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中には片方の赤字を補填するために、もう一方に『出資』して、計画倒産させる輩も出てくるかもしれませんな。
新聞社自体が淘汰されると、インターネットからニュースが消えたり減ったりしてしまうよね? ポータルサイトが流しているニュースは新聞社(と通信社)から買ってるものなんだから。現在の新聞社は全国紙だと地方都市や海外にも支局を置いてるけど、同じ事をポータルサイトなり、市民記者にできるかな。コストが全然合わないし、ノウハウもないと思うけど。
国内のまともな通信社は共同と時事の二社だけど、どちらも地方紙や地方のラジオ局などに記事を配信して成り立っているので、新聞社が激減したら、これまた成り立たない。APやAFPのように世界的な通信社じゃないしね。
印刷会社がボロボロっていうのは、どこのことだろう? 大手二社(DNPと凸版)は印刷会社じゃなくなってるし、中小がボロボロなのは高度成長期以降ずっと続いていて、それが近年さらにひどいって話だし。ただ、印刷会社っていうのは、印刷・製本がちょっと違うと設備や職人が対処できないので、ひと言で印刷会社といっても事情は異なるよ。スナック菓子のパッケージと病院の薬袋、週刊誌、辞典、百科事典を印刷している工場は普通は別々。印刷と製本も別の工場だし、菓子のパッケージに金や銀で箔押ししてあったら、その箔押しも別の会社だったりする。辞典が箱に入っていたら、それも別の会社が刷っている。ただ、自社でできない仕事でも受注はするよ、外注に出すだけだから。
1) 新聞社自体が-2) 国内のまともな通信社は-
を読む限り、新聞社が激減したら、ポータルサイトが通信社から直接記事を買うようになるだけだと思うけど
広告費でラジオはインターネットに負けているけど、番組にはタレントや著名人を使うから、番組制作費が安いといっても限度がある。
それにラジオを聞きながらできる仕事ももう少ない。農家や職人ならラジオを聞きながら作業できるかも知れないが、サラリーマンばかりになると無理。小売店が店頭でラジオを流すと営業用途だといって料金を徴収される可能性がある。ちょっとした待ち時間を潰すだけなら、音楽プレーヤや携帯電話、携帯ゲーム機もあるしね。
ちょっと古い2007年の広告費だけど、
テレビ 1兆9,981億円新聞 9,462億インターネット 6,003億円。雑誌 4,585億円ラジオ 1,671億円
http://markezine.jp/article/detail/2749 [markezine.jp]
就業層ならそうでしょうが、年金支給層なら聞く時間があります。現に、うちの父は、趣味がないためラジオやテレビしか時間をつぶす方法がないのですが、目が弱って視覚メディアの新聞やテレビは駄目になったため、耳だけで追えるラジオを聴くようになりました。
幼少からテクノロジーを知っている今の世代が高齢化すれば、また違った視聴行動になるのかもしれませんが…# 例えば未来の iPhone で昔の音楽を聴いたり、とか
就業層ならそうでしょうが、年金支給層なら聞く時間があります。
問題は、ラジオの収入源である広告産業がこの状況をどう考えるかって事かもしれませんね。就業層は購買意欲もあるし購買力があるから広告産業にとっては顧客ですが、年金受給層は果たしてどうか?幸運にも資産のある年金受給者(今後、どんどん減っていくでしょうけど)は購買力はあるのかもしれないけど、高齢者だけに購買意欲はそう高くはない...のかもしれない。そこをターゲットに広告を出すことのメリットが減ってしまったとしたら、テレビやラジオは死んでしまうのかもしれません。
幼少からテクノロジーを知っている今の世代が高齢化すれば、また違った視
テレビっ子もネックかもしれません。それこそ、クルマの中や電車に乗っているときでさえテレビが見られたりするわけで。絵のないラジオでは満足できない層が今後増えていくかも。そして、テレビに見向きもしないネットっ子?(小さい頃からyoutubeとかニコニコとか?)とかが現れて(高齢化して)くると...テレビの時代も終わるのかもしれませんね。
そういう子供も、老いれば視力や聴力が衰えると思うのですが…聴力は補聴器で補助できますが、視力は今のところないと思います。視覚情報を脳に直接入力するサイバーなミラーグラスのようなものが開発されなければ、加齢に伴ってテレビやネットをあきらめることを余儀なくされるかもしれません。
# ん? 居眠ってただけなんだが。# そしてビックリして駆けつけた嫁に何故か叱られるじーちゃん(笑)。
おちゃめなじーちゃんだと思いました(笑)
くだんねータレントの時給が500万とか、キー局の社員の年収が1千万超とか、現場のディレクターの年収が2~300万(以下?)とか、「お前ら金の使い方間違えてね?」という話はありますな。
これで潰れるくらいなら、さっさと潰した方が日本のためだと思うよ。
タレントはいいんじゃない?人気が無くなりゃお払い箱の不安定な職業なんだから、人気があるうちはいくら高いギャラもらっても。ただ、局の社員かそうでないかで、給料が数倍違うってのは是正されるべきだと思うね。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
新聞社の財務 (スコア:2, 興味深い)
印刷会社とかもボロボロの財政状態だったりするところが多いみたいだから、もう印刷で情報を伝える時代ではないのかも。
新聞社もテレビ局も、インターネットに淘汰されていくでしょう。
意外とラジオ局とかは残りそうだけどね。
Re:新聞社の財務 (スコア:3, 興味深い)
河内孝『次に来るメディアは何か』(ちくま新書)を読んでいる途中ですが
テレビ局も赤字でボロボロ。
テレビ朝日(子会社)が朝日新聞(親会社)の株式を240億円かけて購入した件は
株価低下など顰蹙を買っているらしいです。
Re: (スコア:0)
中には片方の赤字を補填するために、
もう一方に『出資』して、
計画倒産させる輩も出てくるかもしれませんな。
Re:新聞社の財務 (スコア:2, 興味深い)
上場している在京5局(キー局)でさえ惨憺たる決算ですので、地方のテレビ局の状況は推して知るべし……
ラジオ局は更に酷い状況らしいです。
2009年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し [nab.or.jp]
そろそろ、2010年度版が発表されますが在京5局の中間決算からは、赤字局が過半数を占める事は確実と思われます。
# 不況だ不況だと必要以上に騒ぎ立て、自ら広告収入を激減させた結果ですので自業自得としか言いようがない。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:新聞社の財務 (スコア:2)
新聞社自体が淘汰されると、インターネットからニュースが消えたり減ったりしてしまうよね? ポータルサイトが流しているニュースは新聞社(と通信社)から買ってるものなんだから。
現在の新聞社は全国紙だと地方都市や海外にも支局を置いてるけど、同じ事をポータルサイトなり、市民記者にできるかな。コストが全然合わないし、ノウハウもないと思うけど。
国内のまともな通信社は共同と時事の二社だけど、どちらも地方紙や地方のラジオ局などに記事を配信して成り立っているので、新聞社が激減したら、これまた成り立たない。APやAFPのように世界的な通信社じゃないしね。
印刷会社がボロボロっていうのは、どこのことだろう? 大手二社(DNPと凸版)は印刷会社じゃなくなってるし、中小がボロボロなのは高度成長期以降ずっと続いていて、それが近年さらにひどいって話だし。
ただ、印刷会社っていうのは、印刷・製本がちょっと違うと設備や職人が対処できないので、ひと言で印刷会社といっても事情は異なるよ。スナック菓子のパッケージと病院の薬袋、週刊誌、辞典、百科事典を印刷している工場は普通は別々。印刷と製本も別の工場だし、菓子のパッケージに金や銀で箔押ししてあったら、その箔押しも別の会社だったりする。辞典が箱に入っていたら、それも別の会社が刷っている。ただ、自社でできない仕事でも受注はするよ、外注に出すだけだから。
Re:新聞社の財務 (スコア:1)
1) 新聞社自体が-
2) 国内のまともな通信社は-
を読む限り、新聞社が激減したら、ポータルサイトが通信社から直接記事を買うようになるだけだと思うけど
Re: (スコア:0)
明らかに規模が小さいでしょ。
TV局よりラジオ局の方がやばいよ (スコア:2, 興味深い)
FMは設備が小さいからまだいいけど、AMで送信所のアンテナ更新ができないって困っているところは多いよ。
AM放送のアンテナって高さが100メータで、敷地にアースが数百本埋まっているとんでもなくでかいものだから。
FM局ですでに倒産した局もあるしね。
Re: (スコア:0)
個人レベルで簡単に十分放送に耐える音質の物つくれるし。
映像はちょっときびいし、ということになってますから。
実際にはあんな大掛かりなセット無しであんなに無駄な人いっぱい呼ばなくても、
おもしろいインターネット放送はありますが。
Re:新聞社の財務 (スコア:2)
TBSラジオのストリーム [wikipedia.org]が
スポンサー離れ(大人の事情?)で潰れたり
文化系トークラジオ Life [wikipedia.org]が一生懸命に
twitterで「加ト吉なう」 [twitter.com]してたり。
Re:新聞社の財務 (スコア:2)
広告費でラジオはインターネットに負けているけど、番組にはタレントや著名人を使うから、番組制作費が安いといっても限度がある。
それにラジオを聞きながらできる仕事ももう少ない。農家や職人ならラジオを聞きながら作業できるかも知れないが、サラリーマンばかりになると無理。小売店が店頭でラジオを流すと営業用途だといって料金を徴収される可能性がある。ちょっとした待ち時間を潰すだけなら、音楽プレーヤや携帯電話、携帯ゲーム機もあるしね。
ちょっと古い2007年の広告費だけど、
テレビ 1兆9,981億円
新聞 9,462億
インターネット 6,003億円。
雑誌 4,585億円
ラジオ 1,671億円
http://markezine.jp/article/detail/2749 [markezine.jp]
Re:新聞社の財務 (スコア:1)
就業層ならそうでしょうが、年金支給層なら聞く時間があります。
現に、うちの父は、趣味がないためラジオやテレビしか時間をつぶす方法がないのですが、目が弱って視覚メディアの新聞やテレビは駄目になったため、耳だけで追えるラジオを聴くようになりました。
幼少からテクノロジーを知っている今の世代が高齢化すれば、また違った視聴行動になるのかもしれませんが…
# 例えば未来の iPhone で昔の音楽を聴いたり、とか
Re: (スコア:0)
問題は、ラジオの収入源である広告産業がこの状況をどう考えるかって事かもしれませんね。
就業層は購買意欲もあるし購買力があるから広告産業にとっては顧客ですが、年金受給層は果たしてどうか?
幸運にも資産のある年金受給者(今後、どんどん減っていくでしょうけど)は購買力はあるのかもしれないけど、高齢者だけに購買意欲はそう高くはない...のかもしれない。
そこをターゲットに広告を出すことのメリットが減ってしまったとしたら、テレビやラジオは死んでしまうのかもしれません。
Re:新聞社の財務 (スコア:1)
そういう子供も、老いれば視力や聴力が衰えると思うのですが…
聴力は補聴器で補助できますが、視力は今のところないと思います。
視覚情報を脳に直接入力するサイバーなミラーグラスのようなものが開発されなければ、加齢に伴ってテレビやネットをあきらめることを余儀なくされるかもしれません。
おちゃめなじーちゃんだと思いました(笑)
Re: (スコア:0)
くだんねータレントの時給が500万とか、キー局の社員の年収が1千万超とか、
現場のディレクターの年収が2~300万(以下?)とか、
「お前ら金の使い方間違えてね?」
という話はありますな。
これで潰れるくらいなら、さっさと潰した方が日本のためだと思うよ。
Re:新聞社の財務 (スコア:1)
タレントはいいんじゃない?人気が無くなりゃお払い箱の不安定な職業なんだから、人気があるうちはいくら高いギャラもらっても。
ただ、局の社員かそうでないかで、給料が数倍違うってのは是正されるべきだと思うね。