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WHOの自殺報道の原則を守っていればこんな急激な増加は避けられた
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
死者は情報を広めない(はず) (スコア:5, すばらしい洞察)
裏は取ってないけど、表面化する以前から硫化水素の発生方法は存在していたのではないかと思う。
ただ、自殺を指向する人たち(あるいは他人を害する目的を持つ人たち)の間で「硫化水素は確実に死に至る手法である」という認識が無かったのではないか。
死んだ人や殺した人が、目的を達成した後で「硫化水素は使えます」という情報を発信して共有するケースがどれくらいあるのだろう。
目的を達成するにあたって「より実績のある方法」を採用するのはよくあることで、その目的が死であるならば、これまでに実績のある方法というのは首吊りだったり練炭だったり拳銃だったりしたんだろう。
マスコミの報道手法のマズさが硫化水素自殺のトリガーになっていると思う。
WHOの自殺報道の原則を守っていればこんな急激な増加は避けられたか、あるいはもっとゆるやかに広まっていったのではないか。
巻き添え死を防ぐには報道しかない/Re:死者は情報を広めない(はず) (スコア:1)
報道しなかったら、さらに多くの人が、事態を理解できないまま道連れにされるのではないでしょうか。 WHOの勧告による自殺報道の原則というのは、元情報を知らないのでJ-CASTニュースに書いてあった [j-cast.com]のを引けば、
Re:巻き添え死を防ぐには報道しかない/Re:死者は情報を広めない(はず) (スコア:1)
巻き添え死などを避けることとの兼ね合いで言えば、せめて "有毒ガス" による自殺という報道内容に留めておくべきだったのではないでしょうか。
極端な話、個別の自殺をニュースとして取り上げること自体を避けるべきかもしれません。
報道するとしたら、年間自殺者数などの統計データで充分なのでは。
訴訟中の案件で証人が自殺したなどといった事例は例外的に報道に載せるべきだと思いますが。
Re:巻き添え死を防ぐには報道しかない/Re:死者は情報を広めない(はず) (スコア:1, すばらしい洞察)
有毒ガス自殺で有る事以上を報道する必要があったのでしょうか?
硫化水素で自殺した事も、ネットで情報が手に入る事も報道する必要は無かったように思える。
抽象化した事実と対処法のみ報道 (スコア:1)
「ガスによる自殺がありました。みなさん、異臭がしたらすぐ警察を呼んでください。
異臭元の部屋がわかったら中に入らないで、外から窓や扉を開け放ってください。」
という呼びかけで十分対処できたのではないでしょうか。
もちろん緩やかに「硫化水素による自殺」という事実が広まる可能性はありますが、今回のようにアウトブレイクすることはなかったのではないかと思います。
『遅かれ早かれ事実は広まるんだからどちらでも一緒』と言われてしまうと思いますが、やはり今回は『死にたがる人達に、簡単な死に方をセンセーショナルに広めてしまったこと』が大きな問題なのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
[自殺を予防する自殺事例報道のあり方について」のWHO勧告(2000年)]
ソース : 自殺対策支援センターライフリンク [lifelink.or.jp]
1)やるべきこと
・自殺に代わる手段(alternative)を強調する。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介する。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダメージ(脳障害、麻痺等)について記述する。
2)避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しない。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道しない。