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EU司法裁判所、「忘れられる権利」による検索結果からの除外はEU加盟国の国別TLDバージョンのみが対象になるとの判決https://it.srad.jp/story/19/09/27/1423237/ [it.srad.jp]
一言で言えば「EU域外の検索キャッシュだけは残っててもいいよ。でもコンテンツ自体は全世界で消すからね?」ってこと。一見ちぐはぐに感じるが、実は矛盾していない。閲覧とダウンロードの違いでもよく問われる、キャッシュはコンテンツそのものじゃない、っていう扱いの違いからの帰結でしょうな。
「違法コンテンツの扱い」- 対象は「コンテンツの削除/ブロック」- EU加盟国の裁判所が、関連国際法の枠内で全世界向けコンテンツの削除/ブロックを命じることはEU法に違反しない
「忘れられる権利」- 対象は「”検索結果”からの除外」- EU加盟国TLDからはすべて除外必要- 全世界のTLDからの除外は義務ではないが、禁じてもいない- EU域内ユーザーがEU域外のサーチエンジンで検索するのを妨げるジオブロッキングが最低限必要
忘れられる権利に関する判決を読んでもキャッシュがどうのと言う文は見当たらない
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
これとチグハグに感じる (スコア:0)
EU司法裁判所、「忘れられる権利」による検索結果からの除外はEU加盟国の国別TLDバージョンのみが対象になるとの判決
https://it.srad.jp/story/19/09/27/1423237/ [it.srad.jp]
Re: (スコア:1)
一言で言えば「EU域外の検索キャッシュだけは残っててもいいよ。でもコンテンツ自体は全世界で消すからね?」ってこと。
一見ちぐはぐに感じるが、実は矛盾していない。
閲覧とダウンロードの違いでもよく問われる、キャッシュはコンテンツそのものじゃない、っていう扱いの違いからの帰結でしょうな。
「違法コンテンツの扱い」
- 対象は「コンテンツの削除/ブロック」
- EU加盟国の裁判所が、関連国際法の枠内で全世界向けコンテンツの削除/ブロックを命じることはEU法に違反しない
「忘れられる権利」
- 対象は「”検索結果”からの除外」
- EU加盟国TLDからはすべて除外必要
- 全世界のTLDからの除外は義務ではないが、禁じてもいない
- EU域内ユーザーがEU域外のサーチエンジンで検索するのを妨げるジオブロッキングが最低限必要
Re:これとチグハグに感じる (スコア:0)
忘れられる権利に関する判決を読んでもキャッシュがどうのと言う文は見当たらない