ブラジル裁判所、WhatsAppを24時間サービス停止に 5
プライバシへの圧力 部門より
ブラジルの裁判所がメッセージングアプリ「WhatsApp」にサービス停止を要求したと報じられている(ギズモード・ジャパン)。
ブラジル現地時間5月2日の午後2時から約24時間ほど、WhatsAppによるメッセージの送受信ができなくなったという。ブラジルの裁判所がサービス停止を要求したためで、本来は72時間のサービス停止が予定されていたようだが、WhatsApp側が差し止め要求を行ったためにサービスが再開されたとのこと。
サービス停止に至った詳しい情報は不明だが、組織的犯罪や麻薬取引に関係するものだという。また、司法当局はWhatsAppに対しユーザーデータの要求を行ったとのことだが、WhatsAppはこれを拒否したという。WhatsAppではすべてのメッセージを暗号化してやり取りしているとのことで、そもそもデータを渡すことは不可能だという。