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アメリカ合衆国

米バーモント州政府、悪質な「パテントトロール」に対し行政訴訟を行う 42

ストーリー by hylom
喧嘩を売るなら相手を見よう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米国・バーモント州にて、悪質なパテントトロール企業に対する史上初の訴訟が行われる(arttechnicaバーモント州リリース本家/.)。パテントトロルは、特許を買い集め、それによる特許使用料による収入を得ることだけを目的とした企業で、日本では「特許ゴロ」などとも呼ばれている。

昨年末、秘密主義のパテントトロール企業が全米の中小企業に対して活発な活動を開始した。このパテントトロール企業は、MPHJ Technologiesなど多数のペーパーカンパニーから構成されている。彼らはスキャナに関する特許を主張し、ターゲットとする中小企業に対し、労働者1人当たり900~1,200ドルの特許使用料を要求したという。

しかし、彼らが中小企業をターゲットにしたのは間違いだったようだ。この中には発達障害などを支援する慈善団体も含まれており、対象となった中小企業を怒らせるだけでなく、結果として政治家を動かす結果となった。バーモント州検事総長William Sorrelは、MPHJ(と関連企業)がバーモント州の消費者保護法に違反しているとして史上初の提訴を行った。さらにバーモント州議会では、パテントトロール対策のための新法についても署名が行われている。

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  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 18時54分 (#2388833)

    悪質な著作権トロール者に対する訴訟を行う勇者は、感謝尊敬されるだろう。
    グレーゾーン金利違法化を勝ち取った弁護士の様に。

    • by Anonymous Coward

      しばらく前まで過払い金だった人たちは、C型肝炎の補償金受け取れます、という戦略に変えてるようですね。

    • by Anonymous Coward

      >グレーゾーン金利違法化を勝ち取った弁護士の様に。

      著作権トロールを訴えることが、訴訟ビジネスとして利益が出るようにする方策が大事ってことか。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 21時25分 (#2388961)

     行政訴訟とは国や地方自治体などの行政機関を訴えることですよ。

     米バーモント州では違うのかな?

    • by Anonymous Coward

      ですよね。
      タイトルで、安易に特許を認めたことに対し訴えたことかと思ったけど、それって州の話?まさか州が連邦を?とか思いましたよ。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 18時38分 (#2388821)

    彼らはずる賢く儲ける方法を考えるのが仕事なので、パテントじゃなくてもなんでもいいんだろうけどな。
    でもほんとパテントトロール問題だけじゃなくて、現在のパテントシステムってパテントかつ周辺パテントを
    保持し続けられる大企業に有利な制度になっちゃってるのは否めないな。
    しかし、なんか他にうまい方法あるんだろうか?

    • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 19時01分 (#2388841)

      オレオレ詐欺の類は、究極的には自己責任にできるけど、パテントトロールはどうにもならないからねぇ…。
      その特許は無効です! と訴えるにも莫大な資金が必要になるから、泣き寝入りで支払わざるを得ない。
      社会発展に与える悪影響としてはかなり悪質な部類でしょうね。

      ※トロールではなくても、大企業が特許を振り回すことも同じだけどね。
      ※新種ウイルスへの対処薬の特許が怖くてウイルスサンプルを提供しない事例とか、かなり危険な事例も発生してるし…。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      > ずる賢く儲ける方法を考えるのが仕事

      オレオレ詐欺もそうだけど、「楽してもうけるためならどんな努力をも惜しまない」的な
      その行動を見るに、「ずる賢い」というとこに何らかのモチベーションがあるのかな。

      • by Anonymous Coward

        楽して儲ける、のは問題じゃないんですよ。それも経済活動の効率を上げたりもしますから。
        でもそれは大抵の場合一般社会のモラルを欠いた戦略だったり、
        言ってみればオンラインゲームでバグを利用したチートしてるような状況だから問題だと僕は思います。
        最近は、真面目に働くなんてバカで、そういう抜け穴を利用するのが賢いやり方である、と支持する向きもあるみたいですけどね。

        • by Anonymous Coward
          特別に許すと書いて特許なわけで、もともと国家権力がお金と引き換えに特定の人物に特権授けるためのシステムだろ。オンラインゲームで課金ユーザが有利になるのは当り前のことでチートでも何でもないない。
          • by Anonymous Coward on 2013年05月28日 0時24分 (#2389065)

            特別に許すと書いて特許なわけで、もともと国家権力がお金と引き換えに特定の人物に特権授けるためのシステムだろ。

            ちょっと違う。
            お金になりそうな特権と引き換えに、技術を公開させるための仕組みが特許制度。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      パテントトロールを叩くためには「パテントトロール企業」を定義し、それを法の上で取り締まれば良い。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 18時39分 (#2388823)

    トロールなのかトロルなのか

  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 21時28分 (#2388963)

    トロル企業は自然に消えて行く。
    裁判官がトロルに有利な判決を出さなければいいんだよな。

    法はなかなか変えられないから、裁判官が意識を変えて欲しい。

    • by Anonymous Coward

      裁判官の意識でやっつけられるとは思いません。いままでトロールが高い弁護士費用払って勝ち抜いて築いた判例、トロールが存在意義の根本に据えてる特許関連の法律、それらを論理的に組み立てて裁判はすすんで行きますんで。「こいつらトロールだから」と情に流されるようでは裁判官失格です。「トロールかどうかは判決が出たら確定する」という思考ができないと。

      トロールは技術やモノ売ってるんじゃなくてお金回してるだけです。どっちかというと金融業的。裁判にならずあっさり収入を得られるならそれでよし。裁判になったら実績ある優秀な弁護士を大枚はたいてでもかかえるのが当然で、最終的には有利な判例さえできればペイします。そういう生態をきっちり把握して証拠として引きずり出せる弁護士が必要なのではないでしょうか。

      • by Anonymous Coward

        裁判官はな、情に流されないとなれないんだよ

    • by Anonymous Coward

      やつらを擁護するつもりは無いけれど、裁判官の判断で法を曲げられるなら法か裁判官のどちらかが不要になり、通常はその裁判官が不要になります。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月27日 22時49分 (#2389013)

    とりあえず、特許の内容を明示しないで条件非公開の契約するのは全面禁止すべきじゃないか?
    日本メーカーはDOS時代にMSと包括契約しているところが多いから被害が少ないけど。

  • by Anonymous Coward on 2013年05月28日 0時08分 (#2389055)

    > MPHJ(と関連企業)がバーモント州の消費者保護法に違反しているとして史上初の提訴を行った。

    消費者保護法に違反ってことは、MPHJ(と関連企業)はユーザーを訴えたんでしょうかね。
    「small businesses and non-profit organizations」ってなってるから、
    中小企業というよりは例えば「複合機を使ってる個人事務所」みたいな絵面が頭に浮かんだ。

    でもそうだとしたら、スキャナを作ったメーカーがユーザーに保護を与えるのでもいいちゃいいって気がする。顧客なんだし。

    • by Anonymous Coward

      法人としてのバーモント州がMPHJほかを訴えたの間違えじゃね?

      • by Anonymous Coward

        一番最初の話(「訴えた」じゃなくて「狙った」か)。
        普通はメーカーが狙われることが多いんだよね。
        この話では違うみたいだから気になったんだけど。

        • by Anonymous Coward

          メーカーである大企業とユーザーである中小企業、
          どちらを訴えたほうが勝てる確率が高いかを秤にかけて、
          知財に弱そうなユーザーを訴えたのではないか、と想像

  • by Anonymous Coward on 2013年05月28日 0時58分 (#2389077)

    何がどう違うのか

  • by Anonymous Coward on 2013年05月28日 12時48分 (#2389386)

    解説希望

    • by Anonymous Coward on 2013年05月28日 14時19分 (#2389497)

      大企業から特許の委託などをうけて、代わりに訴える会社のことです。
      表で名前が出ないので、最近増えてます。
      普通のトロールと変わりないですが、
      株主を辿っていくと出資しているのがよく知られた会社だったりします。

      親コメント
  • 会社にとって「何が求められているか」は、もっとも重要機密だ、と聞いた。
    特許は「それをどうやって実現するか」という方法だ。
    今は、タダで集められているお客様アンケートのような情報も、
    かき集めて、特許化して現金化してくれる会社があったら良いだろうと思う。

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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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