パスワードを忘れた? アカウント作成
12651708 story
著作権

誰もが漫画ファイルをアップロードできる「マンガ図書館Z」で作者以外が勝手に公開を許諾する例が続出 83

ストーリー by hylom
手違い 部門より
insiderman 曰く、

絶版となったマンガなどを広告付きで公開し、広告料を作者に還元する「マンガ図書館Z」(旧名絶版マンガ図書館/Jコミ)では、誰もがマンガの画像ファイルをアップロードできる仕組みになっている。アップロードされたファイルは作者の許諾が得られたら一般公開されるという段取りなのだが、この許諾を第三者が勝手に行えてしまうという問題が発生している模様(NAVERまとめ)。

マンガ図書館Zでは、第三者がマンガをZIP形式でアップロードでき、それに対し権利者が「公開する」ボタンをクリックすることでそのマンガが公開される仕組みになっている(マンガ図書館Zの告知)。しかし、この「公開する」ボタンは第三者が勝手に押すことができ、そのために権利者が知らないうちにマンガが公開されているという事態が発生していたようだ。

なお、現時点では「公開待ち作品」ページにアクセスしても「公開する」ボタンは表示されない。誤って公開される問題はシステムの不具合の可能性もありそうだ。

マンガ図書館Zの発起人である赤松健氏のブログこれによると、第三者が公開許諾してしまうことは想定外だったようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 僕は漫画家でも何でも無い一般ユーザーだけど、普通に公開ボタンが表示されていて、ふと「ポチッとな」してみたくなってしまった……。
    重要なボタンだし、間違いなく本人確認、或いはただの確認のポップアップ等々が出るはずだと思っていたら(というか、どういう形で本人確認とするのか興味があった)、そのまま公開されて超焦った。マジか! って汗だらだらだった。
    まさかのセーフティー無し&ノーガード。

    もちろん、すぐに問い合わせから
    「すいません、間違えて押しました」
    とメール送ったけれど……。

    想定してなかったとは思わなかった……。人の良心を信じて、敢えてそうしてるのかと。
    というか、一瞬
    「僕のアホな行動で結構大騒ぎに!?」
    と戦慄したけど、続出って事は僕以外にもいたんだね。

    # 間違えてじゃなくてわざとやろ! ってツッコミは甘んじて受けます。

    • 間違えてじゃなくてわざとやろ!

      #リクエストに応えました
      親コメント
      • 反省してますので、勘弁して下さい(笑)

        いやぁ、でも実際こういうのって法律上どうなるんでしょうねー。
        さすがにこれで警察来られてもまたびっくりしますが。
        店の陳列棚で
        「触らないで下さい」
        って張り紙のある商品をちょっと触ってみたら即逮捕、みたいな……。

        あれ、たとえ話にしたらいい年こいた大人がしたらいけない事をしてる感が増してきた……。すごく切ない気持ちになってきた……。
        メールでも謝ったけど、赤松先生本当にごめんなさい。

        # あ、お応え下さりありがとうございます(笑)

        親コメント
  • いくら何でもシステムざるすぎる話だと思って赤松氏のコメント見ましたが、TPP合意とGoogleBooks訴訟の件でアーカイブの充実を急がないと、という焦りがあるみたいですね。

    アーカイブ活動そのものの主導権を国外勢力に握られてからでは遅いのに、国内では著作権期間延長で青空文庫プロジェクトが止まる危機にあり、長年係争中だったGoogleBooks訴訟は間もなくGoogleが完全勝利の見込み。

    このまま手をこまねいていたら、知財関連分野は日本は負け組一直線なのは認識としては正しいし、そうならないために何かするにしても残された猶予はあまりないのは確かなので、早急に不具合解消して計画進めていただきたいところ。

    • by Anonymous Coward

      GoogleBooksは、
      争ってたのは廃刊書のアップでなく、売ってる本のスキャンによる一部公開です。
      一部でも売ってる本勝手にスキャンするなよと訴えられてた。
      勝ったとはいえ、やることはマンガ図書館と被らない。

      TPPの方はまあ関係あるけど、多くのマンガが70どころか作者死後50年もそうそうないことから期間延長は関係ないでしょう。

      とはいえ外堀がドンドン埋まって焦る考えはわかる。

    • by Anonymous Coward

      思想が先行しちゃって足回りガバガバだけどとりあえず走れ、て感じですかね。
      赤松氏はこれがポシャったらもう無理、みたいなこと言ってますが
      思想がアウトでポシャるのとシステムがアウトでポシャるのでは意味が異なるので
      一旦とめてでもUI設計からやり直した方がいいんじゃないかな。

      • 割れmp3サイトからiTunesへの移行とか、P2Pの違法映画が広まってからの定額配信サービスの登場と同じモデルが必要だと思ってんじゃないかなあ。
        堂々と違法な無料配信を権利者側でもある赤松氏がやるわけには行かないから、セミ合法スタイルでまず問題化でも何でもして利用者が作られないと
        漫画を社会に届けて対価を得るシステムができないっていう危惧があるんじゃない?

        そのためには権利関係のすべてクリアなことを確認するいわばオプトインじゃなくて、オプトアウトに近い形にしないとコンテンツ量が稼げないんでしょ。
        何だか西側の装置を形だけ真似る共産主義国家みたいな話だけどさ。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 12時39分 (#2949689)

    「想定外だった」という言い訳はさすがに無理がないか?

    • リンク先のブログでは「大幅に改善しなくてはならないポイント」とありますね。なんかスラドの書き方に悪意がある感じ。リンク先を読むと、理屈は分かるかと。

      --
      LIVE-GON(リベゴン)
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        想定外というのは悪意ある書き方だけども、

        しかし他人(例えば作者以外でアップロードした当人)が勝手に権利者許諾ボタンを押すというのは想定すべき事態。
        それを「ツイッターで確認できる人はしました(ツイッターに居ない人は本人と信用する?)」というのは杜撰すぎる実装ではなかったか。

        苦情が来たら削除するというのでは海賊版サイトと大差ないこと。
        漫画家からのせっかくの信用を失う事になるだろう。

        • by Anonymous Coward

          > 苦情が来たら削除するというのでは

          ま、YouTube も最初こんな感じだったけどね。

    • by Anonymous Coward

      「権利者のみ押してください。そうじゃない人は押すなよ!押すなよ!」
      というボタン、押されちゃうのは

      あるだろうなあ。
      権利者のみ押せるボタンてこの件の場合、どう作ればいいのかな。

      • by Anonymous Coward

        現実的なところだと、アカウント登録の認証をもっとしっかりやって、認証済みアカウントじゃないと公開ボタンを押せなくする、ぐらいしか考えられない。

        アカウント登録は厳格とは言っても、ケータイ番号を登録させて認証するとか、クレカを登録させるとか、誰かがボタンを押す目的で誰の者か分からんアカウントを作らせない程度であればいい。
        その上で、このボタンを権利者以外が押したら、あなたの所に責任がいくよ、と言う事を厳格に警告するぐらいでどうだろう。そうすればカジュアルないたずら目的やら、よく分かってない人が勝手にやっちゃうような事故はだいぶ防げるのでは。

      • by Anonymous Coward

        権利者が住民票かなんかを赤松に送って確認後ID情報を簡易書留で送付
        が確実かと

        #Twitter確認はさすがにないわ

      • by Anonymous Coward

        収益分配の方は本人確認したうえで手続きしているようだから同じ本人確認をするしかない。
        (本人確認をどうやってるか知らないが、免許なり健康保険証なり、
        該当出版物を元の出版社と契約した時の契約書、領収書の類の写真でもいいだろう)

        本人確認が終わった相手に対してはメール也でワンタイムのシークレットURLを送信。
        (この時点では収益分配手続きは終わってなくてもよい、無料公開を選択もあるのだし)
        そのシークレットurl上で手続き終了後公開。

        つか、この手のものってその位設計するものじゃないの?スラドにいるような人間なら。

        • by Anonymous Coward

          最近のスラドはそうでもないよ。残念ながら。

        • by Anonymous Coward

          本人確認済みで収益分配登録済みならそのままの信用でボタンを押せても、そうでない人間については
          「公開に伴い収益分配の登録が必要です」
          って言ってキッチリと本人確認と口座番号登録処理をやっておけば済むだけの話だよなぁ。
          そこまでやれば間違えて押す人間も居ないだろうし、そこの敷居が高ければイタズラも出来ないだろうし。

          てか、ボタンだけ押されたが収益分配の登録していないって状態の奴をどうしているんだ?
          そんな奴を公開しないってだけでほぼ済む話だと思うのだが。

          >(この時点では収益分配手続きは終わってなくてもよい、無料公開を選択もあるのだし)
          無料公開だからって分けるのは悪手だろ。

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 20時06分 (#2949990)

    ・同じ事は遠からずアメリカ企業が始めるはず(YoutubeやGoobleBooksなどと同じように)
    ・そうなったら、検閲と高額な手数料が必ずセットについてきて日本人は使わせてもらう立場になってしまう
    ・日本に最後に残ったコンテンツ(マンガ)は日本が関与すべき
    ・俺がやるなら、検閲もしないし手数料もとらないよ

    というこで漫画好きとしては応援したい気持ちなのだが、、、

    今までインターネット上での著作物系の動向を見る限りだと、日本人の作ったサービスは企業や法律や役所の力で潰されて
    最終的に外国企業が席巻するという結末に落ち着くのが既定路線なんだろうな・・・

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 12時07分 (#2949662)

    ×マンガ図書館
    ○マンガ共有サービス

    • by Anonymous Coward

      ×想定外
      黙認 [yro.srad.jp]

      • by Anonymous Coward

        ネタにマジレスだけれども

        >また、連続して公開ボタンを押すような人には警告メールが行きますし、そして実は「ツイッター上に作者ご本人がおられる場合」には私が直接ご本人にDMで確認してニセモノを排除しています。

        とあるので、「押されることが想定外」じゃなく「(思ったより多く?)押された」ことが想定外。
        改善は後手にまわることになるけれども黙認とはちょっと違う。

  • by Lurch (10536) on 2016年01月15日 12時25分 (#2949675)
    どうやってるんだろうか?

    タッチパッドに主人公を書かせる画像認証とか?^^;

    謎です
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
    • by Anonymous Coward

      やってることは激しく賛同したいんですけどね。

      ツイッターに本人降臨してる場合には確認してから公開したとあるけど、
      ツイッターしてない作家なんて大勢いるだろうしツイッターに偽物がいる場合もある。
      また、権利者が一人でない作品はどうなんでしょ。

      少なくとも権利者ボタンは何かちゃんとした本人確認ができた場合のみとすべきだった。
      「何かちゃんとした」というところが難しいのは承知で。

      • by Anonymous Coward

        >「何かちゃんとした」
        サイトの方針とかを踏まえると、承認者に実名登録を強制した上でサイト上に『誰が承認したか』『どういう権利者なのか』を明示する必要があるでしょうね。

        問題は『』部分で、本人確認だけでもマジメにやろうと思ったら免許証のコピーを登録を強制するとか、
        銀行口座を登録させて少額の送金で本人確認するとか・・。
        いずれにしても承認者が躊躇するような段取りになりそう。

        赤松氏の構想で穴なのはyoutubeが権利者向けプラットフォームの運営をしている部分を端折ったとこですかね。

        • by Anonymous Coward

          本人確認もさることながら、アップロードされたコンテンツが偽物でないことや改版されていないことをどのようにして確認するのかも気になります。
          権利者自身が入念に精査しなければならないとすると全く割に合わないでしょうし、精査せずに許諾するのはリスクも高く、ありえないでしょうし。
          広告料を作者に還元すると言ってるけど、それが成り立たないから廃盤や絶版になってるんじゃないのかな。

          • by Anonymous Coward

            売れなかったから絶版になるのはその通りなんだけど、そこは作品のおもしろさ以外にマーケティングなんかも影響するので。
            当時の社会情勢では評価されなくても、後世で再評価されるのとかマレにあるし。
            あとは出版社が増刷かけるときはある程度のまとまった売上が見込めないと増刷されないので、初動で売れなかった作品が埋没しやすいってのもあるかと。
            作品の売上ではなく広告料でってのは新たな収入ルートなので、ちょっと話が変わってくる。

    • すでに亡くなられている作者の作品がアップされているようだけど、どうやって確認するんだろう?
      本人から差し止め請求もできないよね?

      • by Anonymous Coward

        冥界からのインターネット

      • by Anonymous Coward

        著作人格権には有効期限は無いが、著作権は著者の死後も期間限定で相続可能な権利として著作者の死後も相続人が権利を行使できます。まあ、その有効期間がTPPで問題になったのですがね。だから、著作権を相続した人が許諾を出せばOKだし、相続した人が差し止め請求もできます。

      • by Anonymous Coward

        大川隆法「こんにちは、水木しげるです。 [happy-science.jp]ぽちっとな」

      • by Anonymous Coward
        爆走ハイスクール‥‥
  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 12時51分 (#2949706)

    どう見ても想定内じゃん
    これって悪質すぎない?
    通報したほうがいいのかな

    • by Anonymous Coward

      ニコ動やYouTubeや無法公開サイトをまず
      (マンガ図書館の手法にそこらで勝手に公開されてるモノをリソースとして持ってきて著作権者の許可を得て公開てのがあって。それにより「同じなら適法の方見ればいいんじゃね?」ということで無断公開サイトへの流入防止とかコスト減とかなんやらは赤松発言参照してね)

    • by Anonymous Coward

      自分の権利所有作品が無断でアップされてるんなら、どんどん通報した方が良いんじゃない?

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 12時51分 (#2949707)

    続出とは言い過ぎではないか?
    マンガ図書館Zの事例は、数件だったと思うのだが。

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 12時54分 (#2949712)

    お詫びのクオカードはよ

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 13時12分 (#2949727)

    あんまお金に困ってなさそうな大物漫画家の作品も次から次へと公開されていくんだもん

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 14時11分 (#2949769)

    どこの詐欺師か知らないけれど、「マンガ図書館Z」潰しとしては、なかなかいい仕事をしたみたいですね。
    信用問題というのは根が深いからなあ。

    • by Anonymous Coward

      これ、「マンガ図書館Z」潰しってのだとシステム構築に関連した人間(許諾なんかも含めて)がグルでないと成り立たんぞ。
      そうなると主犯の可能性で筆頭に立つのは赤松氏って事に成っちゃうよ。

      ただそれほど大きな利益を上げている訳でも無いので、単にザルだったって方が有り得そうだが。
      てか、詐欺師がなんで「マンガ図書館Z」を潰さないといけないんだろうか?

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 15時45分 (#2949819)

    あのスマホ・タブレット用の専用ブラウザアプリの使いにくさをどうにかして欲しい。
    API開放して、第3者が対応アプリを作れるようにしてくれないかな。

  • by Anonymous Coward on 2016年01月15日 16時32分 (#2949852)

    廃盤や絶版と著作権切れとは違って、復刻したければ改めて権利者と交渉して契約を結ぶ必要がある。
    この交渉のプロセスを「ボタンを押す」という形で済ませてしまおうとする考え方には違和感がある。
    どこの誰とも知れない者が勝手にアップロードしたコンテンツの中身を精査し確認する作業を作者の側に押し付けているだけでなく、結果的にほぼ全てのリスクを作者に押し付ける形にしかなっていない。

    「どうせ埋もれてるなら使わせろや。ボタン押すだけで金が入るんだから文句ねぇだろ。」って感じ。
    本人確認とか仕組みの良し悪し以前に、作者にも作品にも全くリスペクトが感じられないんだよね。

typodupeerror

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

読み込み中...