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現物ではなんで「電撃文庫新刊はAmazon独占配給!」とか起らないのかな。独占禁止法違反かなんかの法に引っかかるのかな?もし何かの法に引っかかるのなら、データ配信サービスだと何故ひっかからないのかな?教えてお兄さん!
#とりあえず「タダ見」は論外なので横に置いておくとして。
日本の場合。書籍の場合は価格維持制度が存在するために違法だという判断がでるかも。再販価格維持制度がある一方で、価格以外の独禁法案件は強くとられる傾向があるらしい。価格以外の部分での規制基準が「業界慣習」であり、業界慣習はそれを許していないので。CDについても同様。(逆に発売日前に販売を開始するなど、契約違反へのペナルティは認められている不思議)
#もちろん現実には、取次や委託制度など特殊なシステムがそれを許さないと言うのが一番大きいと思われる
一方、再販価格維持制度の対象ではないDVD/Blu-rayについては、普通に独占先行販売とか、特にレンタルだと独占レンタルとかやってるよね。電子書籍や音楽のダウンロード販売は再販制度の対象外だから関係無い。故によく行われるのでは無いかと。
米国の場合は、価格維持制度は存在しないが別の規制がある。大手出版社の場合、小売店から卸すよう求められたとき、同等規模の取引相手とは同等の条件で取引をしなければならないと言う規制があって、人気本を特定の書店だけに卸したり、価格を変えたり、極端に販売量に差を付けると言うことはできないようだ。これは音楽やDVD、確かゲームでも同じ。
ただこっちも電子コンテンツは規制対象外。何故規制の対象外になっているのかは不明。おそらくAmazon,Apple,Googleの三竦み状態になっていて、競争が働いていると考えられているからかなと思うけれど、どこかが飛び抜けてシェアを伸ばしたら規制がかかる気がする。
なるほど再販価格制度にひっかかるのと、業界慣習でやられてないんですねえ。DVDの独占レンタルなどは寡聞にして知りませんでした。
法整備とか会社の力関係とか、webサービスが基本的に若い業界だからってのが大元の原因なのかな。
まず再販価格制度の下では価格競争が発生しないわけだから、独占してもメリットがない。むしろ在庫リスクが増大するだけだよ。返本前提なら卸す側にメリットが全くないし、全数買い取り前提なら買う側にメリットが全くない。
>まず再販価格制度の下では価格競争が発生しないわけだから、独占してもメリットがない。むしろ在庫リスクが増大するだけだよ。
必ずしもそんなことはないでしょう。強力な小売が、プロモーションに力を入れることと引き換えに先行販売や独占を行うことで、双方にメリットをもたらす、という仕組みは、価格を固定していてもあり得ると思います。
自費出版本ならまだ解らなくもないんだけどね。出版社の側から見れば、自分ところでプロモーションやって広いチャンネルで売った方がいいでしょ。強力な広告代理店と組むよりメリットがあるんだろうか。具体的なシナリオに興味がわくところ。あり得てもよりよいビジネスプランが存在するなら意味ないよ。
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現物の本やビデオでは独占権の取り合いとはならないけど (スコア:2)
現物ではなんで「電撃文庫新刊はAmazon独占配給!」とか起らないのかな。
独占禁止法違反かなんかの法に引っかかるのかな?
もし何かの法に引っかかるのなら、データ配信サービスだと何故ひっかからないのかな?
教えてお兄さん!
#とりあえず「タダ見」は論外なので横に置いておくとして。
Re:現物の本やビデオでは独占権の取り合いとはならないけど (スコア:3, 参考になる)
日本の場合。
書籍の場合は価格維持制度が存在するために違法だという判断がでるかも。再販価格維持制度がある一方で、価格以外の独禁法案件は強くとられる傾向があるらしい。価格以外の部分での規制基準が「業界慣習」であり、業界慣習はそれを許していないので。CDについても同様。(逆に発売日前に販売を開始するなど、契約違反へのペナルティは認められている不思議)
#もちろん現実には、取次や委託制度など特殊なシステムがそれを許さないと言うのが一番大きいと思われる
一方、再販価格維持制度の対象ではないDVD/Blu-rayについては、普通に独占先行販売とか、特にレンタルだと独占レンタルとかやってるよね。
電子書籍や音楽のダウンロード販売は再販制度の対象外だから関係無い。故によく行われるのでは無いかと。
米国の場合は、価格維持制度は存在しないが別の規制がある。大手出版社の場合、小売店から卸すよう求められたとき、同等規模の取引相手とは同等の条件で取引をしなければならないと言う規制があって、人気本を特定の書店だけに卸したり、価格を変えたり、極端に販売量に差を付けると言うことはできないようだ。これは音楽やDVD、確かゲームでも同じ。
ただこっちも電子コンテンツは規制対象外。何故規制の対象外になっているのかは不明。おそらくAmazon,Apple,Googleの三竦み状態になっていて、競争が働いていると考えられているからかなと思うけれど、どこかが飛び抜けてシェアを伸ばしたら規制がかかる気がする。
Re:現物の本やビデオでは独占権の取り合いとはならないけど (スコア:2)
なるほど再販価格制度にひっかかるのと、業界慣習でやられてないんですねえ。
DVDの独占レンタルなどは寡聞にして知りませんでした。
法整備とか会社の力関係とか、webサービスが基本的に若い業界だからってのが大元の原因なのかな。
Re: (スコア:0)
まず再販価格制度の下では価格競争が発生しないわけだから、独占してもメリットがない。むしろ在庫リスクが増大するだけだよ。
返本前提なら卸す側にメリットが全くないし、全数買い取り前提なら買う側にメリットが全くない。
Re:現物の本やビデオでは独占権の取り合いとはならないけど (スコア:1)
>まず再販価格制度の下では価格競争が発生しないわけだから、独占してもメリットがない。むしろ在庫リスクが増大するだけだよ。
必ずしもそんなことはないでしょう。
強力な小売が、プロモーションに力を入れることと引き換えに先行販売や独占を行うことで、双方にメリットをもたらす、
という仕組みは、価格を固定していてもあり得ると思います。
Re: (スコア:0)
自費出版本ならまだ解らなくもないんだけどね。
出版社の側から見れば、自分ところでプロモーションやって広いチャンネルで売った方がいいでしょ。
強力な広告代理店と組むよりメリットがあるんだろうか。具体的なシナリオに興味がわくところ。
あり得てもよりよいビジネスプランが存在するなら意味ないよ。