誌に流れる、ということは
この辺で規模的にオリジナル>二次創作ってなるのもおもしろいと思うけどな。
#2634698が言ってるような理屈は、あくまで現時点での最適化モデルでしかなく、同人ショップが無かった頃、DL販売が無かった頃には当てはまらないですよね。もうちょっと言えば、少し昔の状態に合わせて構築されたモデル。今は個人がちょこっと派手なことをやったらハイスピードで商業を脅かすことすら起こりうる時代なのだから、商業と個人との関係は昔とは変わらざるを得ない。みな自己を守る側に動くのが道理なんだから、「ズルい奴を儲けさせないために商業側も不利益を許容しろ」じゃあ動けない。それは「今からこう変化していったら誰々に不利だ、ズルい奴だけが儲かる仕組みだ」じゃなくて、新たな仕組みを提示して「こうすれば今よりはハッピーだ」と言わないとダメッスよね。
正しいか間違ってるか、説得力があるか、というのはさておき、ニトロは一つの方向性を試そうとしているし、赤松氏は一応ビジョンを掲げて動いてる。外野はそこをうまく叩いてよりよいものを生み出そうとするべき。新しい仕組みをただ批判して潰そうとしても「現状でズルできる奴」がズルしやすくなるだけだ。
#生計をそこに委ねてない者としては、たまにドラスティックな改革があったり規制が強い時代になったりオリジナル隆盛の時代になってもそれはそれで、と思ってしまっていけないな。利害関係者にとっては変化はたまったもんじゃない、のは理解する。
「それはそれで」と思う人はそうすればいいし、「たまったもんじゃない」人は大慌てで何かすればよい。みな、同じ方向を向く必要もなければ、同じ熱さで取り組む必要もない。
私は、そう思うんですけどね。それがここでのたしなみ。だからもちろんそれぞれのやり方に好き嫌いもあっていいし、ずっと「あいつはズルして儲けてる」論も含めて様々な意見があっていい。踏まえて様々なズルも挑戦もあっていいんだと思う。(法治国家故、「ズル」ではなく「違法」ならそれは自由の範囲ではない。裁こうじゃないか)
そういう一般論ではないのです新しい仕組みでもない同人事情に詳しいはずのニトロが同人の規定を(かなり)厳しく改定したと思われるところが問題なのです
念のために言っておきますと、ニトロを非難しているわけではありません
育成効果ってのは、二次創作じゃないと十分利かないと思う。既存の作品の番外編や続編を作るのは、キャラデザやバックグラウンドの構築とかを全部すっとばして、絵と展開だけに集中できる。だからこそ、初心者にとって「とっつきやすい」わけで、同人作品が商業デビューの登竜門となりうる理由でもある。
いきなりオリジナルに挑戦して挫折した場合、その努力は報われない。これは社会の公平性を担保する上では至極当然の帰結で、何も漫画に限った話ではないが、一方で、そこから社会が得るリターンもない。同人誌として世に出ることで初めて、社会に経済的な効果をもたらしているわけだから。滝を登り切った先にメジャーデビューがあるとすれば、まずは下の滝壺まで行かなきゃいけない。
社会に経済的な効果をもたらしている時点で事業レベルでしょうから、二次創作が元の著作者にロイヤリティを払うのは当たり前です。
「赤松氏のカオス状態」もロイヤリティを払うことに苦言を呈しているわけじゃなくて、現状維持でロイヤリティを通す方法を模索したい、って話でしょ。
同人作家は、できれば、ロイヤリティは払いたくないと思うが、一方で、どうしても払いたくないと思っているわけでもないだろう。ただ、一次著作権は強力だからこそ、一次側が「素直」な要望を出せば、それを遵守する二次は全滅する。つまり、一次作家を育てるための二次作品はまぎれもない現実として存在するのに、今の世代の一次作家だけを優遇するために強権を発動したら、次の世代の一次作家(の一部)が育
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
反対の声って何さ? (スコア:4, すばらしい洞察)
自分の著作物をどういう条件で許諾しようと著作者の自由だよね?
一体どの立場から反対できるんだ?
Re: (スコア:1)
Re: (スコア:0)
本人も優れていると認めてるんだから問題ないように見えるけど。
それこそ彼(赤松氏)の求めてるカオスな状態は、はっきり言って
売り上げを見込めないような玉石混合のニッチジャンルで形作ってるものであって
本来この件で対象となるのは流行ジャンルにたかって儲ける
同人ゴロとかのいわゆるイナゴ系の大規模サークルなわけでしょ。
確かに10万くらいだと売上予定額のボーダー付近の中堅か大規模一歩手前くらいのところは
確かに委縮する可能性が無くはないけど、
じゃあいくらで区切るのが妥当なのかは結局やってみないとわからんでしょ。
Re: (スコア:1)
そうともいえないと思うよ。同人誌が全部ガロみたいになることが、漫画(あえて漫画に絞るが)の業界全体にとって必ずしも良いこととは言えない。
同人誌は商業誌をベースに作られていて、しかも、同人誌は商業誌に対して人材を供給する、というエコシステムが既に成立している。もし、同人誌の経済規模が半分になったら、その時は、おそらく同人作家の数自体が半分とはいわないまでも、数割は減少する。商業誌は、同人誌が抱える人材のうち一番いいところだけをカスって人材を回しているから、例えば、同人誌から経済的に弾き出された人が商業誌に流れる、ということは
Re:反対の声って何さ? (スコア:1)
この辺で規模的にオリジナル>二次創作ってなるのもおもしろいと思うけどな。
Re:反対の声って何さ? (スコア:1)
#2634698が言ってるような理屈は、あくまで現時点での最適化モデルでしかなく、同人ショップが無かった頃、DL販売が無かった頃には当てはまらないですよね。
もうちょっと言えば、少し昔の状態に合わせて構築されたモデル。
今は個人がちょこっと派手なことをやったらハイスピードで商業を脅かすことすら起こりうる時代なのだから、商業と個人との関係は昔とは変わらざるを得ない。
みな自己を守る側に動くのが道理なんだから、「ズルい奴を儲けさせないために商業側も不利益を許容しろ」じゃあ動けない。
それは「今からこう変化していったら誰々に不利だ、ズルい奴だけが儲かる仕組みだ」じゃなくて、新たな仕組みを提示して「こうすれば今よりはハッピーだ」と言わないとダメッスよね。
正しいか間違ってるか、説得力があるか、というのはさておき、ニトロは一つの方向性を試そうとしているし、赤松氏は一応ビジョンを掲げて動いてる。
外野はそこをうまく叩いてよりよいものを生み出そうとするべき。
新しい仕組みをただ批判して潰そうとしても「現状でズルできる奴」がズルしやすくなるだけだ。
#生計をそこに委ねてない者としては、たまにドラスティックな改革があったり規制が強い時代になったりオリジナル隆盛の時代になってもそれはそれで、と思ってしまっていけないな。利害関係者にとっては変化はたまったもんじゃない、のは理解する。
Re:反対の声って何さ? (スコア:1)
#生計をそこに委ねてない者としては、たまにドラスティックな改革があったり規制が強い時代になったりオリジナル隆盛の時代になってもそれはそれで、と思ってしまっていけないな。利害関係者にとっては変化はたまったもんじゃない、のは理解する。
「それはそれで」と思う人はそうすればいいし、「たまったもんじゃない」人は大慌てで何かすればよい。みな、同じ方向を向く必要もなければ、同じ熱さで取り組む必要もない。
私は、そう思うんですけどね。それがここでのたしなみ。
だからもちろんそれぞれのやり方に好き嫌いもあっていいし、ずっと「あいつはズルして儲けてる」論も含めて様々な意見があっていい。踏まえて様々なズルも挑戦もあっていいんだと思う。(法治国家故、「ズル」ではなく「違法」ならそれは自由の範囲ではない。裁こうじゃないか)
Re: (スコア:0)
そういう一般論ではないのです
新しい仕組みでもない
同人事情に詳しいはずのニトロが同人の規定を(かなり)厳しく改定したと思われるところが問題なのです
念のために言っておきますと、ニトロを非難しているわけではありません
Re: (スコア:0)
育成効果ってのは、二次創作じゃないと十分利かないと思う。既存の作品の番外編や続編を作るのは、キャラデザやバックグラウンドの構築とかを全部すっとばして、絵と展開だけに集中できる。だからこそ、初心者にとって「とっつきやすい」わけで、同人作品が商業デビューの登竜門となりうる理由でもある。
いきなりオリジナルに挑戦して挫折した場合、その努力は報われない。これは社会の公平性を担保する上では至極当然の帰結で、何も漫画に限った話ではないが、一方で、そこから社会が得るリターンもない。同人誌として世に出ることで初めて、社会に経済的な効果をもたらしているわけだから。滝を登り切った先にメジャーデビューがあるとすれば、まずは下の滝壺まで行かなきゃいけない。
Re: (スコア:0)
社会に経済的な効果をもたらしている時点で事業レベルでしょうから、二次創作が元の著作者にロイヤリティを払うのは当たり前です。
Re: (スコア:0)
「赤松氏のカオス状態」もロイヤリティを払うことに苦言を呈しているわけじゃなくて、現状維持でロイヤリティを通す方法を模索したい、って話でしょ。
同人作家は、できれば、ロイヤリティは払いたくないと思うが、一方で、どうしても払いたくないと思っているわけでもないだろう。ただ、一次著作権は強力だからこそ、一次側が「素直」な要望を出せば、それを遵守する二次は全滅する。つまり、一次作家を育てるための二次作品はまぎれもない現実として存在するのに、今の世代の一次作家だけを優遇するために強権を発動したら、次の世代の一次作家(の一部)が育