by
Anonymous Coward
on 2012年02月17日 15時48分
(#2101126)
元記事(Stanford Law Review)が挙げている例(未成年の飲酒の写真)だと 欧州の要求は
>「Twitterでつぶやいた過去の恥ずかしい発言」みたいなものまで削除 要求であり。
えっ? それは違うでしょう。 「未成年の飲酒の写真("a picture of herself with a bottle of beer")」は、「その過去を後悔したから」削除要求できるのではなく、「写真が個人情報だから」のはずです。 従って、「Twitterでつぶやいた未成年時の飲酒告白」のようなものは削除要求できないでしょう。(その発言が個人情報を含まなければ)
逆に、少しも恥ずかしい内容ではないものだったとしても、自分の写った写真でさえあれば削除要求することができるわけですよ。 Stanford Law Review記事が危惧しているのは、そうした経済的影響の大きさではないでしょうか。
「私」が公衆回線に発信した情報をやっぱり撤回する権利 (スコア:0)
そんなものを認めてしまっては何も拠り所にできなくなりそうな気がしますが…。
ネットに書かずに大事にしまっておいてほしいです。
Re: (スコア:0)
いや、削除しなければならないのは情報全般ではないですよ。
あくまで個人情報(原文では"personal data")のみです。
「Twitterでつぶやいた過去の恥ずかしい発言」みたいなものまで削除要求できるものではない、はず……。
ただ、転載されたものまで追いかけて削除、なんて到底できるとは思えないので、少々現実が見えていないようには感じます。
Re: (スコア:0)
元記事(Stanford Law Review)が挙げている例(未成年の飲酒の写真)だと
欧州の要求は
>「Twitterでつぶやいた過去の恥ずかしい発言」みたいなものまで削除
要求であり。
> 転載されたものまで追いかけて削除、
するための合理的な措置の要求のようです。
> 到底できるとは思えないので、少々現実が見えていないようには感じます。
スタンフォードの側もそのように感じているようです。
Re:「私」が公衆回線に発信した情報をやっぱり撤回する権利 (スコア:0)
えっ? それは違うでしょう。
「未成年の飲酒の写真("a picture of herself with a bottle of beer")」は、「その過去を後悔したから」削除要求できるのではなく、「写真が個人情報だから」のはずです。
従って、「Twitterでつぶやいた未成年時の飲酒告白」のようなものは削除要求できないでしょう。(その発言が個人情報を含まなければ)
逆に、少しも恥ずかしい内容ではないものだったとしても、自分の写った写真でさえあれば削除要求することができるわけですよ。
Stanford Law Review記事が危惧しているのは、そうした経済的影響の大きさではないでしょうか。
もう一つの、「他人がアップロードした自分の個人情報を削除する権利」に関しては、自由な表現を阻害する可能性が指摘されていますね。
ただ、これは個人情報暴露の被害者救済に関わるので、色々と微妙な問題をはらんでいそうな気がします。
(個人的には、これほど乱暴な法で対処すべきとは思いませんけど)