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日本棋院は棋譜に著作権があると主張して、見たいなら買えという方針。アマが自由に勉強できない環境にしておいて囲碁の普及をとか言うのはおかしい。
最近、こういう、何でもかんでも(原価さえも無視して)「無料じゃない=自由じゃない」という主張が良くありますが、これも疑似「自由」の主張なんじゃないでしょうかね。
アマが自由に勉強できない環境にしておいて
日本棋院が、アマチュアが自分で棋譜を作ることや、アマチュアが自分で作った棋譜を公開/頒布することを(著作権をタテに)禁止しているわけじゃないんでしょう?少なくとも、日本棋院が作った棋譜の著作権が、日本棋院にあるのはあたりまえなのではありませんか。日本棋院が棋譜を作ることに要したコストが価格に転嫁されるのも、資本主義社会ではあたりまえのよ
著作権とは、著作物について発生する権利です。著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」です。
だから創作的でなかったり、文芸、学術、美術や音楽でなかったりすると、著作物とは認められず、著作権も発生しません。
例えば事実をただたんに書いた物だとか、誰が書いても同じようにしかならない短文は著作物とは認められず、著作権はありません。著作物でない文章等を書いて、著作権を主張するのは、それこそ疑似著作権です。
だからこの場合、棋譜が著作物であるかどうかが問題になります。
で、丁度Wikipedia で纏め [wikipedia.org]られてますが、海外では棋譜に著作権が無いと言うのが慣例で、日本では法律の専門家は著作権は無いと言っているようです。が、日本の各種団体は著作権があると主張しているようです。判例はないみたいなので、まだ主張・議論中と言った所のようです。
#1886545 [srad.jp]のACです。 tomone [srad.jp]さん、Miyakawa [srad.jp]さん、ご指摘ありがとう御座います(まとめての御礼で申し訳ありません)。
(tomoneさん)
(Miyakawaさん)
棋譜は著作物なのか、もしその場合、日本棋院はその著作者なのか、というのが論点になります。
この点は納得です。日本棋院が作って売っている棋譜が、日本棋院による「何らかの創意工夫のある」ものである
> 「著作権をタテに」有償で販売
仮に棋譜に著作権がなくても、有償で販売すること自体に問題があるとは思えません。
明治の文壇の小説は青空文庫でも無料で読めますが、岩波とかで印刷した物は有料だったりするので。
一口に棋譜と言っても、単に「何手目に何を打った」と言う記述の羅列の場合もあれば、見やすいように色分けしたり、ビジュアルを凝らした場合での扱いも変わってくるでしょう。
前者の場合だと事実の羅列ですが、後者の場合だと別の著作権が生まれる場合もあるでしょう。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
囲碁の棋譜もそう (スコア:0)
日本棋院は棋譜に著作権があると主張して、見たいなら買えという方針。
アマが自由に勉強できない環境にしておいて囲碁の普及をとか言うのはおかしい。
Re: (スコア:1, おもしろおかしい)
最近、こういう、何でもかんでも(原価さえも無視して)「無料じゃない=自由じゃない」という主張が良くありますが、これも疑似「自由」の主張なんじゃないでしょうかね。
日本棋院が、アマチュアが自分で棋譜を作ることや、アマチュアが自分で作った棋譜を公開/頒布することを(著作権をタテに)禁止しているわけじゃないんでしょう?
少なくとも、日本棋院が作った棋譜の著作権が、日本棋院にあるのはあたりまえなのではありませんか。
日本棋院が棋譜を作ることに要したコストが価格に転嫁されるのも、資本主義社会ではあたりまえのよ
Re:囲碁の棋譜もそう (スコア:4, 参考になる)
著作権とは、著作物について発生する権利です。
著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」です。
だから創作的でなかったり、文芸、学術、美術や音楽でなかったりすると、
著作物とは認められず、著作権も発生しません。
例えば事実をただたんに書いた物だとか、誰が書いても同じようにしかならない
短文は著作物とは認められず、著作権はありません。
著作物でない文章等を書いて、著作権を主張するのは、それこそ疑似著作権です。
だからこの場合、棋譜が著作物であるかどうかが問題になります。
で、丁度Wikipedia で纏め [wikipedia.org]られてますが、
海外では棋譜に著作権が無いと言うのが慣例で、
日本では法律の専門家は著作権は無いと言っているようです。
が、日本の各種団体は著作権があると主張しているようです。
判例はないみたいなので、まだ主張・議論中と言った所のようです。
TomOne
Re: (スコア:0)
#1886545 [srad.jp]のACです。
tomone [srad.jp]さん、Miyakawa [srad.jp]さん、ご指摘ありがとう御座います(まとめての御礼で申し訳ありません)。
(tomoneさん)
(Miyakawaさん)
この点は納得です。
日本棋院が作って売っている棋譜が、日本棋院による「何らかの創意工夫のある」ものである
Re:囲碁の棋譜もそう (スコア:1)
> 「著作権をタテに」有償で販売
仮に棋譜に著作権がなくても、有償で販売すること自体に問題が
あるとは思えません。
明治の文壇の小説は青空文庫でも無料で読めますが、
岩波とかで印刷した物は有料だったりするので。
一口に棋譜と言っても、単に「何手目に何を打った」と言う記述の
羅列の場合もあれば、見やすいように色分けしたり、
ビジュアルを凝らした場合での扱いも変わってくるでしょう。
前者の場合だと事実の羅列ですが、
後者の場合だと別の著作権が生まれる場合もあるでしょう。
TomOne