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「コンテンツ振興のために次世代制度を考える」シンポジウム開催」記事へのコメント

  • 絶版などで同等のものが新品で入手不可能になった場合は、自由に複製再配布できるようにする。
    ただし、再配布時の改変などは認められない。

    絶版などの結果、無料で再配布されている著作物は、著作権利者と契約を結び新たに販売することもできるが、
    無料での再配布は契約の影響を受けずに続けられる。

    ありえないが、こんな著作権だと嬉しいな。
    今の著作権だと絶版にされてしまったら、そのまま消えてゆき再び日の目を見るのは何十年後なんて悲しすぎる。
    すべてをデジタルで保存できるようになれば、実現できないかな。
    会社が倒産したときとか思いっきりややこしそうだが…

    と、素人が妄想してみた。
    • Re: (スコア:2, すばらしい洞察)

       今の著作権法は「商業流通から消えてしまうと著作物は広く頒布することができない」という前提に基づいて作られている。
       出版社が独占的な権利を持っているのも、海賊版が横行すると流通ルートが維持できなくなり、著作物を広めることができなくなるから。

       ところが、デジタル複製技術とネットーワーク技術の進歩で、流通させるだけならほとんどコストをかけずに済むようになった。つまり、もともとの大前提である「流通ルートの保護」の必要性がどんどん低下している。

       これから必要になるのは、流通ルートの保護ではなくて「著作物を評価してそれを著者にフィードバックさせる仕組み」になるはずです。フィードバックは必ずしも金銭によるものである必要はないし、方法論もいくつもあるでしょう。

       デジタルアーカイブ技術を活用してそういう仕組みを作るというのは、急には無理でしょうけど一つの方法論としては決して間違ってはいないと思います。
      --
      しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
      • by Anonymous Coward
        1.流通の進歩→2.消費者への直送が可能→3.卸問屋の倒産

        非デジタル分野での前例から言って、3を食い止めるのは難しそうだと思います。

        #運命って残酷♥
        • by Anonymous Coward
          >非デジタル分野での前例から言って、3を食い止めるのは難しそうだ

          卸業が無くなるなんてあり得んが
          例えば10万部売れる本を全部出版社が直接発送できるか?
          10万もの荷造りをして伝票データ作って配送業者に過不足なく渡す作業をやれるのか?

          根拠とした「前例」っての教えてくれよ
          • Re: (スコア:1, 参考になる)

            by Anonymous Coward
            印刷所が発送すればいいんじゃない?
            日販/トーハンが潰れて大日本印刷や凸版印刷がそれに代わるみたいな。

            少なくともモノの流通でホップ数が減っていく傾向は今後も進むでしょう。
            • 印刷所は大量生産するのが仕事で、現状は出版社が在庫リスクを取って取り次ぎが流通機構を維持するコストを持ってる訳だから、今の枠組みから踏み出して動くかどうか。

              初版は従来通り生産(普通の値段)。重版できなくなったらブック・オンデマンド化(簡易版/受注生産だから高価)して製造現場から直送、というような枠組みはアリかも。
              •  印刷所が取次を中抜きするのではなくて販売店が流通の肩代わりをするという可能性の方が高い気がします。

                 例えば、独自の流通網を持って全国チェーン展開してる他業種の大型量販店が業界に乗り込んできて、問屋を中抜きにするという可能性はありますよね。在庫リスクも流通費用も自前で受け持って、そのかわり出版社にとってリスクの少ない買い切りで仕入れる。売れ筋商品を見極めるノウハウさえ確立できれば今でも可能なビジネスモデルなんじゃないでしょうか。

                 amazonの委託販売 [srad.jp]が大手出版社向けに拡大したりとか、今あるサービスの延長で実現の可能性がある話ではないでしょうか。
                --
                しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
              • >全国チェーン展開してる他業種の大型量販店が業界に乗り込んできて
                >出版社にとってリスクの少ない買い切りで仕入れる。

                ダイソーだったかどこかのいわゆる100円ショップに、料理のレシピ集のような実用書や占いの本、お手軽ミステリに恋愛小説、みたいなラインナップで「105円の本」が並んでいるのを見たことがあります。
                普通の書店では見ない本ばかりでしたし、自社制作なのか買いきりなのか分かりませんがそういうような形での「食い込み」はもうはじまってるのかも知れません。

                …法律上は書籍でなくて何か他のもの(雑誌?パンフレット?)扱いだったりするのかもしれませんが。

                #そう言えばコンビニ販売の本って返本あるんだろうか。チェーンが地域単位で買い切り?スリップも抜かれないしなぁ。
              • スリップ抜くのは発注するためでしょ。
                コンビニなんて売り切れたらそのままでいいんだからスリップ抜かなくても問題ない。
                親コメント
              • 今のお店では、POS [google.com]で商品を管理していて、レジでバーコードを読めばDBが更新されていつどれだけ発注すれば良いかも分かるようになっているでしょう。発注先だってDBに入っているはずで、もうスリップは要らなんじゃないかな。

                親コメント
              • いやいや、特に中小の書店は遅れてますよ。
                手書きでせせこましく発注数や在庫の管理をしているのを見るとコンビニとの落差で悲しくなります。
                親コメント

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