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教材業者からみれば、教師というか学校は著作権法の規定を勘違い [kidscric.com]して、元々生徒1人1人に配ることを前提にして価格決定している教材でも、それを1冊だけ購入し、生徒にはコピーして配るといった不正行為を散々繰り返して来た前科があるわけですよ。おまけに納入業者は立場が低くてなかなか言えない。そんな状況をずーっとやってきたから不信感があるのはよく分かるんです。一時はソフトの不正コピーの温床とまで言われましたし。
ですが、DRMを要求するのはいただけません。DRMなんてものは、それを導入したところで誰かが何か得するわけでもなければ、直接建設的な効果や何か生産性をもたらすものではないわけです。仕方が無いから消極的に付けるわけですよ。有り体に言えばこれで何かを防いだところで金になるわけじゃないんです。得に教科書なんてのはそう言うものでしょう。そのために当初設計よりもサーバに負担がかかって、システムが上手く動かないだとかトラブルとか本末転倒だと思うわけです。
また佐賀県は独自に教材とか言ってますがこれも本末転倒ですよね。システムはよいよい教育のために入れるわけでしょう?にも関わらずシステムを動かす事を目的に実績のある教材から自前で作るものに置き換えるなんてあり得ませんよ。教員あつめてリソース使うといったって、ただでさえ忙しい休み無いと言われる教師の貴重な時間を使うつもりですか?同じ使うならより教材研究・副教材の充実に当てた方がみなのためです。システムを動かすためだけに作るぐらいなら紙に戻す方がよろしい。それでは悲しいのならばきちんと説得するべきです。「従来の経緯から、教材メーカが持っている潜在的な不信感は分かるが、それはきちんと対策する。流出した場合は学校側が責任を取る」と説明して協力を求めるんです。何より児童生徒のために。
そこでですが、もう少しやり方を変えてはどうでしょうか。まずライセンス形態を配布数ではなくてユーザライセンスにする(Device CALからUser CALにするようなもん)で生徒数全員分を買わせる。コピー数で縛らないようにしてはどうですか。これは今までも教科書や教材は正規に行っていれば全員分購入していたでしょうから問題はないはずです。
そして記名式です。オライリーや達人出版会、オーム社が電子書籍の販売で採用している方式ですが、納入するときに、それぞれの児童生徒の名前を教科書・教材に書き込むという方式です。その上で、観覧制限などをDRMに含めない。ここで「○○○○高等学校」と言った学校名と、氏名をきちんと記載すれば、ネットに流出する事も防げるでしょう。システムはRubystが集まる酒場にでもいけばいくらでも作れる人はいるでしょう。また名前が記載されていれば、印刷して書き込むと言った使い方でもデフォルトで名前が記載されますし、持ち物には名前を書きましょうという文化がきちんとあるので関係者も受け入れやすいのではないでしょうか。
……つーかね、DRMシステム屋につけ込まれすぎですよ教育関係者。そりゃね、教材の不正コピーが酷かったのはわかるんっすよ。だけどね、なんでこう、揃いも揃って電子教材ソリューションってDRMガチガチで管理ガチガチにしたがるの?そんなところに金使ったって学生が頭良くなるわけじゃないんだよ?佐賀県もそうだが、得に最近電子教材システムを入れまくってる大学関係者!頭冷やして考えろ。このままDRMで縛る方式に行ったら、DRMシステム屋へのお布施ばかりかかってどんどん苦しくなる。固定費ばかりかかる。DRMシステム屋だってこんな非生産的なものではなくもっと社会に役立つものを作ればいい。誰も幸せにはならないじゃん。
話の腰を折るような言い草になってしまうことをあらかじめお断りしてお詫びします。。。
記名式だと流出の意図で自分の分を流出させることは避けようとするかもしれません。でも自分以外の他人の分を流出させる誘因は排除できません。よってそれだけに頼るのは問題だと思います。対案を示せないことは議論をしぼめてしまうかもしれなくて不満でしょうが。
・記名式で大規模な海賊版事件は起きていない(例えばハリーポッターシリーズは記名式ですが大規模な流出は聞いた事が無い)・教材を扱う端末は当然ユーザそれぞれがパスワードなどでロックするだろう。他人の端末からファイルを取り出すことは一般に困難 また、他人の端末からファイルを盗み、それを流出させる事への対策はDRMで対処するような問題ではないし、DRMで対処しても問題は解決できない。
>それだけに頼るのは問題
それだけに頼るわけもありません。むしろ総合的に対処する考えが記名式ですよ。普通に教育なども実施するでしょうし、ファイルを意図せず流出させる不正行為(他人の不正アクセス、ウイルスなども含む)はに一般的なセキュリティで処置します。
> ・教材を扱う端末は当然ユーザそれぞれがパスワードなどでロックするだろう。
ロックしますかねぇ?教材(教科書、参考書)にロックする必要そのものが無い気がするし、仮にしたとしても一部にゃ、パスワードを交換するというブンカもあるようですし
http://security.srad.jp/story/12/01/23/0053239/ [srad.jp]「信頼の証」としてパスワードを交換する青少年たち
# 「当然」と書かれたら、とりあえず疑うことにしている
でもそれDRMうんぬんとは関係無いですよねワーストケースや特異な例外を一般化されても困るし
電子教科書なら恥ずかしい落書きが名前入りで流出するわけじゃないから何の問題もないな!
うーん、システムの脆弱性を突かれたりすると、学校名はともかく生徒の氏名付きのデータが流出しかねないってことですよね。帰責性がないケースできっちり救済される(救済が可能な)んでしょうか?
記名式ならば、一般的なDRMと違ってシステム側が情報を保持する必要がありませんからデータの流失はありませんよ。
集中管理型のDRMは逆にそれらの情報を管理しなければなりません。そんなものを導入し、クラックでもされ流出した日にはヤバい事になります。そういう意味でもDRMはリスクを増やしますね。
記名式であってもデータの流出は可能ですけど?そりゃ管理データは無い可能性も有りますが、普通は再発行の為に有りますよね。
ま、元レスで言いたいのはユーザーの手元のデータの話だと思うけど。
記名式だと流出すると言う話を、一瞬で「記名式でも流出は可能」って主張を縮退させてますが、とりあえず意味が全然違うね
>普通は再発行の為に有りますよね。何か妙に特別に考えてるなあ。要はボリュームライセンスだってば。団体向けに発行するボリュームライセンスでメーカが具体的個人ユーザ名まで管理しないでしょ?管理するのはA学校に○○○本、そのうち出荷済み○○○本とかそのレベルまでで十分。再発行も生徒の人数でユーザライセンスで発行しているのならば問題ないでしょう。
学校側がライセンス条項を破って、自治体と選挙で選ばれた議会がグルになり、予算を
生徒1人だけの氏名が流出する可能性はありますが、氏名リストが流出することはありえないでしょう。
そしてその1名の流出が確認できるのであれば追跡も比較的容易です。
勘違いではなく、生徒1人1人に配ることを前提にして価格決定していることがそもそもの間違いでしょう。教育の場は甘い市場ではない。
教材会社が甘い汁を吸ってるとは思えないっす。
お使いで中学高校の教科書を買いに行ったけど、中学はアホみたいに安く、高校は内容に比べると安かったです。IT系でここまで練られた教科書はオライリーでも少ないんじゃないかと思いましたよ。まぁ電子教材はどうか知りませんけど。
ついつい工業高校の教科書を自分用に買っちゃいました。電子版があれば欲しいなぁ・・・設備系とか面白いですよ。
それこそタイピングよりも手書きでコピーでしょう。そのほうが学習効果は高いという実験結果があるそうですし。
趣味嗜好のための音楽や動画ならともかく、教材なんだから一年、長くても在学期間中(3年?)に読めれば十分だろ。DRMが一番合理的。学校卒業とともに教科書からも卒業してください。勉強したい人はもっと詳しい一般書でOK。
雑な釣りだな
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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
そこで記名式ですよ (スコア:5, 興味深い)
教材業者からみれば、教師というか学校は著作権法の規定を勘違い [kidscric.com]して、元々生徒1人1人に配ることを前提にして価格決定している教材でも、それを1冊だけ購入し、生徒にはコピーして配るといった不正行為を散々繰り返して来た前科があるわけですよ。おまけに納入業者は立場が低くてなかなか言えない。そんな状況をずーっとやってきたから不信感があるのはよく分かるんです。一時はソフトの不正コピーの温床とまで言われましたし。
ですが、DRMを要求するのはいただけません。
DRMなんてものは、それを導入したところで誰かが何か得するわけでもなければ、直接建設的な効果や何か生産性をもたらすものではないわけです。仕方が無いから消極的に付けるわけですよ。有り体に言えばこれで何かを防いだところで金になるわけじゃないんです。得に教科書なんてのはそう言うものでしょう。そのために当初設計よりもサーバに負担がかかって、システムが上手く動かないだとかトラブルとか本末転倒だと思うわけです。
また佐賀県は独自に教材とか言ってますがこれも本末転倒ですよね。システムはよいよい教育のために入れるわけでしょう?にも関わらずシステムを動かす事を目的に実績のある教材から自前で作るものに置き換えるなんてあり得ませんよ。教員あつめてリソース使うといったって、ただでさえ忙しい休み無いと言われる教師の貴重な時間を使うつもりですか?同じ使うならより教材研究・副教材の充実に当てた方がみなのためです。
システムを動かすためだけに作るぐらいなら紙に戻す方がよろしい。それでは悲しいのならばきちんと説得するべきです。「従来の経緯から、教材メーカが持っている潜在的な不信感は分かるが、それはきちんと対策する。流出した場合は学校側が責任を取る」と説明して協力を求めるんです。何より児童生徒のために。
そこでですが、もう少しやり方を変えてはどうでしょうか。
まずライセンス形態を配布数ではなくてユーザライセンスにする(Device CALからUser CALにするようなもん)で生徒数全員分を買わせる。コピー数で縛らないようにしてはどうですか。これは今までも教科書や教材は正規に行っていれば全員分購入していたでしょうから問題はないはずです。
そして記名式です。オライリーや達人出版会、オーム社が電子書籍の販売で採用している方式ですが、納入するときに、それぞれの児童生徒の名前を教科書・教材に書き込むという方式です。その上で、観覧制限などをDRMに含めない。
ここで「○○○○高等学校」と言った学校名と、氏名をきちんと記載すれば、ネットに流出する事も防げるでしょう。システムはRubystが集まる酒場にでもいけばいくらでも作れる人はいるでしょう。
また名前が記載されていれば、印刷して書き込むと言った使い方でもデフォルトで名前が記載されますし、持ち物には名前を書きましょうという文化がきちんとあるので関係者も受け入れやすいのではないでしょうか。
……つーかね、DRMシステム屋につけ込まれすぎですよ教育関係者。
そりゃね、教材の不正コピーが酷かったのはわかるんっすよ。だけどね、なんでこう、揃いも揃って電子教材ソリューションってDRMガチガチで管理ガチガチにしたがるの?
そんなところに金使ったって学生が頭良くなるわけじゃないんだよ?佐賀県もそうだが、得に最近電子教材システムを入れまくってる大学関係者!頭冷やして考えろ。
このままDRMで縛る方式に行ったら、DRMシステム屋へのお布施ばかりかかってどんどん苦しくなる。固定費ばかりかかる。DRMシステム屋だってこんな非生産的なものではなくもっと社会に役立つものを作ればいい。誰も幸せにはならないじゃん。
Re:そこで記名式ですよ (スコア:2)
話の腰を折るような言い草になってしまうことをあらかじめお断りしてお詫びします。。。
記名式だと流出の意図で自分の分を流出させることは避けようとするかもしれません。でも自分以外の他人の分を流出させる誘因は排除できません。
よってそれだけに頼るのは問題だと思います。対案を示せないことは議論をしぼめてしまうかもしれなくて不満でしょうが。
Re:そこで記名式ですよ (スコア:1)
・記名式で大規模な海賊版事件は起きていない(例えばハリーポッターシリーズは記名式ですが大規模な流出は聞いた事が無い)
・教材を扱う端末は当然ユーザそれぞれがパスワードなどでロックするだろう。他人の端末からファイルを取り出すことは一般に困難
また、他人の端末からファイルを盗み、それを流出させる事への対策はDRMで対処するような問題ではないし、DRMで対処しても問題は解決できない。
>それだけに頼るのは問題
それだけに頼るわけもありません。むしろ総合的に対処する考えが記名式ですよ。
普通に教育なども実施するでしょうし、ファイルを意図せず流出させる不正行為(他人の不正アクセス、ウイルスなども含む)はに一般的なセキュリティで処置します。
Re: (スコア:0)
> ・教材を扱う端末は当然ユーザそれぞれがパスワードなどでロックするだろう。
ロックしますかねぇ?
教材(教科書、参考書)にロックする必要そのものが無い気がするし、仮にしたとしても
一部にゃ、パスワードを交換するというブンカもあるようですし
http://security.srad.jp/story/12/01/23/0053239/ [srad.jp]
「信頼の証」としてパスワードを交換する青少年たち
# 「当然」と書かれたら、とりあえず疑うことにしている
Re: (スコア:0)
でもそれDRMうんぬんとは関係無いですよね
ワーストケースや特異な例外を一般化されても困るし
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
電子教科書なら恥ずかしい落書きが名前入りで流出するわけじゃないから
何の問題もないな!
Re: (スコア:0)
うーん、システムの脆弱性を突かれたりすると、学校名はともかく生徒の氏名付きのデータが流出しかねないってことですよね。
帰責性がないケースできっちり救済される(救済が可能な)んでしょうか?
Re: (スコア:0)
記名式ならば、一般的なDRMと違ってシステム側が情報を保持する必要がありませんからデータの流失はありませんよ。
集中管理型のDRMは逆にそれらの情報を管理しなければなりません。そんなものを導入し、クラックでもされ流出した日にはヤバい事になります。
そういう意味でもDRMはリスクを増やしますね。
Re: (スコア:0)
記名式であってもデータの流出は可能ですけど?
そりゃ管理データは無い可能性も有りますが、普通は再発行の為に有りますよね。
ま、元レスで言いたいのはユーザーの手元のデータの話だと思うけど。
Re: (スコア:0)
記名式だと流出すると言う話を、一瞬で「記名式でも流出は可能」って主張を縮退させてますが、とりあえず意味が全然違うね
>普通は再発行の為に有りますよね。
何か妙に特別に考えてるなあ。
要はボリュームライセンスだってば。団体向けに発行するボリュームライセンスでメーカが具体的個人ユーザ名まで管理しないでしょ?
管理するのはA学校に○○○本、そのうち出荷済み○○○本とかそのレベルまでで十分。
再発行も生徒の人数でユーザライセンスで発行しているのならば問題ないでしょう。
学校側がライセンス条項を破って、自治体と選挙で選ばれた議会がグルになり、予算を
Re: (スコア:0)
生徒1人だけの氏名が流出する可能性はありますが、
氏名リストが流出することはありえないでしょう。
そしてその1名の流出が確認できるのであれば追跡も比較的容易です。
Re: (スコア:0)
勘違いではなく、生徒1人1人に配ることを前提にして価格決定していることがそもそもの間違いでしょう。
教育の場は甘い市場ではない。
Re:そこで記名式ですよ (スコア:1)
教材会社が甘い汁を吸ってるとは思えないっす。
お使いで中学高校の教科書を買いに行ったけど、中学はアホみたいに安く、高校は内容に比べると安かったです。
IT系でここまで練られた教科書はオライリーでも少ないんじゃないかと思いましたよ。
まぁ電子教材はどうか知りませんけど。
ついつい工業高校の教科書を自分用に買っちゃいました。電子版があれば欲しいなぁ・・・設備系とか面白いですよ。
Re: (スコア:0)
それこそタイピングよりも手書きでコピーでしょう。そのほうが学習効果は高いという実験結果があるそうですし。
Re: (スコア:0)
趣味嗜好のための音楽や動画ならともかく、教材なんだから一年、長くても在学期間中(3年?)に読めれば十分だろ。
DRMが一番合理的。
学校卒業とともに教科書からも卒業してください。
勉強したい人はもっと詳しい一般書でOK。
Re: (スコア:0)
雑な釣りだな