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私の理解は白田秀彰氏( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/17/news002_2.html [itmedia.co.jp] )と同じで
> 極めて簡単に言えば、「Winnyが違法コピーに広く使われているってこと、知ってたでしょ。それにもかかわらず、Winnyの改良をしたでしょ。だから幇助」ということになる。この判決骨子の論理では、「画期的なソフトウェアを開発したプログラマが、実験的にリリースしたら、利用者に思いもよらない使い方をされてしまった」というだけでは幇助にならない。また仮に「思いもよらない使い方で反社会的な効果が生じてしまった」と認識した後に、
Windowsが違法コピーに広く使われているってこと、知ってたでしょ。それにもかかわらず、Windowsの改良をしたでしょ。だからMSも幇助。
ってこと?
違法コピー利用者がやたら多いWinnyと、汎用のOSを比較されてもね……?
若干古い資料だけど、これを見る限り [moba-ken.jp]、はっきりとした違法ファイル交換だけでも4割近いのよね。企業なんかでもかなりの数使われてるWindowsのユーザーで、Windowsの(OSとして以外の)機能を使って違法なファイル交換してる人なんて4割も居るのかしら?それとも「OSとして起動する時点でファイル交換の手助けをしている」とでも言い出しちゃったりするのかしら。だとしたらPCのケースのネジを作った会社や、PCのユーザーを産んで育てた両親にも当然、責任を追及すべきよね。
正直、Winny擁護派の、割合も考えずに「他のソフトも違法コピーに使われてるから~」論は見飽きたわ。
世界に流通している市販ソフトウェアの3割以上が違法コピー [bsa.or.jp]なのでファイル交換の内違法なファイルの割合が4割というのは普通な数字だと思われます。
Winnyみたいに日本国内の固有のアプリが起こしてる問題を世界全体の数字で比較ちゃっていいワケ?
「世界中」って言っちゃうと、法整備が進んでなくて著作権関連をきちんと取り締まれてない国とか、法的にはNGでも市民の意識レベルではOKな国とかも含まれちゃうじゃない。
世界全体での飢餓率から見たら今の日本で一部の派遣労働者や老人が苦しんでるけど、餓死しても全然普通、とか言っちゃうのん?
大体、上に書いたような著作権関連に問題がある国も含めた平均より尚、違法アップロードの割合が多いことを「普通」って思うのかしら?
失礼しました。それでは当該記事にある日本の25%という数字より15%も多いので確かに悪質ですねと言っておきます。15%で蓋然性云々というのは若干違和感がありますが。
モノは言い様じゃないかしら。
「15%の差」って言うと小さいように見えるけど、25%からみた40%は6割増しですよ、とか。
で、そもそも、そこまで拘るのなら特定空間で出回ってる違法アップロードされたファイルの割合と、単に日本国内で不正コピーして使用されてるソフトの割合を比較することに意味があるのかしら?
Winnyの場合、たとえ違法アップロードされたソフトは少なくてもWinnyユーザーの多数が使用している可能性もあるし、逆もまたしかりだから「違法アップロードされたソフトの割合がアップロードされたファイルの種類数ベースで40%以上と、かなり多い」というWinny空間の特異性と、単に「日本国内では不正コピーの使用実績が25%である」という事実を比較して、何が得られるのかしら、とか。
一般的に用いられる環境において、そのユーザーのクライアント側環境の25%が海賊版ということですから、この比率がOSに対しても同様の比率でありOSがWindowsであったと仮定して、Winnyの40%に対してWindows自体にも25%の権利侵害に対する蓋然性があるんじゃないかと。
もし、蓋然性という概念が適切なのであれば・・・の話ですが。
元調査の内容ちゃんと読みました?
あれは「稼働してるソフトの25%」が違法コピーだ、という話で、「25%のパソコンに違法コピーが入ってる」なんて言ってません。
それこそWinnyなんかで違法コピー溜め込んでる人はため込んでますから、パソコン台数ベースならもっと少ないのでは?
たとえば「違法コピーだけ90本インストールされたPC」が1台と、「違法コピーがインストールされていない、正規版が10本インストールされたPC」が9台あれば、あなたが挙げた調査の方式なら「違法コピー率50%」ですが、違法コピーが稼働しているパソコンの台数ベースなら10%にしかなりません。
違法コピーだけ90本インストールされてるPCとかがありムラがあるのであれば、そういうPCがWinnyネットワークに繋がるだけで増えますし、日本ローカルであるならなおさら誤差の範囲な気もしてきますが。まぁ、その結果割合が増えているとして、そういう人が存在するから合法な利用が否定されるべきという結果には疑問がありますな。
逆じゃないの?
違法な利用者が他より無視できないレベル多くて、しかも違法コピーに手を出してないユーザーも違法コピーを公開したりダウンロードする人に手を貸すことになるソフトを、あえて容認する理由はどこに?
問題は「Winnyを合法的な範囲だけで使えるか」ではなくて「Winnyを使わなきゃできない(他に代替がない)合法的な使い方がどれだけあるか」じゃないかしら?
所持そのものが違法、という物は兎も角として、そうでないモノ(ソフトウェアに限らず)はその気になれば大半は「良い方向の使い方」も「反社会的な使い方(違法な使い方)」
ソフトウェアだからというか、所持そのものが違法でないなら、全ての創作物は原則的に自由に公開できるべきだと思いますよ。
その創作物自体が反社会的であれば法などで規制されるのは已む無しですし、Winnyを「規制したい」、「規制すべき」というのは理解できないではありません。しかし、「規制したい」から現行法について新しい解釈をでっちあげて有罪にするというのはどうなんでしょうね。それなら法律なんて要らないんじゃないですか?裁判官がその場で即興で法律を作ってるのとかわらんのと違いますか?自分はそういうのを法治国家とは呼ばない気がするんですが。
「悪用しかできないもの」であれば上記のような運用も已む無しかと思えなくもないんですが、「悪用する人が多く、かつ禁止することによる社会的なデメリットがあまりないもの」という程度では上記のような運用をされることに抵抗があります。
「悪用しかできないもの」の定義が難しいんだけど……、
少なくともWinnyの場合は、起動するだけで不正なファイル交換の手助け(法的な意味での「幇助」かどうかは兎も角)をするので、「不正ファイル交換に関わらずに」使用することは事実上、不可能では?
使用者自身が悪用するつもりがなくても他人の悪事の手助けをしちゃうモノって、十分「悪用しかできないもの」だと思うけど?
不特定多数の人間が利用しうるサービス全般に言えることなんじゃないかと思うんですよね。不正利用の手助けになりうるというのは。Winnyはそのサービスをクライアントに常駐させているというだけで。だからこそ当時Webスペースのレンタルをしてる連中や掲示板絡みの連中は冷や汗をかいたわけで。
不正ファイルを中継しうることが関わることとイコールとするなら、「不正ファイル交換に関わらずに」使用することは事実上、不可能では?という部分についてはその通りで、それについてはNTTの回線設備が将来犯罪せなどに使われる可能性がありやなしやと同程度の確率でありうることだと考えています。
なんで話をループさせますかね……
NTTの回線が社会的に必要とされてる度合い(代替として使えるものがあるか、も含む)や、NTTの回線が犯罪などに使われている度合いと、Winnyのそれとは全然違うでしょうに。
ネットワーク関連だから、とか、同じソフトウェアだから、という大まかすぎる括りで無理やりほかのモノをWinnyと同一視する馬鹿馬鹿しい理屈は説得力ないんだけど?
> 対策がなされましたが、
一方金子氏は使用状況に問題があることを知りながら、機能拡張(掲示板)を行い何の対策も行わなかった。
プリペイド携帯のインターネットブラウザ対応について。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
ソフトウェアの自由と、金子氏の事件は、切り離したい (スコア:3, 興味深い)
しかし、
金子氏を擁護すべきとは思いません。
困りました。
どうしましょう。
Re: (スコア:5, 参考になる)
私の理解は白田秀彰氏( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/17/news002_2.html [itmedia.co.jp] )と同じで
> 極めて簡単に言えば、「Winnyが違法コピーに広く使われているってこと、知ってたでしょ。それにもかかわらず、Winnyの改良をしたでしょ。だから幇助」ということになる。この判決骨子の論理では、「画期的なソフトウェアを開発したプログラマが、実験的にリリースしたら、利用者に思いもよらない使い方をされてしまった」というだけでは幇助にならない。また仮に「思いもよらない使い方で反社会的な効果が生じてしまった」と認識した後に、
Re: (スコア:0)
Windowsが違法コピーに広く使われているってこと、知ってたでしょ。それにもかかわらず、Windowsの改良をしたでしょ。だからMSも幇助。
ってこと?
Re: (スコア:1)
違法コピー利用者がやたら多いWinnyと、汎用のOSを比較されてもね……?
若干古い資料だけど、これを見る限り [moba-ken.jp]、はっきりとした違法ファイル交換だけでも4割近いのよね。企業なんかでもかなりの数使われてるWindowsのユーザーで、Windowsの(OSとして以外の)機能を使って違法なファイル交換してる人なんて4割も居るのかしら?
それとも「OSとして起動する時点でファイル交換の手助けをしている」とでも言い出しちゃったりするのかしら。だとしたらPCのケースのネジを作った会社や、PCのユーザーを産んで育てた両親にも当然、責任を追及すべきよね。
正直、Winny擁護派の、割合も考えずに「他のソフトも違法コピーに使われてるから~」論は見飽きたわ。
Re: (スコア:1)
世界に流通している市販ソフトウェアの3割以上が違法コピー [bsa.or.jp]なのでファイル交換の内違法なファイルの割合が4割というのは普通な数字だと思われます。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
Winnyみたいに日本国内の固有のアプリが起こしてる問題を世界全体の数字で比較ちゃっていいワケ?
「世界中」って言っちゃうと、法整備が進んでなくて著作権関連をきちんと取り締まれてない国とか、法的にはNGでも市民の意識レベルではOKな国とかも含まれちゃうじゃない。
世界全体での飢餓率から見たら今の日本で一部の派遣労働者や老人が苦しんでるけど、餓死しても全然普通、とか言っちゃうのん?
大体、上に書いたような著作権関連に問題がある国も含めた平均より尚、違法アップロードの割合が多いことを「普通」って思うのかしら?
Re: (スコア:1)
失礼しました。それでは当該記事にある日本の25%という数字より15%も多いので確かに悪質ですねと言っておきます。
15%で蓋然性云々というのは若干違和感がありますが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
モノは言い様じゃないかしら。
「15%の差」って言うと小さいように見えるけど、25%からみた40%は6割増しですよ、とか。
で、そもそも、そこまで拘るのなら特定空間で出回ってる違法アップロードされたファイルの割合と、単に日本国内で不正コピーして使用されてるソフトの割合を比較することに意味があるのかしら?
Winnyの場合、たとえ違法アップロードされたソフトは少なくてもWinnyユーザーの多数が使用している可能性もあるし、逆もまたしかりだから「違法アップロードされたソフトの割合がアップロードされたファイルの種類数ベースで40%以上と、かなり多い」というWinny空間の特異性と、単に「日本国内では不正コピーの使用実績が25%である」という事実を比較して、何が得られるのかしら、とか。
Re: (スコア:1)
一般的に用いられる環境において、そのユーザーのクライアント側環境の25%が海賊版ということですから、この比率がOSに対しても同様の比率でありOSがWindowsであったと仮定して、Winnyの40%に対してWindows自体にも25%の権利侵害に対する蓋然性があるんじゃないかと。
もし、蓋然性という概念が適切なのであれば・・・の話ですが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
元調査の内容ちゃんと読みました?
あれは「稼働してるソフトの25%」が違法コピーだ、という話で、「25%のパソコンに違法コピーが入ってる」なんて言ってません。
それこそWinnyなんかで違法コピー溜め込んでる人はため込んでますから、パソコン台数ベースならもっと少ないのでは?
たとえば「違法コピーだけ90本インストールされたPC」が1台と、「違法コピーがインストールされていない、正規版が10本インストールされたPC」が9台あれば、あなたが挙げた調査の方式なら「違法コピー率50%」ですが、違法コピーが稼働しているパソコンの台数ベースなら10%にしかなりません。
Re: (スコア:1)
違法コピーだけ90本インストールされてるPCとかがありムラがあるのであれば、そういうPCがWinnyネットワークに繋がるだけで増えますし、日本ローカルであるならなおさら誤差の範囲な気もしてきますが。まぁ、その結果割合が増えているとして、そういう人が存在するから合法な利用が否定されるべきという結果には疑問がありますな。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
逆じゃないの?
違法な利用者が他より無視できないレベル多くて、しかも違法コピーに手を出してないユーザーも違法コピーを公開したりダウンロードする人に手を貸すことになるソフトを、あえて容認する理由はどこに?
問題は「Winnyを合法的な範囲だけで使えるか」ではなくて「Winnyを使わなきゃできない(他に代替がない)合法的な使い方がどれだけあるか」じゃないかしら?
所持そのものが違法、という物は兎も角として、そうでないモノ(ソフトウェアに限らず)はその気になれば大半は「良い方向の使い方」も「反社会的な使い方(違法な使い方)」
Re: (スコア:1)
ソフトウェアだからというか、所持そのものが違法でないなら、全ての創作物は原則的に自由に公開できるべきだと思いますよ。
その創作物自体が反社会的であれば法などで規制されるのは已む無しですし、Winnyを「規制したい」、「規制すべき」というのは理解できないではありません。
しかし、「規制したい」から現行法について新しい解釈をでっちあげて有罪にするというのはどうなんでしょうね。それなら法律なんて要らないんじゃないですか?裁判官がその場で即興で法律を作ってるのとかわらんのと違いますか?自分はそういうのを法治国家とは呼ばない気がするんですが。
「悪用しかできないもの」であれば上記のような運用も已む無しかと思えなくもないんですが、「悪用する人が多く、かつ禁止することによる社会的なデメリットがあまりないもの」という程度では上記のような運用をされることに抵抗があります。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
「悪用しかできないもの」の定義が難しいんだけど……、
少なくともWinnyの場合は、起動するだけで不正なファイル交換の手助け(法的な意味での「幇助」かどうかは兎も角)をするので、「不正ファイル交換に関わらずに」使用することは事実上、不可能では?
使用者自身が悪用するつもりがなくても他人の悪事の手助けをしちゃうモノって、十分「悪用しかできないもの」だと思うけど?
Re: (スコア:1)
不特定多数の人間が利用しうるサービス全般に言えることなんじゃないかと思うんですよね。不正利用の手助けになりうるというのは。Winnyはそのサービスをクライアントに常駐させているというだけで。だからこそ当時Webスペースのレンタルをしてる連中や掲示板絡みの連中は冷や汗をかいたわけで。
不正ファイルを中継しうることが関わることとイコールとするなら、「不正ファイル交換に関わらずに」使用することは事実上、不可能では?という部分についてはその通りで、それについてはNTTの回線設備が将来犯罪せなどに使われる可能性がありやなしやと同程度の確率でありうることだと考えています。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:1)
なんで話をループさせますかね……
NTTの回線が社会的に必要とされてる度合い(代替として使えるものがあるか、も含む)や、NTTの回線が犯罪などに使われている度合いと、Winnyのそれとは全然違うでしょうに。
ネットワーク関連だから、とか、同じソフトウェアだから、という大まかすぎる括りで無理やりほかのモノをWinnyと同一視する馬鹿馬鹿しい理屈は説得力ないんだけど?
Re: (スコア:0)
普通の携帯に比べて犯罪に使われる率が高く、対策がなされましたが、プリペイド携帯の事業者は誰も犯罪の幇助を問われていませんよ?
Re:ソフトウェアの自由と、金子氏の事件は、切り離したい (スコア:0)
> 対策がなされましたが、
一方金子氏は使用状況に問題があることを知りながら、機能拡張(掲示板)を行い何の対策も行わなかった。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
プリペイド携帯のインターネットブラウザ対応について。