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ロシア政府が「違法な薬物」に関するコンテンツをブロッキングして、その結果サイト全体が巻き添えになるという話ですね。
現状の日本の児童ポルノブロッキングも、同じドメインのサイトがオーバーブロッキングされる仕様なので、合法コンテンツが巻き添えになる点ではロシアと変わりないです。
日本では、
「AはBに勝るとも劣らない」とはAとBとがほぼ同レベルということなので逆にしてみた。 ↓ 一般に「著作権侵害」というのは「違法な薬物」に勝るとも劣らない害悪があると考えられている
とも(接助副助終助) [goo.ne.jp]は、
確定した事柄を条件とし、それに制約されずにある事柄が実現する意を表す。たとえ、そうであっても。…のだが、それにしても。…たとしても。
という意味を持っているので、
『違法な薬物の害悪』が、『著作権侵害の害悪』に勝った(上回った)としても、劣る(下回る)ことはない
という意味になります。
「劣る(下回る)ことはない」の部分は、「『著作権侵害の害悪』に勝った(上回った)としても」の仮定が成立している部分のみ有効ですから、「『著作権侵害の害悪』に勝らない」場合には成立しません。
場合分けして考えてみると、『違法な薬物の害悪』が『著作権侵害の害悪』に勝るという仮定が成立した場合
(違法な薬物の害悪) < (著作権侵害の害悪) が成立しないことになるので、
(違法な薬物の害悪) ≧ (著作権侵害の害悪) となります。
そして、『違法な薬物の害悪』が『著作権侵害の害悪』に勝るという仮定が成立しない場合には、「劣る(下回る)ことはない」の部分は意味をなさなくなりますので、仮定の条件から、
一見 (違法な薬物の害悪) ≦ (著作権侵害の害悪) が成立するように思えます。
しかし、日本語の「とも(接助副助終助)」は「確定した事柄を条件」を意味するため、『一般に「違法な薬物」というのは「著作権侵害」に勝る』という部分で、
(違法な薬物の害悪) > (著作権侵害の害悪) が確定しているのです。
即ち、(違法な薬物の害悪) = (著作権侵害の害悪) も成り立ちません。
結論としては、
一般に「違法な薬物」というのは「著作権侵害」に勝るとも劣らない害悪があると考えられている
は、
一般に (違法な薬物の害) > (著作権侵害の害) と考えられている
と同じ意味ということになります。前述の理由により、(違法な薬物の害) = (著作権侵害の害) は成立しません。
「=」を排除する必要はありません。むしろ、「勝るとも劣らない」の慣用句の意味としては「=」を入れるべきです。
#2865804 への反論としては、個々の事例を探せば「=」となる事もあるだろうが、「一般に」として、全ての事例で「≧」であると主張したのであって、全ての事例で「=」であると主張しているわけではない。したがって逆にすることはできない。
あたりで良いのではないでしょうか。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
日本も数年先は怪しい気がする (スコア:2)
ロシア政府が「違法な薬物」に関するコンテンツをブロッキングして、その結果サイト全体が巻き添えになるという話ですね。
現状の日本の児童ポルノブロッキングも、同じドメインのサイトがオーバーブロッキングされる仕様なので、合法コンテンツが巻き添えになる点ではロシアと変わりないです。
日本では、
Re:日本も数年先は怪しい気がする (スコア:0)
「AはBに勝るとも劣らない」とはAとBとがほぼ同レベルということなので逆にしてみた。
↓
一般に「著作権侵害」というのは「違法な薬物」に勝るとも劣らない害悪があると考えられている
・・・そ、そうなの、か?
論理的に「AとBとがほぼ同レベル」ではなく「A>B」となる (スコア:2)
とも(接助副助終助) [goo.ne.jp]は、
という意味を持っているので、
『違法な薬物の害悪』が、『著作権侵害の害悪』に勝った(上回った)としても、劣る(下回る)ことはない
という意味になります。
「劣る(下回る)ことはない」の部分は、「『著作権侵害の害悪』に勝った(上回った)としても」の仮定が成立している部分のみ有効ですから、「『著作権侵害の害悪』に勝らない」場合には成立しません。
場合分けして考えてみると、『違法な薬物の害悪』が『著作権侵害の害悪』に勝るという仮定が成立した場合
(違法な薬物の害悪) < (著作権侵害の害悪) が成立しないことになるので、
(違法な薬物の害悪) ≧ (著作権侵害の害悪) となります。
そして、『違法な薬物の害悪』が『著作権侵害の害悪』に勝るという仮定が成立しない場合には、「劣る(下回る)ことはない」の部分は意味をなさなくなりますので、仮定の条件から、
一見 (違法な薬物の害悪) ≦ (著作権侵害の害悪) が成立するように思えます。
しかし、日本語の「とも(接助副助終助)」は「確定した事柄を条件」を意味するため、『一般に「違法な薬物」というのは「著作権侵害」に勝る』という部分で、
(違法な薬物の害悪) > (著作権侵害の害悪) が確定しているのです。
即ち、(違法な薬物の害悪) = (著作権侵害の害悪) も成り立ちません。
結論としては、
一般に「違法な薬物」というのは「著作権侵害」に勝るとも劣らない害悪があると考えられている
は、
一般に (違法な薬物の害) > (著作権侵害の害) と考えられている
と同じ意味ということになります。前述の理由により、(違法な薬物の害) = (著作権侵害の害) は成立しません。
Re: (スコア:0)
「=」を排除する必要はありません。
むしろ、「勝るとも劣らない」の慣用句の意味としては「=」を入れるべきです。
#2865804 への反論としては、
個々の事例を探せば「=」となる事もあるだろうが、
「一般に」として、全ての事例で「≧」であると主張したのであって、
全ての事例で「=」であると主張しているわけではない。
したがって逆にすることはできない。
あたりで良いのではないでしょうか。