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アメリカの裁判所はEUに保存したデータであっても、米国企業はデータを提出する義務がある。EUは、EU内の個人情報の含まれたデータを持ち出すのは禁止。
あちらを立てば、こちらは立たず、の場合、どうすればいいんだろ。アメリカ、EUの双方が巨額の賠償金を課した場合、前門の虎後門の狼となり、どっちに転んでも賠償金で倒産となったりしないだろうか。
アメリカ政府がわざわざ自国の有力企業を倒産させる程の罰則金を課す可能性と他国であるEUが課してくる罰則金やら不利益を考えるとEUの法事情を盾に出来ないと言い張る方がマシだとは思うが。そもそもたかがメール情報の開示で、大企業を潰して失業者を溢れさせる判決とかおかしくね?
因みにEU側で違反した場合は、課徴金として最大で2,000万ユーロまたは全世界の総売上の最大4%のいずれか高い方が課されるらしい。規則83条5項企業だから罰則金の費用も考えて、アメリカ政府側の捜査協力に対して拒否をしてるんじゃ無い?まぁ今回はそれに付随してEUから助言書で罰則対象になると出てきた(MSが出させた?)からこのままアメリカでごねてた方が磐石に事が進むという目論見も出来たろうし。
ーーEUのデータ保護規定だか指令だか軽く調べてみただけだけど、データ転送には原則として十分なレベルの保護措置(欧州委員会が十分性を認定する。)を確保している第三国の場合は可例外として個別に本人の同意を得た場合欧州委員会の認めた標準契約条項(SCC)を用いて個別に契約した場合拘束的企業準則(BCR)を策定した場合、多国籍企業間でのデータ流通を可とする。
とあり更にwikipediaだと>本規則は国家安全保障の活動、または、法の執行のための個人データ処理には適用されない。>しかし、データ保護規則の改革パッケージは、警察、および、刑事司法分野に対しては、>個別のデータ保護条例を含んでいる。この個別のデータ保護条例は、国内、欧州、および、>国際的な個人データの交換に対する包括的な規則を提供している。うん、後半何書いてるか分からんし、国家安全保障の国家がEU外でも適用されるか分からん。
ただ今回の法定助言書からすると、他国には適用されないんだろうね。というか、魔薬関連の捜査協力の手続きも出来ずに突っ撥ねて「EUの利益につながる」ってこいつらが麻薬密売組織なの?とか、他国の不利益は全く顧みないの?って思う。なんかEUの政治組織の奴等って、他人や一般層に迷惑を押し付けながら博愛主義を謳う感じのイメージが強いわ。
主権国家として自分達の法を守れよというのは当然のこと。あ、EUは国家じゃないのか
>魔薬
なにそれ、ほしいかも
日欧EPAでも係争に関する協定が除外されたから、これは起こりうるね。
日本の歴史を振り返ると治外法権の撤廃と関税自主権の尊重は避けては通れない。そして、貿易協定は両国の合意の下に互いの関税自主権を放棄することにある。逆に言うと、互いの裁判権を制限しあうような制度が誕生したなら、それはもう実質的には連邦国家になっている状態であって、EUはこれに該当する。
で、関税関連は先に発効させて、紛争解決は来年中に妥結するのがEUの意向だから、日本はEUに入るルートだな、今は。
麻薬・人身売買・銃器密売・マネロン辺りの案件は互いに国際協力すべきなんじゃないのかね。
どちらかで有罪になるしかないですね罰金込みでコスト計算したシステムを構築するんでしょう
つまり、菅直人が悪いんでしょ?
矛盾した義務を確定させたのはそうですけど、
司法が「相反する義務を負うことになっても、根拠となる司法判断がある以上、間接強制を決定できる」 [wikipedia.org]と言っちゃってるわけで、仮に個々の訴訟について最高裁まで争っても、結果として、開けても閉じても制裁金を支払わなければならないという状態に陥る可能性はあるのでは?# 矛盾した状態を解消する努力すらしなかったのは擁護できませんが
それぞれ別根拠での義務が発生するなんて別に珍しい話ではないよ。契約なんぞでも良くある話なんで裁判で『調停』したりする訳ですが。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
これが倒産の引き金になると誰が予想しただろうか (スコア:2, すばらしい洞察)
アメリカの裁判所はEUに保存したデータであっても、米国企業はデータを提出する義務がある。
EUは、EU内の個人情報の含まれたデータを持ち出すのは禁止。
あちらを立てば、こちらは立たず、の場合、どうすればいいんだろ。
アメリカ、EUの双方が巨額の賠償金を課した場合、前門の虎後門の狼となり、どっちに転んでも賠償金で倒産となったりしないだろうか。
Re:これが倒産の引き金になると誰が予想しただろうか (スコア:2)
アメリカ政府がわざわざ自国の有力企業を倒産させる程の罰則金を課す可能性と
他国であるEUが課してくる罰則金やら不利益を考えるとEUの法事情を盾に出来ないと言い張る方がマシだとは思うが。
そもそもたかがメール情報の開示で、大企業を潰して失業者を溢れさせる判決とかおかしくね?
因みにEU側で違反した場合は、課徴金として最大で2,000万ユーロまたは全世界の総売上の最大4%のいずれか高い方が課されるらしい。規則83条5項
企業だから罰則金の費用も考えて、アメリカ政府側の捜査協力に対して拒否をしてるんじゃ無い?
まぁ今回はそれに付随してEUから助言書で罰則対象になると出てきた(MSが出させた?)から
このままアメリカでごねてた方が磐石に事が進むという目論見も出来たろうし。
ーー
EUのデータ保護規定だか指令だか軽く調べてみただけだけど、データ転送には
原則として
十分なレベルの保護措置(欧州委員会が十分性を認定する。)を確保している第三国の場合は可
例外として
個別に本人の同意を得た場合
欧州委員会の認めた標準契約条項(SCC)を用いて個別に契約した場合
拘束的企業準則(BCR)を策定した場合、多国籍企業間でのデータ流通を可とする。
とあり更にwikipediaだと
>本規則は国家安全保障の活動、または、法の執行のための個人データ処理には適用されない。
>しかし、データ保護規則の改革パッケージは、警察、および、刑事司法分野に対しては、
>個別のデータ保護条例を含んでいる。この個別のデータ保護条例は、国内、欧州、および、
>国際的な個人データの交換に対する包括的な規則を提供している。
うん、後半何書いてるか分からんし、国家安全保障の国家がEU外でも適用されるか分からん。
ただ今回の法定助言書からすると、他国には適用されないんだろうね。
というか、魔薬関連の捜査協力の手続きも出来ずに突っ撥ねて「EUの利益につながる」って
こいつらが麻薬密売組織なの?とか、他国の不利益は全く顧みないの?って思う。
なんかEUの政治組織の奴等って、他人や一般層に迷惑を押し付けながら博愛主義を謳う感じのイメージが強いわ。
Re: (スコア:0)
主権国家として自分達の法を守れよというのは当然のこと。
あ、EUは国家じゃないのか
Re: (スコア:0)
>魔薬
なにそれ、ほしいかも
Re:これが倒産の引き金になると誰が予想しただろうか (スコア:2, すばらしい洞察)
日欧EPAでも係争に関する協定が除外されたから、これは起こりうるね。
日本の歴史を振り返ると治外法権の撤廃と関税自主権の尊重は避けては通れない。そして、貿易協定は両国の合意の下に互いの関税自主権を放棄することにある。逆に言うと、互いの裁判権を制限しあうような制度が誕生したなら、それはもう実質的には連邦国家になっている状態であって、EUはこれに該当する。
で、関税関連は先に発効させて、紛争解決は来年中に妥結するのがEUの意向だから、日本はEUに入るルートだな、今は。
Re: (スコア:0)
麻薬・人身売買・銃器密売・マネロン辺りの案件は互いに国際協力すべきなんじゃないのかね。
Re: (スコア:0)
どちらかで有罪になるしかないですね
罰金込みでコスト計算したシステムを構築するんでしょう
Re: (スコア:0)
つまり、菅直人が悪いんでしょ?
Re: (スコア:0)
矛盾した義務を確定させたのはそうですけど、
司法が「相反する義務を負うことになっても、根拠となる司法判断がある以上、間接強制を決定できる」 [wikipedia.org]
と言っちゃってるわけで、仮に個々の訴訟について最高裁まで争っても、
結果として、開けても閉じても制裁金を支払わなければならないという
状態に陥る可能性はあるのでは?
# 矛盾した状態を解消する努力すらしなかったのは擁護できませんが
Re: (スコア:0)
それぞれ別根拠での義務が発生するなんて別に珍しい話ではないよ。
契約なんぞでも良くある話なんで裁判で『調停』したりする訳ですが。