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Gigazineソースなので信憑性に少々不安があるが、一応。 「Megaupload」閉鎖&FBIが運営者を逮捕、驚愕の運営実態と収益額が判明 [gigazine.net]
「違法ファイルがアップ可能な状態にあった」というだけであればYouTubeなども同じように閉鎖になりそうですが、訴状の10ページ目「21」「22」がおそらく核心に迫る部分で、著作権者が削除申請ツールを使って削除したとしても、実際にはアップロードされたファイルには複数のリンク用URLが存在し、実際のサーバ上のファイルが削除されるわけではなく、そのURLのうちの1つが削除されるだけであり、この削除依頼ツールは実質的には機能していなかったようです。
たとえば、ある「A」というファイルについて「http://www.megaupload.com/?d=1」「http://www.megaupload.com/?d=2」「http://www.megaupload.com/?d=3」というようにして
これ、要するにリモートアップロード対策でしょうよ。
アングラなファイルに限ったことじゃないだろうけど、ホスティングサービスAに誰かが置いているファイルをそのまま別のホスティングサービスBにミラーリングできるサービスがあってそれをリモートアップロードと言います。
回線の細い利用者であっても、この方法を使うと容易に自らの帯域を使うことなく大容量のファイルをアップロードするのと同じことができるとあってそういった(帯域・コンテンツ共に)リソースのないユーザーからは支持を得ています。そうすると、自ずと分かることですが、全く同一のファイルが多数サーバー上に置かれる事態が発生するわけでホスティングサービス側としては、バカ正直に1つ1つそうした同一のファイルを置いておいたのでは無駄に容量を消費してしまうと。そうしたムダを省いて容量無制限などという馬鹿げたサービスを実現させるために取った対策の一つでしょう。
そうじゃなくて、削除要請逃れのための対策なんじゃないの?ってことでしょう。
うまく法律の網をくぐったもんだと感心しますが、裁判でどう判断されるか、弁護士の腕の見せ所ですね。
もうちょっとフラットに考えて、同内容(ハッシュか何か?)のデータは、容量節約と負荷軽減の為、なるべくまとめるってのは、ストレージ技術としては合理的だしトレンドですよね。
削除に関しても、削除が必要と判断されたアップロードURIのみを削除することが最も合理的だと思います。
例えば、Aさんがアップロードしたファイルを、Bさんも不正にコピーしてアップロード。AさんがBさんの不正コピーファイルを削除依頼、そこでAさんのファイルも一緒に消えるというのはなんだかおかしい気がします?
そういうケースも考えると、削除対象をデータ配列にするか、URLにするか、どちらが正しい姿なのか議論の余地はあるのかもしれませんね。
そもそも、これ駄目だって言われちゃうと、Dropboxとか類似サービスもほとんどアウトですね。
もうたくさん返信されているので新たに言うことはほとんどないですが。
もちろん裁判で被告がそのように主張するのは予想できます。原告は、違法ファイルの削除対策をおろそかにしたことに悪意があったと主張するんでしょう。
ニコニコやYouTube が実装しているし、技術的にも困難じゃないので、その辺も含めて、弁護士の腕の見せ所です。
#とはいえ、逮捕されるほど今回は証拠を残したマヌケであったんだと私は思っております。もっと巧妙な奴らがいて、FBIは日々それらと戦っているんでしょう。
著作権を侵害する可能性のある同一ファイルでも個人利用のためだけに、アップロードされている場合は、問題ないでしょう。例えば、ファイルの公開範囲を設定できるのか知りませんが、一般公開されていなければ問題はありません。一般公開されていても、ファイルにロックがかかっているものであれば、ハッシュ値が異なる可能性がありますが、問題ありません。ロックを解除するためのパスワードなどが一般公開されていれば、意味がないのですが。
サーバをすべてバックアップコピーすれば、すぐに再開できるはずなんですが、Megauploadは再開するんでしょうかね。違法コピー対策とはいえ、閉鎖してしまうのは、やりすぎです。
著作権を侵害する可能性のある同一ファイルでも個人利用のためだけに、アップロードされている場合は、問題ないでしょう。
いわゆる普通のアップローダとしてはそういう立場ですよね。裁判でもそう主張すると思います。
記事にもありますが、経営側が、著作権を侵害している人気コンテンツをアップロードしてもうことが結果的に収益になることを認識していて、それを奨励したり報酬を与えたりといったことを検討していた証拠があると、ただのストレージサービスだという主張がどこまで認めてもらえるのかなーと、興味深いところです。
話が食い違っているような気がするので書きますが、私はアップローダが違法だとか、○○であれば合法みたいな話をしているわけではなくて、今回の Megaupload については、押収された証拠などから違法と判断されるかもしれないという話をしています。有料高速帯域とか、アップロード報酬とか、それぞれでは合法の解釈の余地を残していて、うまいと思います。けど、経営側に悪意というか、アップロードされた違法コンテンツで儲けてやろうという意図があって、削除対策を放置していたことが証明されれば有罪になると思います。
有罪にならないとしても、その収益はストレージサービスの収益ではなく、違法コンテンツの売上に近い類のものなので、まともな商売ではないよなあ、とも。
#これだけ収益があるんなら、著作権者の価格設定やサービス内容の方にも問題があるんじゃないの?という指摘も分からなくはないけど、今回とは別件だしね。
YouTubeで左右反転して動画をアップロードしてるやつがいますねファイルの同一性の検出をかいくぐるための手口だと思うけどどうなんでしょたぶんヘッダの解釈のバグとは別でわざとやってる
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
こりゃ凄いな (スコア:4, 興味深い)
Gigazineソースなので信憑性に少々不安があるが、一応。
「Megaupload」閉鎖&FBIが運営者を逮捕、驚愕の運営実態と収益額が判明 [gigazine.net]
「違法ファイルがアップ可能な状態にあった」というだけであればYouTubeなども同じように閉鎖になりそうですが、訴状の10ページ目「21」「22」がおそらく核心に迫る部分で、著作権者が削除申請ツールを使って削除したとしても、実際にはアップロードされたファイルには複数のリンク用URLが存在し、実際のサーバ上のファイルが削除されるわけではなく、そのURLのうちの1つが削除されるだけであり、この削除依頼ツールは実質的には機能していなかったようです。
たとえば、ある「A」というファイルについて「http://www.megaupload.com/?d=1」「http://www.megaupload.com/?d=2」「http://www.megaupload.com/?d=3」というようにして
Re: (スコア:2, 参考になる)
これ、要するにリモートアップロード対策でしょうよ。
アングラなファイルに限ったことじゃないだろうけど、ホスティングサービスAに誰かが置いているファイルを
そのまま別のホスティングサービスBにミラーリングできるサービスがあって
それをリモートアップロードと言います。
回線の細い利用者であっても、この方法を使うと容易に自らの帯域を使うことなく大容量のファイルをアップロードするのと同じことができるとあって
そういった(帯域・コンテンツ共に)リソースのないユーザーからは支持を得ています。
そうすると、自ずと分かることですが、全く同一のファイルが多数サーバー上に置かれる事態が発生するわけで
ホスティングサービス側としては、バカ正直に1つ1つそうした同一のファイルを置いておいたのでは無駄に容量を消費してしまうと。
そうしたムダを省いて容量無制限などという馬鹿げたサービスを実現させるために取った対策の一つでしょう。
Re: (スコア:2)
そうじゃなくて、削除要請逃れのための対策なんじゃないの?ってことでしょう。
うまく法律の網をくぐったもんだと感心しますが、裁判でどう判断されるか、弁護士の腕の見せ所ですね。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:1)
もうちょっとフラットに考えて、同内容(ハッシュか何か?)のデータは、容量節約と負荷軽減の為、なるべくまとめるってのは、ストレージ技術としては合理的だしトレンドですよね。
削除に関しても、削除が必要と判断されたアップロードURIのみを削除することが最も合理的だと思います。
例えば、Aさんがアップロードしたファイルを、Bさんも不正にコピーしてアップロード。
AさんがBさんの不正コピーファイルを削除依頼、そこでAさんのファイルも一緒に消えるというのはなんだかおかしい気がします?
そういうケースも考えると、削除対象をデータ配列にするか、URLにするか、どちらが正しい姿なのか議論の余地はあるのかもしれませんね。
そもそも、これ駄目だって言われちゃうと、Dropboxとか類似サービスもほとんどアウトですね。
Re:こりゃ凄いな (スコア:1)
もうたくさん返信されているので新たに言うことはほとんどないですが。
もちろん裁判で被告がそのように主張するのは予想できます。原告は、違法ファイルの削除対策をおろそかにしたことに悪意があったと主張するんでしょう。
ニコニコやYouTube が実装しているし、技術的にも困難じゃないので、その辺も含めて、弁護士の腕の見せ所です。
#とはいえ、逮捕されるほど今回は証拠を残したマヌケであったんだと私は思っております。もっと巧妙な奴らがいて、FBIは日々それらと戦っているんでしょう。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
著作権を侵害する可能性のある同一ファイルでも個人利用のためだけに、アップロードされている場合は、問題ないでしょう。
例えば、
ファイルの公開範囲を設定できるのか知りませんが、一般公開されていなければ問題はありません。
一般公開されていても、ファイルにロックがかかっているものであれば、ハッシュ値が異なる可能性がありますが、問題ありません。ロックを解除するためのパスワードなどが一般公開されていれば、意味がないのですが。
サーバをすべてバックアップコピーすれば、すぐに再開できるはずなんですが、Megauploadは再開するんでしょうかね。違法コピー対策とはいえ、閉鎖してしまうのは、やりすぎです。
Re:こりゃ凄いな (スコア:1)
いわゆる普通のアップローダとしてはそういう立場ですよね。裁判でもそう主張すると思います。
記事にもありますが、経営側が、著作権を侵害している人気コンテンツをアップロードしてもうことが結果的に収益になることを認識していて、それを奨励したり報酬を与えたりといったことを検討していた証拠があると、ただのストレージサービスだという主張がどこまで認めてもらえるのかなーと、興味深いところです。
話が食い違っているような気がするので書きますが、私はアップローダが違法だとか、○○であれば合法みたいな話をしているわけではなくて、今回の Megaupload については、押収された証拠などから違法と判断されるかもしれないという話をしています。有料高速帯域とか、アップロード報酬とか、それぞれでは合法の解釈の余地を残していて、うまいと思います。けど、経営側に悪意というか、アップロードされた違法コンテンツで儲けてやろうという意図があって、削除対策を放置していたことが証明されれば有罪になると思います。
有罪にならないとしても、その収益はストレージサービスの収益ではなく、違法コンテンツの売上に近い類のものなので、まともな商売ではないよなあ、とも。
#これだけ収益があるんなら、著作権者の価格設定やサービス内容の方にも問題があるんじゃないの?という指摘も分からなくはないけど、今回とは別件だしね。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
YouTubeで左右反転して動画をアップロードしてるやつがいますね
ファイルの同一性の検出をかいくぐるための手口だと思うけどどうなんでしょ
たぶんヘッダの解釈のバグとは別でわざとやってる