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電子書籍に対する出版権、閣議決定される」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    出版義務があるので、この権利を使って出版社が電子海賊版を取り締まるには
    出版社は法律上、必ず電子書籍を出版しなければなりません。

    電子書籍に強硬に反対し、電子書籍を出版させないとがんばっている大御所()の方々にとってはあまりよくない規定のようで、ぎりぎりまでこの辺りが協議されましたが、どうやら出版義務ありになったようですね。
    これによって過去作品の電子書籍のコンテンツが増えていきそうです。

    • by Anonymous Coward

      >出版社は法律上、必ず電子書籍を出版しなければなりません。

      それは今後新規に契約を結ぶ(書籍を出す)ときの話ですよね?

      原稿引き渡しから6カ月以内に電子書籍を出版する義務を負うという

      とありますので。
      過去の書籍については再契約しない限り現行のままでしょう。

      • by Anonymous Coward on 2014年03月14日 20時00分 (#2563291)

        過去の書籍については仰る通り自動的に電子出版権が設定されるわけではないです
        ただ同時に電子出版権を設定しないと出版社は原告になれないことも同じなので、
        海賊版が存在するが電子書籍がないと言うコンテンツは徐々に減っていくはずで、

        #海賊版が存在すると言うことは、それだけ需要があると言うこともできる

        著作権者が頑迷な意思を持って電子書籍を出版させないケースの解決は期待できるんじゃないかと
        そういう人は海賊版があるから電子書籍は駄目だと語ったりするケースが多いですから。

        あと、漫画雑誌が発売直後にスキャンされて出回ると言う現象もあるので、
        それを取り締まるために雑誌に電子出版権が設定されると考えると、電子雑誌の増加の方が現実的には顕著かも知れない。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          電子書籍の海賊版なんだから過去の電子出版してないものは当然海賊版もないですが

          • by Anonymous Coward on 2014年03月15日 13時46分 (#2563640)

            今で回っている電子海賊版は紙からスキャンして作られた海賊版がほとんどです。

            #興味深いことに、大規模にネットで流通している海賊版は
            #DRMの有無にかかわらず電子書籍として販売されているデータを不正に流通させたものはほとんど無いらしい

            そして紙からスキャンして作られた電子海賊版であっても、従来の出版権では出版社が原告となって訴える事はできませんでした。
            (版面には権利が発生しないので)

            それをなんとかしようというのが今回の電子出版権議論です。独占して電子出版できる権利を持っているものに無断で出版を行うことそのものを、独占している権利の侵害であると言う言い方になるわけです。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            過去に正規出版社から出されてなくても、データとしてその辺からダウンロードできるとしたら、それは海賊版なのでは?

          • by Anonymous Coward

            普通、書籍の「海賊版」はわざわざ紙から紙、という複雑な工程を経てニセモノを作ったりはしないのでは?
            紙からスキャンしてデータになるから楽なのであって、
            紙から紙の本物に近いニセモノを作るのは相当労力が(印刷工場のノウハウの全て)いるはずです。

            • >紙から紙の本物に近いニセモノを作るのは相当労力が(印刷工場のノウハウの全て)いる
              ややオフトピですが
              昔、海外で日本の漫画雑誌の海賊版を刷っていた所が、
              その技術が評価されて正式に海外出版の契約を結んだなんて話がありますね。

              親コメント
        • by Anonymous Coward

          >著作権者が頑迷な意思を持って電子書籍を出版させないケース
          電子出版自身を原著作者が禁止してたらどうあろうとも電子出版はできないでしょ?
          勝手に文庫版を出すのと同じ行為で著作権の侵害でしょうから。
          電子出版やりたいという原著作者に対して、ウチは電子出版やりませんが他で電子出版するのは禁止です、のケースにのみ働くんじゃないでしょうか?
          つまり、大御所って出版社を指しているのでは?

          出版社が電子書籍を敵視する場合、電子出版したいならウチからは出版自体を行いませんという契約交渉になるのかな?

          • by Anonymous Coward

            >つまり、大御所って出版社を指しているのでは?

            作家のほうでしょ。村上春樹さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさんなど。漫画だと井上雄彦さん(バカボンド限定)、浦沢直樹さんが自分の作品について電子書籍版を出そうとしていません。
            #村上春樹さんの短編「ドライブ・マイ・カー」は電子書籍化されているので一律反対というわけでもないらしい。

            >出版社が電子書籍を敵視する場合
            いまどきそんなところあるかなぁ。電子書籍を出していないところを探すほうが難しいです。

            • by Anonymous Coward

              木版印刷とか活版印刷が導入され始めたときも、それじゃ出版しないとか
              なんとか言ってた作家ってやっぱいたんでしょうねぇ。

              • by Anonymous Coward

                出版てことば自体が刷るっていうのが入っているから木版、活版は認めているだろ。
                源氏物語とかの時代の人はコピーは勝手に各々やってくれっていう人たちだから、自分の書いたのをどう使われても文句言わないと思う。

                出版権って木版以降の世界にしかないと思うよ。

            • by Anonymous Coward

              最近は雑誌の電子書籍版が出るようになってきたんだけど、電子書籍の許可がないとその部分だけ真っ白な状態で出る事が多くなりました。
              一回だけなら変な権利のねじれかなと思うんだが、特定の作家やライター者の部分だけ毎回未収録だと、晒し挙げ状態になるよね。

              それで結構電子化に反対している作家が多い事がわかる。

              • by Anonymous Coward

                雑誌の場合は記事内に電子化できないネタを含んでいるケースもあるだろうから、一概に反対だと言い切れんのでは?
                例えばライターや編集は電子化したくても、記事内で扱ったネタ元が電子化するなら別途契約で金くれよってのとか。
                またはその逆で紙面掲載までは広告費を出すけど電子書籍版の掲載料はださねーよってパティーン。

          • by Anonymous Coward

            そうではなくて、「ねぇねぇ電子出版しないと海賊版を訴えられないんで電子出版しましょーよーそうしましょーよー」と頑迷な著作権者を口説き落とす材料に出来るって事では

          • by Anonymous Coward

            いやだから
            海賊版の電子書籍を取り締まるために正規版の電子書籍を出版する必要があるんだからという理屈で電子書籍に頑迷に反対する著作権者を説得することができるってことでしょう。

            電子書籍に反対する原作者の多くは海賊版の電子書籍が出ることが嫌なのですから。

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

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