アカウント名:
パスワード:
収益事業としてはもちろんレコード出版なんかが柱になるんでしょうけど、組織としての存在意義はむしろクリエイターの互助会と、それを通してのVOCALOID文化の振興なんじゃないかと思います。
クリエイターの方へ [ugc-pub.com]を見ると
会員登録(無料)の上「ボカロイド互助会」の資格を得て頂き、意見交換、情報共有の場を設けます。複雑な音楽ビジネスの権利関係を一緒に研究(講習会)したり、コンテンツ制作環境の有用情報や同人イベント情報などを共有します。
というのが第一に挙がっています。 これまではクリプトン・フューチャーメディアが運営するピアプロがそれに近いことをやっていたわけですが、VOCALOID3になるといろんな会社から音声ライブラリが発売されるようなので、サードパーティーの一つであるクリプトン・フューチャーメディアが母体だと(特にお金の絡む)活動範囲などでいろいろ不都合が出てくる可能性があります。 ピアプロの思想自体はヤマハのVOCALOIDチームでも賛同する部分があったでしょうし、ややこしい話になりがちな権利回りの話はこちらで引き受けましょう、という意図があるのではないかと。
JASRACまわりの話も実は昨年末に大きな動きがありまして、一部の有名VOCALOID楽曲作者がJASRACに部分信託するという動きが出始めています。(参考記事:「作家が主役」の時代――JASRAC・部分信託で何が変わる? [ascii.jp]) 初音ミクがブレイクしてVOCALOIDブームというものが始まってから3年、動画共有サイトという限られたコミュニティから抜け出して、さらにマスに浸透していくのか、ニッチなジャンルとして安定してしまうのか、過渡期に来ているんじゃないかと思います。そこで重要になってくるのが「お金の絡んだフィールドにどうやって広げていくか」という問題です。 その部分を何とかしようと考えてこういう組織を作るに至ったのではないかと推測しています。
ちなみに、お金の話をするのであれば、ヤマハにとって見れば収益元は音声ライブラリを出しているサードパーティーからの音声合成エンジンの利用ロイヤリティなわけで、文化としてVOCALOID楽曲を盛り上げてユーザーの活動を活発化することで、回りまわってロイヤリティ収益の増加につながる、ということを期待しているんじゃないですかね。 もちろん、レコード出版業やらイベント運営やらでも収益は期待してはいるでしょうけど、それでエンドユーザーにそっぽ向かれてしまっては元も子もないわけで、楽曲の権利で金を搾り取ろうと考えているわけではないと思いますよ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
おそらく、本丸はクリエイターのコミュニティ (スコア:5, 参考になる)
収益事業としてはもちろんレコード出版なんかが柱になるんでしょうけど、組織としての存在意義はむしろクリエイターの互助会と、それを通してのVOCALOID文化の振興なんじゃないかと思います。
クリエイターの方へ [ugc-pub.com]を見ると
というのが第一に挙がっています。
これまではクリプトン・フューチャーメディアが運営するピアプロがそれに近いことをやっていたわけですが、VOCALOID3になるといろんな会社から音声ライブラリが発売されるようなので、サードパーティーの一つであるクリプトン・フューチャーメディアが母体だと(特にお金の絡む)活動範囲などでいろいろ不都合が出てくる可能性があります。
ピアプロの思想自体はヤマハのVOCALOIDチームでも賛同する部分があったでしょうし、ややこしい話になりがちな権利回りの話はこちらで引き受けましょう、という意図があるのではないかと。
JASRACまわりの話も実は昨年末に大きな動きがありまして、一部の有名VOCALOID楽曲作者がJASRACに部分信託するという動きが出始めています。
(参考記事:「作家が主役」の時代――JASRAC・部分信託で何が変わる? [ascii.jp])
初音ミクがブレイクしてVOCALOIDブームというものが始まってから3年、動画共有サイトという限られたコミュニティから抜け出して、さらにマスに浸透していくのか、ニッチなジャンルとして安定してしまうのか、過渡期に来ているんじゃないかと思います。そこで重要になってくるのが「お金の絡んだフィールドにどうやって広げていくか」という問題です。
その部分を何とかしようと考えてこういう組織を作るに至ったのではないかと推測しています。
ちなみに、お金の話をするのであれば、ヤマハにとって見れば収益元は音声ライブラリを出しているサードパーティーからの音声合成エンジンの利用ロイヤリティなわけで、文化としてVOCALOID楽曲を盛り上げてユーザーの活動を活発化することで、回りまわってロイヤリティ収益の増加につながる、ということを期待しているんじゃないですかね。
もちろん、レコード出版業やらイベント運営やらでも収益は期待してはいるでしょうけど、それでエンドユーザーにそっぽ向かれてしまっては元も子もないわけで、楽曲の権利で金を搾り取ろうと考えているわけではないと思いますよ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される