「出版社に新たな権利「電子出版権」が認められるようになる？」記事へのコメント

こんな権利作る必要あるのか？

[Anonymous Coward]

今までだってちゃんと契約書を結んでいるところの中には全ての派製品化する権利を出版社が持つとしていたところがある。こういう出版社なら電子化する権利も当然もっているので問題なし。

逆に、勝手に電子化権を出版社にあげてしまうと、品切れのまま放置している出版社に出版権が残ったままになると、作者が自分で電子化して売る権利も奪うことになる。

結局、電子化権についてもちゃんとあらかじめ契約書を取り交わすか今からでも取り交わせってことじゃないの？
そこまで手間をかける必要のないものがネットで配られていても実質出版社の損害はないのだろうし、手間をかけてでもやる必要のあるような本は結構もう電子化されててそういう契約が結ばれている気がする。

目的は独占ではなくて自衛

[Anonymous Coward]

他にも書かれてるけど、主目的は海賊版への対抗です。

たとえばMegaupload系の海外サイバーロッカーとファンサブの連携によるインターネット上の大規模侵害。
海外の連中は、最近知恵を付けてきて、出版社が「権利侵害だから削除しろ」と通告しても
「おまえらには法律上その権利がないことを知っているぞ！」と完全無視を決め込むようになってます。

サイバーノーガード戦法とか無防備マンは、著作権侵害を助けてくれないんです。
ちゃんと自衛する武器を与えてあげてください。

Re:

[Anonymous Coward]

そうすると、別に出版社じゃなくても、そういう海賊版対策専門会社でもいいんじゃない？ 著作者の依頼を受けて。海賊版アップロードなんかで損害賠償訴訟して、その額の何割かを報酬にわたせば。 国境またぐと面倒だし、国際的な組織になれば対応しやすいのかもしれない。そう考えると日本ローカルな出版社はダメな気も。