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かの問題に関するネット上の議論で面白いのは論点ずらしとレッテル張りの横行がすごいことかなぁ。
思想面の問題を除いた上でも、大きな問題点として
1、 現在の出版状況が青少年へ悪影響を及ぼしているとする具体的するデータがない2、 対象媒体の偏り3、 18禁とする場合の基準が明確にされていない
とかがあると思うわけですよ。(勉強不足で間違いがあったらすみません) この点についての議論がつくされていないのは今回の出版社側発表にもあるように散々いわれている通り。
なのにネット上の議論だと反対派がエロ本は性犯罪を抑えるとか言ってたり、賛成派が反対者はロリコンだとレッテル張りしてたり。 フレームとしては面白いですが議論になってねぇ。
まぁ推進側の人がきちんと議論しないのもわかります。理屈で遣り合ったら負けますよ。 ですが、机上での批判にも耐えられない条例がまともに機能するとは思えません。 出版社の行動は機能不全の第一段階じゃないですかね。
ですが、机上での批判にも耐えられない条例がまともに機能するとは思えません。
そして、ネット上での議論を見ていて面白いのは、そんな運用可能性すら怪しい条例案に、まるでこの世の終わりのような論調が平気でまかり通っている点ですかね。まるで成立した日を境に漫画作品は書店から消滅し、コミケは警察の狩場になり、漫画・アニメファンは発覚し次第憲兵が片っ端から撲殺して回るような未来像を妄想しているようにすら見えて来る。冗談でも皮肉でもなく。ただでさえ脆弱な業界ですし、日本の東京一極集中は有名ですから、結構な影響が出るのは確かでしょう。過小評価している人も少なくないのも事実ですが、声を上げるにしても「騒ぎ方が違う」ような印象があるんですよ。正直、傍目には集団ヒステリーのようにしか見えない。前回もそうでしたし、日本ユニセフの「準児童ポルノ」騒動の時も少なからずヒステリー的な騒ぎ方をしているように見えました。そして、あまりにも規制導入を恐れすぎるあまり、この方向に斬り込まれそうなものは、なんであろうと、例え実写作品であっても一歩たりとも譲らない、という強硬な意見が目立つように思えます。それはちょっと待ってくれよと。皆さんが恐れているのは、それまで普通に読んでいた漫画作品が不名誉なレッテルを貼られて抹殺されることであって、本物の児童ポルノを守ることではないでしょう?
描写がひどいのはごく一部の作品であることは判っています。判っていますが、それでも個人的にも漫画作品がきちんとレーティングされているようには見えない。今回の条例案はもう押し返しは不可能でしょうが、そこからさらに斬り込まれないようにするため、あるいはコントロール権を業界に取り戻すためにも、例えばゲーム業界のCEROのような、「もう少しきめの細かいレーティング制度」は検討すべき時に来ているのではないかと思います。今は出版基準の一般向け・成人向けしかなく、一般向けの作品の中に成人向けに限り無く近い内容のものが増えて目立って来ていることが突かれているわけですから。
# そもそもCERO自体、そういう規制圧力への対抗手段として誕生した経緯があるのですが。
## 前半と後半で言いたいことが変わったのでAC
紀伊国屋事件ってごぞんじない?
んー、あなたも勝手に反対派の考えを誇大妄想し過ぎでは?
まるで成立した日を境に漫画作品は書店から消滅し、コミケは警察の狩場になり、漫画・アニメファンは発覚し次第憲兵が片っ端から撲殺して回るような未来像を妄想しているようにすら見えて来る
いきなりそういう事態が起きるとは、誰も思ってはいないのでは?ただし、いけないルナ先生の絶版騒動やその後の出版社の委縮を見ている立場としては、ゆるやかに社会がその方向に進んでいる懸念は感じますよ。今回は主要出版社が反対の立場を明確にしているので、ToLOVEる絶版とかにはならないかもしれませんが、条例が可決された場合、その後の都の出方次第では、あり得ない話ではありません。
例え実写作品であっても一歩たりとも譲らない、という強硬な意見が目立つように思えます。
私の周りの反対派でも、「実写児童ポルノ」への規制はやむなしから積極的賛成まで、少なくとも「実写児童ポルノ」を積極的に守ろうという意見は聞かないのですが、私とは意見とやらを見ている場所が違うのでしょうか?反対派の言い分は、非実在青少年云々言う前に実在青少年の保護(実写児童ポルノに関わる業者・「親」の摘発、虐待児童の発見・保護)に力入れろよ、でほぼ集約されると思います。
後段の意見に関してはほぼ同意見なので、突っ込みなし。
俺は本物の児童ポルノも守りたいよ芸術性とポルノ性(わいせつ性)が判例上次元の異なる問題とされている以上は論理的に考えて高い芸術性を有する児童ポルノも存在するはずだもの思想の押しつけはやめてほしい
そんな運用可能性すら怪しい条例案
元のコメントと、そして多くの人が心配しているのはおそらく「本来守るべきものが守られない」という点で機能しないと言う点ではないか。できた条例が良くも悪くも一切機能せず、全く役に立たないのならばまだマシですが、本来守るべきものは守られず、弊害ばかり目立つようになっちゃうのを心配している。
こういった点で、著作物保護と言うより、児童ポルノ防止に役に立たない(むしろ悪影響がある)として反対している人もいる。と言うかむしろ私の周りにはこういう人の方が多いというか、この条例が実在する児童に対する児童ポルノの抑止につながると思って反対運動している人はいないよ。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
議論の焦点が矮小化されるのはなんでなんだぜ (スコア:5, すばらしい洞察)
かの問題に関するネット上の議論で面白いのは論点ずらしとレッテル張りの横行がすごいことかなぁ。
思想面の問題を除いた上でも、大きな問題点として
1、 現在の出版状況が青少年へ悪影響を及ぼしているとする具体的するデータがない
2、 対象媒体の偏り
3、 18禁とする場合の基準が明確にされていない
とかがあると思うわけですよ。(勉強不足で間違いがあったらすみません)
この点についての議論がつくされていないのは今回の出版社側発表にもあるように散々いわれている通り。
なのにネット上の議論だと反対派がエロ本は性犯罪を抑えるとか言ってたり、賛成派が反対者はロリコンだとレッテル張りしてたり。
フレームとしては面白いですが議論になってねぇ。
まぁ推進側の人がきちんと議論しないのもわかります。理屈で遣り合ったら負けますよ。
ですが、机上での批判にも耐えられない条例がまともに機能するとは思えません。
出版社の行動は機能不全の第一段階じゃないですかね。
Re:議論の焦点が矮小化されるのはなんでなんだぜ (スコア:0)
そして、ネット上での議論を見ていて面白いのは、そんな運用可能性すら怪しい条例案に、まるでこの世の終わりのような論調が平気でまかり通っている点ですかね。まるで成立した日を境に漫画作品は書店から消滅し、コミケは警察の狩場になり、漫画・アニメファンは発覚し次第憲兵が片っ端から撲殺して回るような未来像を妄想しているようにすら見えて来る。冗談でも皮肉でもなく。
ただでさえ脆弱な業界ですし、日本の東京一極集中は有名ですから、結構な影響が出るのは確かでしょう。過小評価している人も少なくないのも事実ですが、声を上げるにしても「騒ぎ方が違う」ような印象があるんですよ。正直、傍目には集団ヒステリーのようにしか見えない。前回もそうでしたし、日本ユニセフの「準児童ポルノ」騒動の時も少なからずヒステリー的な騒ぎ方をしているように見えました。
そして、あまりにも規制導入を恐れすぎるあまり、この方向に斬り込まれそうなものは、なんであろうと、例え実写作品であっても一歩たりとも譲らない、という強硬な意見が目立つように思えます。それはちょっと待ってくれよと。皆さんが恐れているのは、それまで普通に読んでいた漫画作品が不名誉なレッテルを貼られて抹殺されることであって、本物の児童ポルノを守ることではないでしょう?
描写がひどいのはごく一部の作品であることは判っています。判っていますが、それでも個人的にも漫画作品がきちんとレーティングされているようには見えない。今回の条例案はもう押し返しは不可能でしょうが、そこからさらに斬り込まれないようにするため、あるいはコントロール権を業界に取り戻すためにも、例えばゲーム業界のCEROのような、「もう少しきめの細かいレーティング制度」は検討すべき時に来ているのではないかと思います。今は出版基準の一般向け・成人向けしかなく、一般向けの作品の中に成人向けに限り無く近い内容のものが増えて目立って来ていることが突かれているわけですから。
# そもそもCERO自体、そういう規制圧力への対抗手段として誕生した経緯があるのですが。
## 前半と後半で言いたいことが変わったのでAC
Re:議論の焦点が矮小化されるのはなんでなんだぜ (スコア:2, 興味深い)
紀伊国屋事件ってごぞんじない?
Re:議論の焦点が矮小化されるのはなんでなんだぜ (スコア:1)
んー、あなたも勝手に反対派の考えを誇大妄想し過ぎでは?
いきなりそういう事態が起きるとは、誰も思ってはいないのでは?
ただし、いけないルナ先生の絶版騒動やその後の出版社の委縮を見ている立場としては、ゆるやかに社会がその方向に進んでいる懸念は感じますよ。
今回は主要出版社が反対の立場を明確にしているので、ToLOVEる絶版とかにはならないかもしれませんが、条例が可決された場合、その後の都の出方次第では、あり得ない話ではありません。
私の周りの反対派でも、「実写児童ポルノ」への規制はやむなしから積極的賛成まで、少なくとも「実写児童ポルノ」を積極的に守ろうという意見は聞かないのですが、私とは意見とやらを見ている場所が違うのでしょうか?
反対派の言い分は、非実在青少年云々言う前に実在青少年の保護(実写児童ポルノに関わる業者・「親」の摘発、虐待児童の発見・保護)に力入れろよ、でほぼ集約されると思います。
後段の意見に関してはほぼ同意見なので、突っ込みなし。
Re: (スコア:0)
俺は本物の児童ポルノも守りたいよ
芸術性とポルノ性(わいせつ性)が判例上次元の異なる問題とされている以上は
論理的に考えて高い芸術性を有する児童ポルノも存在するはずだもの
思想の押しつけはやめてほしい
Re: (スコア:0)
元のコメントと、そして多くの人が心配しているのはおそらく「本来守るべきものが守られない」という点で機能しないと言う点ではないか。
できた条例が良くも悪くも一切機能せず、全く役に立たないのならばまだマシですが、本来守るべきものは守られず、弊害ばかり目立つようになっちゃうのを心配している。
こういった点で、著作物保護と言うより、児童ポルノ防止に役に立たない(むしろ悪影響がある)として反対している人もいる。
と言うかむしろ私の周りにはこういう人の方が多いというか、この条例が実在する児童に対する児童ポルノの抑止につながると思って反対運動している人はいないよ。