米国のドメイン登録業者GoDaddy.com、cnドメインの取り扱いを中止 33
取り扱いやめチャイナ 部門より
既に各社報道になっているが(ロイターの記事やAFPの記事など)、ドメイン登録業者GoDaddy.comが .cnドメインの新規登録を中止する事にしたという。
24日、米議会中国問題執行委員会の公聴会において、GoDaddyのgeneral counsel(法務担当上級副社長)Christine Jones氏が証言したところによると、中国インターネット・ ネットワーク情報センター(CNNIC)は同社に対し、ドメイン登録者または企業のフルネーム、住所、電話、メールアドレスなどの情報を収集するよう求めていたが、4ヵ月前から新規登録者のカラー顔写真、中国での事業登録番号、署名付き登録フォームの提出を要求されるようになった。過去の登録に関しても追加書類を要求されているという。
「写真を含む登録者の情報を要求していることから、登録者個人の安全に影響が出ることを懸念している」(ウォール・ストリート・ジャーナルの記事)とのこと。はたして、BohanITのドメイン取得に関する説明によれば、2009年12月14日から、違法コンテンツ取締り強化を理由として、中国当局の指示により、ドメイン申請書原本(記入済み・社印捺印のもの、営業許可証の副本と組織機構コード(企業番号)のコピー(年検の捺印記録があり、社印もしくは団体印捺印のもの)、連絡担当者の身分証明書のコピー(表裏両面コピー)が必要書類になっている。身分証明書がカラー顔写真入りという事だろうか。
またGoDaddyは2010年になって以降、中国からと思われる極めて深刻なDDoS攻撃を受けていたという。GoDaddyの選択は、サイバー攻撃と一種の検閲を理由とする点で、Googleの選択と似たものと見なされているようだ。
正午のNHKニュースでも報道してた (スコア:2, 興味深い)
ちょっと感心していたけど、事前の証言テキストとかいう細部まではふれていなかったなあ。
上級副社長の名前もNHKニュースではなかったはず。
「激震マスメディア」がマスメディア側と社会学者がグダグダなディスカッションで残念なできだったけど、
ニュース・報道・論評が日々ましになってくれるならそれでチャラにしていいかもと思ったくらい寒心したんだ。
Re:正午のNHKニュースでも報道してた (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0, オフトピック)
わたしは21世紀には適合できないからできる限り穏便にとっとと失せたいと願っていますから。
撤退済みだと思ってました (スコア:2)
「.CNドメイン:個人名義の申請停止 [china-webby.com]」とか「中国のCNNICが海外からの「.cn」ドメイン名の新規登録を停止した [impress.co.jp]」とかあったので撤退済みだと思ってましたが、まだ受け付けていたんですね。
Re: (スコア:0)
海外からの登録受付は再開 [ipmirror.jp]していたようですが、
中国支店が必要で、登録者は中国市民でなければならないようです。
まあ、海外在住者はほとんど取得不可能ですね。
信頼性 (スコア:2, すばらしい洞察)
これで登記簿が必要な.co.jpと共に.cnが信頼性があるドメインになるわけだ。
Re:信頼性 (スコア:2, すばらしい洞察)
それ以外の部分で信頼性が全然ないよなあ~。
特に国自体に信頼性がない。
Re:信頼性 (スコア:2, 参考になる)
実は私cnドメインを持っておりますが。
これに対して新たに身分証明を求められるのでない限り、レジストラの情報そのままで登録されているはずですが。
そんな「既に取られている身元不詳なCNドメイン」が存在している限り、安全の確保なんて不可能だと思いますよ。
……まあ、今この瞬間から「提出しないと取り消し」となり得るのも中共支配ってモンですが。
Re:信頼性 (スコア:1)
とあるので、その対応によっては、あなたのところにもレジストラから身分証明を求められるんじゃないでしょうか?
Best regards, でぃーすけ
Re: (スコア:0)
co.jpをとるのに登記簿は必要ありませんよ。
Re:信頼性 (スコア:1, 興味深い)
実態が無いのに登録した人間が困り果てるというオチだったような気がする。
いや、自分が普段管理してる属性はco.jpじゃなくてもっとマイナーなやつ
なので、間違っているかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
> co.jpをとるのに登記簿は必要ありませんよ。
登記されてることは必要だけどね。
Re: (スコア:0)
あれ? JPRSがマカフィーと組んで創作に躍起になっていた「安全なドメイン」神話はGumblarに木っ端微塵にされたんじゃなかったっけ?
まあ感染サイト自体はともかくリダイレクト先は確かに.ruだったりするんだけどね。その.ruも取得制限を始めたらしいね。
このタイミングはイイやめどき (スコア:1, 興味深い)
中国市場は魅力あるだろうけど、ずるずる許していると
中国にリソースを食いつぶされてしまうことになる。
Googleの撤退と合わせることで、
メディアに宣伝して貰えるというメリットが大きいのでは?
道義上の問題で撤退したことで、賛同するユーザーはGoDaddyを選ぶかもしれないわけで。
DELLも (スコア:1)
部品調達先を中国からインドへ移すのを検討している。
と朝日新聞に出ていました。
英テレグラフ紙がソースらしいです。
maxellも (スコア:2)
ブルームバーグでは米デル:中国からの調達変更についてインド首相と協議した事実はない [bloomberg.co.jp]となってますね。真相はともかく、一般論としてインドはありだと思いますけどね。
#今日気づいたけれど、日立マクセルのDVDがインド産になってますね。
Re:DELLも (スコア:2)
共産党「Googleあるとかわいこちゃん検索楽あるネ~」
民主派「Googleは鬼畜美国の尖兵であります!過去の汚点を検索されては困るので閉め出すべきです!」
共産党「…しょっ、しょうがないあるね…(不便あるヨ)」
民主派「我が国のドメイン名を騙る詐欺サイトの横暴を許すわけにはいきません!もっと厳しく!」
共産党「わ、わかたあるヨ(私のお小遣いが…)」
その頃、キリストより有名なGoogleが中国市場から撤退させられて、
民衆の不満が爆発し天安門で民衆が抗議活動。の様子をtwitterしてて見てなかった学生が戦車にひかれ、
第三次天安門事件勃発。→革命→民主化→ウマー
#理不尽に厳しくされると相手を巻き込んで理不尽の我慢大会しちゃうよね
Re: (スコア:0)
Re:DELLも (スコア:2, 参考になる)
まぁ、そうなんですけどね。
インドのシン首相のが上記を言ったらしいのですが、その理由が「より安全な場所に」らしいです。
ただ、中国側の言い分を見てるとアレだなぁ・・・とか
米議員が「グーグルの放った一撃が世界に響き渡り、いまや二番目の米企業がそれに続いた」と発言してるとか
ちょっと煽りすぎな記事だなぁと思ってみました(苦笑)
#関係ないけど隣の記事にでてるゴーダディーのジョーンズ上席副社長が結構好みだった。
Re: (スコア:0)
それは、この行動がアメリカにとって『政治的なもの』であるという事ですよ。
行動そのものがアメリカ合衆国の政治的メッセージなのでしょう。
政治的圧力なんてどこの国にだって存在するんです。
うちの国の場合、圧力の掛かり方がちょっとヘンですけど。
Re: (スコア:0)
でも中国から撤退するとそれまでの税の優遇分を遡って支払えとかかなり大きなペナルティを課せられませんでしたっけ?
Re:DELLも (スコア:1)
DELLに取っては、仕入れ先を変えるってだけじゃないんでしょうか?
まぁ、規模が大きそうなので中国も何か言いそうですが・・・。
Re:DELLも (スコア:1)
仮に、中国に工場を作ったときの契約書に何年間は工場を操業するとかの
条項がついていて、それを満たしていないなら、ペナルティが課される可能性はありますね。
日本だと、シャープが亀山工場について三重県からたくさん補助金もらっているけど、
昨年から同工場を売却しようとしていて、三重県から補助金返せみたいなことになっている
という報道が朝日新聞でされていましたね。記事が消えているのでGoogleキャッシュ [74.125.153.132]。
一方中国では (スコア:1)
ゴーダディーは違法営業していた [recordchina.co.jp]、の言説が。
…今になって言うかね?
RYZEN始めました
.cnじゃなくて、.comを規制しろって (スコア:1, 興味深い)
そのドメインで全部弾いちゃえば迷惑メールもウィルスダウンロードサーバも排除できるから。
それよりも、中国で大量に取得される .com を規制すべき。
yahookkdjk.com みたいなドメインを中国で大量に取得して攻撃に使うものだから、とても迷惑。
ICANNは中国のレジストラから.com, .net, .orgの登録委託契約を全解除して欲しい。
いいぞ (スコア:0)
いいぞ、もっとやめちまえ
詳しくは知りませんが (スコア:0)
なら徹底的に抗戦して貰わないとおもしろくないです(笑)
今こそ部門名をモデレート出来るようにしてほしい (スコア:0)
ついでだから (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
むしろ中国のIPアドレスを一つにしてあとはてめーらでLAN作って隔離して勝手にやれでいいよ
珍しくまともな部門名だ (スコア:0)
最近は感想ばかりで部門名と言えるものが少ない。