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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
どんなデジタルデータもコピーする権利が必要 (スコア:2, おもしろおかしい)
暗号化して視聴制限をしたければすればいい。破られたら破られたほうが悪い。
デジタルデータで稼ぎたいのであれば、がんばって解読されない仕組みを作ればいい。
デジタルデータはただの大きな数値に過ぎないのだから、コピーとは値を伝えたに過ぎない。
すべての数値はすべての人のものだ。
それを記録し伝えるのは、すべての人が有する権利であるべきだ。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
デジタルデータの複製全般について問題にしてる訳じゃないんだよ。
デジタルかどうかが重要なのではなく、著作物という権利者の存在するデータだから、問題になってるんですよ。
ピッキングによる空き巣という犯罪について、「空き巣」という家宅侵入や窃盗を抜きにして、ピッキングだけの是非を論じてるのと同じです。
扉を開ける事を禁止する事が許されたり許されなかったりする事自体が根本的に間違ってる。
鍵をかけたければすればいい、鍵がこじ開けられたら、こじ開けられたほうが悪い。
家の安全を守りたいなら、がんばってこじ開けられない鍵を作ればいい。
って理論で、空き巣を正当化できますか?
鍵をこじ開ける事が問題なのではなく、侵入したり盗んだりする事が問題なんですよ。
著作権の侵害を抜きにして、デジタルコピーだけを論じても意味は無いんです。
Re: (スコア:1)
デジタルデータの複製を「盗む」という物質的な物を扱っていた時代の概念に囚われて考えているのが間違い。
物質的な物の窃盗や破壊の罪は、相手が「所有している状態」から「所有していない状態」へ遷移させる事です。
物質の存在位置を移動する事で「所有していない状態」にすることを窃盗と呼んだし、物質を破壊する事で「所有していない状態」にすることも罪と考えた。物を所有する権利を社会が定めることで治安維持を図ったに過ぎない。
ファイル共有はどこにも侵入
Re: (スコア:1)
私の言いたいのは、手段が問題なのではなく、著作権侵害という犯罪が問題だという事。
家の鍵と窃盗の例を出したのは、デジタルデータのコピーが窃盗と同等だと言いたかったのではなく、「家の鍵をこじ開ける」行為で「窃盗」を正当化できないという例です。
「窃盗」とか「著作権侵害」という犯罪が行われている限り、その手段が何であろうと、犯罪は犯罪で変わりは無いという事です。
あなたの言ってる事は、「オレのものをどう使おうとオレの自由で、その結果他人に被害が出ても責任は無い」という事ですよ。
前半の
Re: (スコア:1)
タイトルの「どんな」という部分は「基本的に」とするほうが適切かもしれません。
被害といますが、著作権侵害による儲けが出ないという被害は、人権侵害や殺人のような被害と異なり、これまで儲かる仕組みがあったのがなくなってしまうという被害感にすぎません。そんな風に儲ける権利をそもそも無くしてしまえば被害は存在しないことになります。
デジタルデータの複製が著作権侵害にあたるという認識に対して異を唱えているので、被害ですら無いということです。
もちろん、現時点では違います。基本的人権や進化論が認められるまでに時間がかかったのと同様に、単なる数値の伝達、デジタルデータ複製の自由が浸透するには時間がかかるでしょう。
Re:どんなデジタルデータもコピーする権利が必要 (スコア:1)
昔なら、ネットでの被害は、CD等の別媒体の売り上げの減少でしかありませんでした。
しかし、最近では著作権のネット上での商売が行われていますので、実際に被害として捉える事が可能です。
>デジタルデータの複製が著作権侵害にあたるという認識に対して異を唱えているので、被害ですら無いということです。
そうなると、どうしてデジタルデータだけ特別視するのかという疑問が生じます。
紙に印刷して海賊版を出す事と、勝手にデジタルで配布することは、権利者への損害は同じ物では無いですか?
Re:どんなデジタルデータもコピーする権利が必要 (スコア:1)
現状は、デジタルデータの複製配布の自由が認められていない時代です。デジタル新時代への過渡期です。なので、デジタル著作物の存在自体の価値が高く維持できるので、商売が成り立っているに過ぎません。
デジタルデータの複製配布の自由が認められる時代になると、今のような商売はそもそも成り立ちません。現状のような価格で売れません。もともと商売も成り立たちません。つまり被害も発生しません。
暴力や殺人といった、肉体的精神的な破壊行為という被害とは根本的に違っていて、普遍的な被害では無いと言う事です。物品の窃盗や破壊というような所有状態を失うのとも異なります。産業が消えるだけの事です。
デジタルデータが特別なのは、それが整数値に過ぎないからです。
Re:どんなデジタルデータもコピーする権利が必要 (スコア:1)
>デジタルデータの複製配布の自由が認められる時代になると、今のような商売はそもそも成り立ちません。現状のような価格で売れません。もともと商売も成り立たちません。つまり被害も発生しません
「デジタルデータの複製配布の自由が認められる未来」ってのは、ありえない様に思えますが。
少なくとも、現在の著作権がある限りそのような事にはなりませんよね?
現状の著作権法の流れ、政府や行政、関連の委員会でも、権利者団体にも、消費者団体にもそんな意見の所はありません。
というか、「デジタルデータの複製配布が自由になるべき」なんて極論を言ってるのは、kcgさんだけかもしれません。
ですので、現状の商売も、当面の間、少なくとも数十年は続けられるんじゃないでしょうか?
それから、kcgさんの、「デジタルデータの複製配布の自由であるべき」という根拠が不透明だと思うのですよ。
今のところ、著作権を保護するメリットを上回るほどの「自由であるべき理由」が何も無いですよね?
そうなると、社会的には著作権を保護したほうが良い訳ですから、自由になる可能性は無いです。
Re: (スコア:0)
現在の法律の延長線上で語っても齟齬が発生するだけだと思います。
思うに、デジタルデータの閲覧権のようなものを購入する時代になり、
その閲覧権を持たない「人間」はどこでどの端末を使ってもデジタルデータを
見ることはできなくなる・・・ということですかね。
(もちろん破られることが絶対にない技術が確立されていることが大前提)
そういう技術があれば、確かにデジタルデータを持っているだけでは
目的は実現できないので、「持っていないこと」と同義になるかも?
となると、著作権のあり方も変わってきそうではあります。
(まったく想像がつきませんが・・・)
それはそれで面白い議論ですが、現在では夢物語以外の何物でもないので、
発想が突飛すぎて周囲から反感を買っているだけのような気がします。