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少々脱線気味になりますが、木版印刷が盛んだった江戸時代の日本にも著作権はありませんでした。なので、話題の本は次々と海賊版や類似本が出回り、中には対応に苦慮した人もいるようです。 吉田光由の「塵劫記」などが有名ですが、自身による度重なる改版に加え、様々な異本が伝わっています。
塵劫記といえば「新篇 塵劫記」において最終問題に解を記載しない「遺題」を載せたのがよく知られているところです。いわば吉田光由からの挑戦状で、腕に憶えのある算術家がこれを解いては自身の本に解法を記し、またその巻尾により難しい「遺題」を載せるという“遺題継承”と呼ばれるサイクルを生み出し、これが日本の算学発展に寄与したとされています。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
みんな・・・ (スコア:0)
という言葉を忘れてるとしか思えない・・・
Re: (スコア:0)
今の著作権違反に該当する模倣は当然あったと思われるが。
ギルド的な職人世界で完結してたから慣行が全てだったのか。
ちょいと限定しないととりとめない話になるけど。
Re:みんな・・・ (スコア:2, 興味深い)
勝手に自分の著作だと主張するような例は当然、多くあります。ただ、現在の古典研究の中ではそういったものを全部寄せ集めて「どの組み合わせが原典に近いか」といった作業をやっているわけで、あんまり重要なことではないのではないかと。
Re:みんな・・・ (スコア:1)
少々脱線気味になりますが、木版印刷が盛んだった江戸時代の日本にも著作権はありませんでした。なので、話題の本は次々と海賊版や類似本が出回り、中には対応に苦慮した人もいるようです。
吉田光由の「塵劫記」などが有名ですが、自身による度重なる改版に加え、様々な異本が伝わっています。
塵劫記といえば「新篇 塵劫記」において最終問題に解を記載しない「遺題」を載せたのがよく知られているところです。いわば吉田光由からの挑戦状で、腕に憶えのある算術家がこれを解いては自身の本に解法を記し、またその巻尾により難しい「遺題」を載せるという“遺題継承”と呼ばれるサイクルを生み出し、これが日本の算学発展に寄与したとされています。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re: (スコア:0)
なんかオープンソースに近いな。