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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
フェアユースを導入する場合の問題点 (スコア:3, すばらしい洞察)
今現在の状況だと、フェアユースに関する規定、ガイドラインなどを作ったりするのが誰かと言うと、著作隣接権関係者が主軸になると思われますが、文化庁関連の会合なんかを見ている限りだと、まともに議論されるかどうかすらあやしい。
出版業界の慣習なんかが日本でのフェアユースに該当するのかもしれませんが、これも各社で基準がバラバラのようですし……。
素材として著作物を使用する二次創作におけるフェアユースは、現在の著作権法を考える上では必ず必要になる考え方だとは思うので、隣接権利者ではなくクリエイターの意見を広く取り入れて検討して欲しいものです。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:フェアユースを導入する場合の問題点 (スコア:0)
具体性のある規定は法で定めずに、各論について裁判で決着ってのがフェアユースの考え方ですよね。
さすがにこれだけでは厳しいので業界団体がガイドライン出しているケースも多いですが、
ガイドライン自体は法的な定めとは異なりますので、守っているからといって裁判リスクは避けられないし。
裁判そのものに対してのパブリックイメージや公判維持に関するコストを考えると、
日本では従来と同様の明文規定のスタイルの方がマッチしていると思ってます。
時折「日本では著作権ゴロが...」「フェアユースだったら...」などと
「フェアユース=著作権利用がより自由に」みたいな論調で書いている人を見かけますが、
フェアユース導入となると今まで以上に裁判での決着がポイントになるため、
経験値+公判維持コスト面から「著作権ゴロ」がより有利になるとか考えずに、
「自由の国(笑)のすばらしい仕組み」と勘違いしているんじゃないかな...
...というわけで、フェアユースなんて導入するくらいなら明文規定としての見直しを要求したいところです。
訴えられることを心配せずに安心して著作物を利用したい一般人の身としては。
> 素材として著作物を使用する二次創作におけるフェアユース
前述のとおり何がフェアかは裁判で各論で決めようって話ですが、
二次創作者についてどういうメリットがあるんですか?
# 特に「趣味の二次創作」なんかは萎縮して活動が低下するとしか思えんが...
Re: (スコア:0)
より消費者利益を追求したものを作れば世界に先進性を示すことともなるのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
法では「基本理念」を示して、各論の判断は裁判を通じてっていう
「フェアユース」のやり方において、何をどうやって「作り出す」のでしょうか。
例えばあなたが民事裁判の当事者として勝訴を重ねて、
消費者利益を勝ち取った判例を蓄積してくれることで範を示すってこと?
それよりは消費者利益を追求した規定を明文法として策定するように
運動したほうが日本の現状には向いてないかい?
「フェアユース」の文脈で
> より消費者利益を追求したものを
「作れば」なんて考えているひとがいるようでは、
「フェアユース」がうまく機能しないことが目に見えていると思われ。
Re: (スコア:0)
「ちょさっけんは大事です」
「そうですね」
「対価を払ってください」
「いやです」