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「権利」って言葉が、法的な定義と一般的(というか口語的?)な定義とで異なることも遠因なんでしょうね。
法的に「権利がある」と言う場合、本来条文上で明確に定義されたものだけが「権利」で、それ以外の「やってもかまわないこと」は単に制限・禁止されていないことでしか無い。でも一般的には「私には○○する権利がある」と口走る場合、おおむね「私がそれをしても問題ない(≒警察とかに捕まらない)」程度の認識でしょう。後者の認識の人が、聞きかじった法律用語を振り回して自分の言葉に権威付けしようとすると、トピックにあるような「擬似○○権」を生み出してしまう。
「権利がある」=「いくらやってもかまわない」でもないし、「権利がない」=「絶対やっちゃだめ(やったら罰せられる)」でもないんですが、なかなか普段から意識して「権利」という言葉を使ってる人は多くない印象があります。
そうですよね。
この手の論争に不毛感を感じるのは、あたかも、世の中の決まり事がすべて法律で明文化されていると、勘違いしている人が多いせいではないでしょうか?
複数の人間が生きていくために社会を構成している以人間同士の間で決まり事を作って大多数がそれに従わないと、社会が円滑に回りません。法律は、その決まり事のごく一部で、最低限のことを決めているに過ぎない。人間同士の間の決まり事には、法律以外に、モラル(道徳)・慣習・約束やローカルルールなど、いろいろある。あくまで決まり事の目的は、社会を円滑にすることであって、白黒つけることではない。なのに、すべて明文化して白黒つけることを目的とした法律で議論しようとして、話がこじれるし、ギスギスもする。まあ、法律家はそれが飯の種になるからいいんでしょうが、逆に住みにくい世の中になっていくような、、、
まぁ、あれだ。言ったもん勝ち。
ってか、「法律orルールorマナーで、禁止します」と言っておけば、たいがい黙るからええんとちゃう?逆らうのがいたら、そこで考えよ..ってな程度のことを言っている人が結構いますよね。
>あくまで決まり事の目的
こうしたいと思っていることを決まり事という手段で実現しているわけだからね。その「こうしたい」が、白黒つけたい/円滑にしたい/面倒だから手をぬきたいのどれかであるかは、別の話じゃないのかな?
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
「権利」という言葉 (スコア:1)
「権利」って言葉が、法的な定義と一般的(というか口語的?)な定義とで異なることも遠因なんでしょうね。
法的に「権利がある」と言う場合、本来条文上で明確に定義されたものだけが「権利」で、それ以外の「やってもかまわないこと」は単に制限・禁止されていないことでしか無い。
でも一般的には「私には○○する権利がある」と口走る場合、おおむね「私がそれをしても問題ない(≒警察とかに捕まらない)」程度の認識でしょう。
後者の認識の人が、聞きかじった法律用語を振り回して自分の言葉に権威付けしようとすると、トピックにあるような「擬似○○権」を生み出してしまう。
「権利がある」=「いくらやってもかまわない」でもないし、「権利がない」=「絶対やっちゃだめ(やったら罰せられる)」でもないんですが、
なかなか普段から意識して「権利」という言葉を使ってる人は多くない印象があります。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
そうですよね。
この手の論争に不毛感を感じるのは、あたかも、世の中の決まり事がすべて法律で明文化されていると、
勘違いしている人が多いせいではないでしょうか?
複数の人間が生きていくために社会を構成している以人間同士の間で決まり事を作って大多数がそれに従わないと、社会が円滑に回りません。法律は、その決まり事のごく一部で、最低限のことを決めているに過ぎない。
人間同士の間の決まり事には、法律以外に、モラル(道徳)・慣習・約束やローカルルールなど、いろいろある。あくまで決まり事の目的は、社会を円滑にすることであって、白黒つけることではない。
なのに、すべて明文化して白黒つけることを目的とした法律で議論しようとして、話がこじれるし、ギスギスもする。
まあ、法律家はそれが飯の種になるからいいんでしょうが、逆に住みにくい世の中になっていくような、、、
Re:「権利」という言葉 (スコア:1)
まぁ、あれだ。言ったもん勝ち。
ってか、「法律orルールorマナーで、禁止します」と言っておけば、たいがい黙るからええんとちゃう?
逆らうのがいたら、そこで考えよ..ってな程度のことを言っている人が結構いますよね。
>あくまで決まり事の目的
こうしたいと思っていることを決まり事という手段で実現しているわけだからね。
その「こうしたい」が、白黒つけたい/円滑にしたい/面倒だから手をぬきたい
のどれかであるかは、別の話じゃないのかな?