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内容は具体的で説得力あるんだけど、凄く大事なところを間違えてるんだよね。
補償だからね。意味違うから。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
レコーダー毎日を売りさばいてる人の意見 (スコア:3, 参考になる)
メディアはすぐ必要でない方がほとんどなのと、専門のフロアが別にあるという理由で稀にしか売りませんがね。
で、今更こんな下の方に何か書き散らしても誰も見てくれないのではないかと思うのですが、ユーザーに一番近い非ユーザー(テレビはほとんど観ません、レコーダーも持ってません)の視点で意見できるので書いておきます。
◆デジタル放送とデジタル録画の抱える矛盾
ハイビジョンレコーダーを販売する際のキラーフレーズは「放送を生で見るのと、録画して後日見るのと、画質や音質に差がありません」です。
実際問題、早送りやチャプタ編集まで含めると録画した方が利便性が高いのですし、そこで飛ばされてしまうコンテンツの内訳はCMがほとんどを締めるでしょう。
この時点で、広告ありきの無料放送とは同じものではなくなっていますので他に収入を求めたくなる気持ちは分からなくもないですね。
◆実は一般レベルでは、DRMはそれほど問題になってません
これが一番の問題だと個人的には思うのですが、コピーワンスにしろCPRMにしろ、「家電の仕様」として認識されており「そういう風になっています」という説明に「へぇ~」と感嘆はすれど異論は唱えられないですね。
まぁ、イチ販売員に苦情をいわれてもどうしようもないわけですが、そう思って諦めている節すら感じません。
天から下りてきたルールに対し、何の疑問もなく受け入れてしまっているという風ですね。
今のところ機会がありませんが、保証金制度などについて聞かれると、明確に説明は出来ないと思います。
分かりやすく説明をすると権利者側の矛盾が明らかになってしまいますので、購買意欲を削ぐことになるでしょう。
◆おかげさまで売りづらいです
著作権保護なんて技術的な観点からいえば「高度な技術を駆使してより不便にすること」以外の何者でもありませんね。
だいたいにおいて、お客様の要望が叶わないのは技術の低さが問題なのではなく「高度すぎる技術による規制」の問題です。
ソニータイマーのジョークは皮肉をベースにした陰謀論だから笑えるわけですが、ことDRMに関しては本当に実践しているところがタチが悪いと思います。
「なんでコレできないの?」なんて聞かれた日には「業界からの要請です」とメーカーが矢面に立たないようにしています。
仕様の変更とかマヂでやめて欲しいです。ダビング10とかニュースになったあたりは露骨に買い控えられました。
「今のレコーダーではダメ」と世間に思われてしまいました。
実際にダビング10を批判するにあたって何の根拠もなく「全ての現行レコーダーは買い換えが必要」と大きな声で言いふらした人がいたせいなんだと思います。
#CPRMの導入時には実際ほぼそれに近いことが起こりましたけど、CPRMの仕様からそれは予測できますよね。
で、現状どのように説明するかというと
「ダビング10は協議中の案件です。ダビング10対応と謳うレコーダーがあっても放送自体がコピーワンスの間はコピーワンスでしかありません。現在の放送を録画したものが将来ダビング可能になるわけでもありません。」となります。
代案としてダブルチューナー搭載タイプのレコーダーで1番組二重録画の提案をすると納得していただけますので、実はダビングは一回可能で十分実用レベルです。
それを9回にするとか言うと、1より9の方が優れていると感じてしまうんですね。
◆DVDへの課金は公正か?
HD画質で現状(粗悪なメディアがまだ無いという意味で)ほぼ安全にムーブできるブルーレイへの課金は一定の理解を示します。
完全なオリジナルのコピーにして携帯可能なサイズ・重量として形を為しているのですからね。
MPEG4AVCに再エンコードすればオリジナルとは異なりますが、それでも翻訳でいえば方言の揺らぎ程度しかありませんから、メディア自体への課金は十分説得力があると。
対して、DVDへのムーブには大きな問題点が二つあります。
ひとつはムーブに際して明らかに画質が落ちる(HD→SDですから)こと、もう一つは安全なムーブが全く保証されてないこと。
前者は主観が絡むのであえて取り上げないですけど、後者はものすごく問題だと思いますねぇ。
なんと「コピーワンスからの要請でディスクのベリファイ用のキャッシュすら作れない」というのが根本の原因なのです。
粗悪なメディアを使うとCRPM対応にもかかわらずムーブに失敗したりします。
つまり保証金のムダ払いがいくらでも発生する仕組みになっているのです。
「キチンとムーブできた分だけあとから徴収」は非現実的なことぐらい誰にだって予見できるのですから、
どうせならその保証金でメディアの認定の予算を採り、安全なムーブが出来ると確認が取れたメディアにしか「CRPM対応」と謳わせないようにしたら良かったのです。
で、そうしてくれなかったので月に一度ぐらいは替わりに謝る羽目になるわけですが、その対価はメーカーが支払っている(目-カー販売員ですから)のです。
おかしいですよね?何を保証するお金なのですか?
◆アナログメディアへのコピーは不可が原則だが、諦めちゃえ!
画質がかなり落ちる課金してないメディアはコピーフリーで、画質がそこそこ落ちる課金してるメディアはムーブのみって・・・・ダメ過ぎだろう。
あくまで課金が前提ならば、その有無をコピーの可否の基準に統一すべきです。
アナログコピーは本来不可が妥当でしょう。
しかしレガシーな機器では録画できなくするような機構に予算を割くくらいなら仕方なく放置が現実的なラインだろうと、僕も思います。
とにかく、ややこしい制約を加えて許可する労力と見返りを考えたほうが良いですよ。経済の問題なんだから。
誰かの言うとおり、Charge Firstですね。
権利者の利益は保証しても、それ以外の何も保証しない制度なんですから。
Youthの半分はバファリンでできています。
Re:レコーダー毎日を売りさばいてる人の意見 (スコア:1)
>納得していただけますので、実はダビングは一回可能で十分実用レベルです。
著作権業界にとっては想定外の方法ですかね?メーカーに横槍が入らなければいいけど。
もし入らなければ、10チューナー同時録画で「独自にダビング10互換機能を実現!」なんて
シロモノが現れるんじゃないかなぁw
Re:レコーダー毎日を売りさばいてる人の意見 (スコア:1)
確かにB-CAS一枚で二番組同時録画は突かれそうですが、ダブルチューナーのテレビがB-CAS一枚で動いているので、今更突っ込まれても困る状態ですよ。
>もし入らなければ、10チューナー同時録画で「独自にダビング10互換機能を実現!」
ダビング10とは仕組みも枠組みも違いますけども・・・。
予めユーザーの嗜好を読んで潤沢なHDD容量を利用して自動的に録画しまくり、
アンテナにかかった番組だけ試聴する、というコンセプトの商品をソニーかどこかで出してたはずです。
扱う範囲にないので商品名も特定できてませんし、ハイビジョンのままで録画できるのか、またはDVDへのムーブは可能なのかが不明ですが、聞いたことがあります。
今のレコーダーの相場が落ちついてスペック競争のネタが無くなったら、その内そういう付加機能で勝負してくるメーカーも出てくるでしょうね。
Youthの半分はバファリンでできています。
そろそろちゃんと覚えて欲しい(オフトピ) (スコア:1)
内容は具体的で説得力あるんだけど、凄く大事なところを間違えてるんだよね。
補償だからね。意味違うから。
Re:そろそろちゃんと覚えて欲しい(オフトピ) (スコア:1)
#人に説明するような内容ではないから昔の勘違いをずっと引きずっていたようで・・。
さて、私的録音録画補償金制度 [wikipedia.org]を読んできました。
う~ん。
補償金制度に乗っかったメディアに対するコピーを一回のみ許可したというのがコピーワンスの本当の意味で、本来ならばネバーコピーなんだよ、ってことでしょうかね?
CDなどのパッケージものならば分かるんですが、放送に限っていえば単なる二重取りではないでしょうか。
視聴料なりスポンサー料なりで既に得られるべき収入は得ているわけで、受信者がそれらを見ないことによる不利益はリアルタイムでは発生しませんよね。
広告主が費用対効果を検討して投資額を減額した時点で打撃となるわけですが、それをユーザーに補填させる論理が不明です。
とりあえず何の「保証」もしない性質の課金であることは理解しました。
せめてDVDへの安全なムーブを保証できるようにコピーワンスを妥協して欲しいのですけど、どこに求めるべきなのか分からなくなりました。
Youthの半分はバファリンでできています。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:レコーダー毎日を売りさばいてる人の意見 (スコア:1)
自分のメーカーのレコーダーはそのような仕様にはなっていませんので、そこを起点に自社商品を勧めてしまいます。
ので、通常説明の義務は発生しませんし、そこに納得していただく必要もありません。
Youthの半分はバファリンでできています。