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全然門外漢なので頓珍漢なことをいってるかもしれませんが、財産でないということは、借金のカタには使えないということなのですか??
裏付けは取ってないけど、こういうコメントも。> 「コードは財産にあたらず」←原文の見出しは "Code Not Physical Property"(コードは“物理的”財産にあたらず)なので、>そりゃそうだろ、としか。雇用契約はどうなってたんだろうね。http://b.hatena.ne.jp/entry/wired.jp/2012/04/17/code-not-physical-property/ [hatena.ne.jp]
法律関係の翻訳は難しいけど、こういう文書を見た時は、日本語訳の「財産」が原文では何という単語で、それが米国どの法律でどのように解釈されているかは細かく見ていかないとトンチンカンな議論になるよ。
ちなみにその昔、日本でも電気泥棒が「電気は物(財物)じゃないから、窃盗罪にはあたらない」という論法で無罪を主張したとか。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%AA%83%E7%9B%97 [wikipedia.org]
電力については、罪刑法定主義に照らして言えば、明治時代に一審で出た「盗電は犯罪ではない」という判決は、妥当です。当時の刑法の定めでは、窃盗は、形ある物体についてのみ適用されると明記されていたので、そういう判決を出さざるを得ない。それを最高裁で無理やり違法にして、後追いで法律を改正して盗電も窃盗罪とみなすということになったので、法治国家という立場では、ちょっとアレな流れでありました。で、電力に関しては財産だと法で明記されていますが、ソースコードについては、やっぱりグレーですね。もちろん著作権というれっきとした財産権はありますが、ソースコードを合法的に入手できた場合に、使用権なしにそのソフトで商売すれば、むろん著作権侵害ですが、それを他人に売るでもなく自分で使うでもなく、ただ持っているだけだと、著作権侵害にはならないですね。
財産だよ。記事はわざとなのかバカなのか、物理的を取ってしまっている。知的財産は物理的財産ではないと言っているだけ。
窃盗罪でないのは、食い逃げは窃盗罪か?刑事なのか民事なのか?というような法理論的議論。
日本では無形固定資産になる。http://m-words.jp/w/E784A1E5BDA2E59BBAE5AE9AE8B387E794A3.html [m-words.jp]
#2138057のACです。参考になる回答ありがとうございました。原文の見出しが "Code Not Physical Property"で、「知的財産は物理的財産ではない」ということで納得です。ただ、指摘にもあるように訳語対応のみならず、日本語のレベルで「財産」やら「(無形固定)資産」やら「財物」やらプチパニックっ!状態です。一点だけつっこまさせてもらうと、マネー辞典の無形固定資産 [m-words.jp]の説明にある無形固定資産の「ソフトウェア」は、ソースコードではなくてコンパイルされたproductsの方で、アプリケーション自体でなくライセンス(もしくは相当の権利)の方が資産として勘定されるのでは?と思いました。
# それにしてもPhysicalをなんでとっちゃったんでしょうね
アプリケーション自体でなくライセンス(もしくは相当の権利)の方が資産として勘定されるのでは?と思いました。
でしょうね。そうじゃないとインストールしたら資産2倍、バックアップとあわせて3倍とかになってしまう。税務署は喜ぶかもしれんがw記事読むと、当初産業スパイ容疑だったけど、要件が厳しいのか合致しなかったようで。日本の場合も、不正競争防止法で当たるんだろうけど、どうなんでしょうね。
> # それにしてもPhysicalをなんでとっちゃったんでしょうねたとえば翻訳者が「財産が物理的なのは当たり前じゃん!」と思って省略しちゃったとか?#正確な翻訳は案外難しい。
或いは面倒なのではしょっちゃった可能性も。本来なら翻訳者として言語道断というべきなのかもしれないけど、単価が安くて時間がかけられない場合は、あまり責められない気も。
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財産じゃないということは? (スコア:0)
全然門外漢なので頓珍漢なことをいってるかもしれませんが、
財産でないということは、借金のカタには使えないということなのですか??
Re:財産じゃないということは? (スコア:2, 参考になる)
裏付けは取ってないけど、こういうコメントも。
> 「コードは財産にあたらず」←原文の見出しは "Code Not Physical Property"(コードは“物理的”財産にあたらず)なので、
>そりゃそうだろ、としか。雇用契約はどうなってたんだろうね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/wired.jp/2012/04/17/code-not-physical-property/ [hatena.ne.jp]
法律関係の翻訳は難しいけど、こういう文書を見た時は、日本語訳の「財産」が原文では何という単語で、
それが米国どの法律でどのように解釈されているかは細かく見ていかないとトンチンカンな議論になるよ。
ちなみにその昔、日本でも電気泥棒が「電気は物(財物)じゃないから、窃盗罪にはあたらない」という論法で無罪を主張したとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%AA%83%E7%9B%97 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
電力については、罪刑法定主義に照らして言えば、明治時代に一審で出た「盗電は犯罪ではない」という判決は、妥当です。当時の刑法の定めでは、窃盗は、形ある物体についてのみ適用されると明記されていたので、そういう判決を出さざるを得ない。それを最高裁で無理やり違法にして、後追いで法律を改正して盗電も窃盗罪とみなすということになったので、法治国家という立場では、ちょっとアレな流れでありました。
で、電力に関しては財産だと法で明記されていますが、ソースコードについては、やっぱりグレーですね。もちろん著作権というれっきとした財産権はありますが、ソースコードを合法的に入手できた場合に、使用権なしにそのソフトで商売すれば、むろん著作権侵害ですが、それを他人に売るでもなく自分で使うでもなく、ただ持っているだけだと、著作権侵害にはならないですね。
Re:財産じゃないということは? (スコア:2, 参考になる)
財産だよ。記事はわざとなのかバカなのか、物理的を取ってしまっている。
知的財産は物理的財産ではないと言っているだけ。
窃盗罪でないのは、食い逃げは窃盗罪か?刑事なのか民事なのか?というような法理論的議論。
Re:財産じゃないということは? (スコア:1)
日本では無形固定資産になる。
http://m-words.jp/w/E784A1E5BDA2E59BBAE5AE9AE8B387E794A3.html [m-words.jp]
Re: (スコア:0)
#2138057のACです。
参考になる回答ありがとうございました。
原文の見出しが "Code Not Physical Property"で、「知的財産は物理的財産ではない」ということで納得です。
ただ、指摘にもあるように訳語対応のみならず、日本語のレベルで「財産」やら「(無形固定)資産」やら「財物」やらプチパニックっ!状態です。
一点だけつっこまさせてもらうと、マネー辞典の無形固定資産 [m-words.jp]の説明にある無形固定資産の「ソフトウェア」は、ソースコードではなくてコンパイルされたproductsの方で、アプリケーション自体でなくライセンス(もしくは相当の権利)の方が資産として勘定されるのでは?と思いました。
# それにしてもPhysicalをなんでとっちゃったんでしょうね
Re: (スコア:0)
アプリケーション自体でなくライセンス(もしくは相当の権利)の方が資産として勘定されるのでは?と思いました。
でしょうね。そうじゃないとインストールしたら資産2倍、バックアップとあわせて3倍とかになってしまう。税務署は喜ぶかもしれんがw
記事読むと、当初産業スパイ容疑だったけど、要件が厳しいのか合致しなかったようで。
日本の場合も、不正競争防止法で当たるんだろうけど、どうなんでしょうね。
Re: (スコア:0)
> # それにしてもPhysicalをなんでとっちゃったんでしょうね
たとえば翻訳者が「財産が物理的なのは当たり前じゃん!」と思って省略しちゃったとか?
#正確な翻訳は案外難しい。
或いは面倒なのではしょっちゃった可能性も。
本来なら翻訳者として言語道断というべきなのかもしれないけど、
単価が安くて時間がかけられない場合は、あまり責められない気も。